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天狼院通信

新年早々、目標を撤回して誠に申し訳ございませんが《天狼院通信》


天狼院書店店主の三浦でございます。

新年早々、誠に申し訳ございませんが、昨年末よりも掲げておりました、今年の僕の最大の目標を、撤回させていただきます。

今年は、週に少なくとも1日、うまくいけば1日半休むと公言しておりました。

けれども、これをやめます。

休むが、辛いんです。
イライラして、仕方がないんです。
苦しいんです。

今年に入って一日目の休み、すなわち、元日まではよかったんです。
温泉にも行って、箱根駅伝も、偶然にも見て、なんだ、僕って全然「休日弱者」じゃないかも!

なんて思っていたんですが、甘かったんですね。

2回目の休みに設定していた、先日の金曜日には、Web天狼院書店のサーバーが、本当に不本意な理由でダウンして、その対応に追われ、夜にも、結局は仕事が連なり、寸隙をつくように、映画だけは観られたんですが、なぜか、普段より、イライライライラして仕方がない。
しかも、疲れて疲れて仕方がない。

それで、ふと、気づいたんです。

「休み」だと思うから、イライラするんだって。
「休み」なのに、仕事が入ると思うから、なんだか、そんな気持ちになるんだって。

今年の元日に休むまで、僕は420日くらい休まないでいて、その前は900日くらい休まないでぶっ通し仕事をしていたわけです、雨の日も風の日も、クリスマスの日も、お盆も元日も。

でも、なんら、つらなくなかった。
むしろ、楽しくて仕方がなかった。

それに、仕事の寸隙をついて、スポットで映画を観に行ったり、温泉に行ったりもしていて、仕事の間に行くもんだから、なんだか、得した気分で、リフレッシュこの上ない。

結局、無理にやらないと決めても、僕は、仕事が好きなんですね。
天狼院の仕事が、もう、面白くて仕方がない。
大好きで、大好きで、仕方がない。

朝早くに起きて、夜遅くまでやっていたとしても、もう本当に夢中になってやっていられるんですね。
もう、ドラクエにかぶりつく小学生みたいに。

ま、リアルなんで、ドラクエの800倍は面白いんですよね、実際。

起業なんてものは、KOEIの『信長の野望』よりも、はるかにハードモードで、難易度がめちゃくちゃ高くって、台風や災害も頻発して、なんども潰れそうになって、それでも、ひとつひとつ作り上げていくと、かたちになってきて、それが、とてつもなく楽しいんです。

もう、気持ちいいくらいに、快楽と言っていいくらいに、楽しいんです。

こんな好きなことを週にたとえ1日でもやめろと言われると、やっぱり、ストレスなんですね。
やめなきゃいけないと思うと、イライライライラして仕方がない。

考えて見れば、働きながら、インプットもできるし、働きながら、遊べる。
働きながら、福岡で美味しいものを食べられるし、京都で勉強もできる。
働きながら、演劇を観ることもできるし、演劇を作ることだってできる。
働きながら、小説を学ぶこともできるし、小説を作ることだってできる。

本を読むのも、僕にとって、仕事です。働くことです。

つまり、僕の人生は、考えて見れば、働くことが好きなことばっかりだから、遊んでいるのと何ら変わらないんですよね。

しかも、遊べば遊ぶほど、みんなにほめられる。

はたらくことで、ストレスが解消されるので、改めて、休日でとらなければならないストレスもない。

逆に、働けないと思うほうが、よっぽどストレスになる。

そう、僕にとっての「自由」は、働くことにあって、天狼院を創りあげる過程にこそある。

つまり、休みで開放されることなんて、何もないんですよね。

「あのさー、僕、休むの、やめようと思うんだ」

と、なっちゃんに言うと、笑いながら、こう言うんです。

「三浦さん、いつも、休んでるじゃないですか」

「へ?」

「何も、休みって、『休日』じゃなくて、いいと思うんですよね。『休息』でいいと思うんです」

「たしかに・・・・・・」

本質を言い当てるのを得意とするなっちゃんが続ける。

「三浦さん、映画にも行っているし、温泉にも、マッサージにも行ってますよね? だから、働く中で、うまく休んでるんですよ。『休息』をとってるんです」

「それだ! それ!! 僕、『休息』でいい! 1日休みなんてなくていいや! やめた!」

ということで、休みを取ることを、やめました。

でも、毎日、思う存分、遊ぶことに決めました。

今年こそは休む、という目標を早くも断念し、本当にすみませんでした。

そして、もう休むなんて、言わないことにしようと思います。

 

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2016-01-13 | Posted in 天狼院通信

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