メディアグランプリ

本当は誰にも教えたくない、人生を変える綿菓子機を手に入れてしまった話


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【4月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:ただくま みほ(ライティング・ゼミ 日曜コース)
 
 
「うゎー、あかんかった! 落ちたぁ!!」
私は頭を抱えた。
 
天狼院書店のライティング・ゼミで学び始めて4ヶ月。ついに最後の月になっていた。
ライティング・ゼミは天狼院書店店主でプロのライターであり、小説家でもある三浦さんが、ライティングの極意を教えてくださる、ゼミスタイルの講座だ。
尊敬する先輩がここで「書くこと」を学ばれたということで、私も門を叩いた。
 
毎週2000字の課題提出があり、コンテンツとして認められると天狼院メディアグランプリという、アクセス数を競い合うサイトに掲載される。
 
今までの掲載率はほぼ五分五分だ。最終月にもなり、毎回安定して掲載されるくらいになっていたいものだが、なかなかそうはいかないところが悲しいところだ。
 
「なんでや!? うおー、そこか! そこかぁ……そうですよね……ごもっとも……」
講評を読むと納得せざるを得ない。
「ほぼ掲載レベルですが…」と続く文章の行間から、「このまま載せてしまうのは、ただくまさんのためにもなりませんので」という編集スタッフさんの気持ちを勝手に感じてしまう私だ。
 
あまりよく天狼院書店の仕組みを知らずに受講を決めてしまった私だったが、自分の記事がメディアグランプリに掲載されて、驚いたことがある。
 
メディアグランプリではアクセス数で順位を競うのだが、ゼミの受講生だけでなく、天狼院のスタッフさん達も投稿されているのである。つまり私の原稿を見て掲載を判断してくださる編集スタッフさんや、いつも細やかなお気遣いで私の担当をしてくださるスタッフさんも掲載されていて、その上なんと涼しい顔してトップの順位を独占されていることもある。
 
最初に見た時はビックリして「スタッフさんが独占かーい!」って一人でツッコミ入れたものだ。
 
でもね、本当のビックリはこの先。だって、そのスタッフさん達の記事、文句なくめっちゃ面白いんだもの! もう、ぐうの音も出ない。
 
そんなスタッフさんが私の原稿に講評してくださるのだ。落選しようが、いや、落選すると、より講評もしっかり読んで気を取り直して次も書くのみ、なのだ!そうして食らいついてきた4ヶ月だった。
 
天狼院書店のライティング・ゼミの告知ページには、「人生を変えるライティング教室」と書かれている。
 
「ふーん」
正直、最初にそれを見た瞬間の私はそんな程度だった。別に「ライティング・ゼミで人生変えよう」と意気込んで申し込んだわけでもない。
 
実のところ、ライティング・ゼミを最終月まで受講してきても「人生変わったぜー!」というほどの実感があるわけでもなかった。
毎回の課題提出やその可否、掲載された記事を読んでくださったからのご感想を頂いたとしても……
 
ん? いやいや、そんなことないぞ。そんなことはないな!
特に最近の記事は熱いご感想をいくつも頂いて、私自身も「書いて、誰かに届けられるってめっちゃすごいことやな!」と震える思いをしたばかりではないか。
 
課題も、落選しても最初の頃ほど気持ちのダメージもなくなってきてるし。
ん? これって人生変わってきてるんじゃないの?
 
そういえばあれは受講3ヶ月目のことだった。いつも私の課題を見てくださるスタッフさんから突然のダイレクトメッセージが来た。
「ただくまさん、ライターズ倶楽部にご興味はありませんか?」
 
ライターズ倶楽部とは一言で言うと、ライティング・ゼミの上のクラスでプロレベルの学びがある場所だ。入るのに入部試験がある。以前ライティング・ゼミを受講し始めた時にその告知ページを見かけた時は「入部試験? 私はお呼びじゃないね」と思ったものだ。
 
だが、あの時から3ヶ月。私がライターズ倶楽部のご案内メッセージを頂き思ったことは「行かない理由がないなー」だった。
入部試験の「5000字を2時間で書く」なんて生まれてこの方、やったこともなければやろうと思ったこともない。できるという確証もなかった。
 
でも不思議と「まあ、やるだけやればいいじゃん。合否は結果にすぎないし。トライしない理由がないよね」と思えた。入部試験までに練習時間も取れなさそうだったが、やることにした。
 
で、まあ結果的にはなんとか受かって、今や私はライティング・ゼミ生でありつつ、ライターズ倶楽部にも所属している。
 
これって、人生変わってきてると思いません?
いや、明らかに変わってきてるよね。自分でも改めて振り返ってみてビックリだ。
 
一体全体、私に何が起きたんだろう。自分でもよくわからない。ただ、無我夢中で書き続けてきた4ヶ月だった。その間にいつの間にかこんなことになっていた。
 
そう、ライティング・ゼミには私を書くことに夢中にさせるものがあったのだ。それは三浦店主による講義だった。毎週の課題提出だった。ゼミ生の仲間の存在だった。そして毎回丁寧に原稿を見てくださる編集スタッフさんからの講評だった。私の質問にいつも親切に答えてくださる担当スタッフさんだった。
 
そんな皆さんに支えられて、書いているうちに、メディアグランプリに掲載して頂き、読んでくださった方からご感想もいただけた。嬉しくなってまた書く、ということが起きている。
 
なんだろう、これ。プラスのスパイラルというか、ライティング・ゼミには上昇気流があったというか、なんというかもっと、楽しくて病みつきになる感じ……
 
そうだ!綿菓子機だ!
例えて言うなら、綿菓子機で次から次へと綿菓子を作っちゃ食べ、作っちゃ食べ、止まらなくなっているようなものだ!
 
おいしいのができるので自分が食べるのも楽しいし、他の人に食べて頂けるのも嬉しい。
もっともっと綿菓子を作りたくなる。つまりもっともっと書きたくなってしまう。綿菓子の材料であるザラメ、つまり書く材料となるインプットにももっと意欲的になってくる。
誰かに読んでもらうための文を毎週書くということはこんなにも人生を楽しくさせるものなんだ。
 
書くことには子どものころから課題を感じてきた。そんな私がライティング・ゼミで「書くって病みつきになるほど楽しい」という綿菓子機を手に入れた。こんな気持ちになれるなんて、やっぱり人生変わってきている。
 
正直言って、ライティング・ゼミはもうそろそろ打ち止めにしてもらってもいいんだけどなー、とも思う。
もう、7200人以上が受講されたそうだし、私も一度くらいはメディアグランプリで1位も取ってみたいから、これ以上ライバル増えるのも困るし……
 
いやいや、でもこの綿菓子機の楽しさをぜひとも知ってもらいたいとも思う。この楽しさを共有できる人が増えて、病みつき的に世の中におもしろいコンテンツを生み出せる人が増えたら……
それって絶対楽しいな!私もまためっちゃ面白い物をインプットできて、もっと面白い物を書けそうだ!
 
本当は誰にも教えたくないくらいなんだけど……人生をもっと楽しくしちゃいたいあなた、「書けたら素敵だなー」と思っているそこのあなた、天狼院書店のライティング・ゼミ、おススメですよ。
 
 
 
 
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この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。
 
http://tenro-in.com/zemi/103447
 

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2020-04-03 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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