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脳トレと筋トレを同時に行える副業とは

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*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

作成者:にじの青(ライティング・ゼミ通信講座)
 
 
お金を払ってトレーニングすることは、スポーツジムやダンス、ヨガなどのいろんな教室が存在しているから、ごく当たり前なのだが、「お金を貰ってトレーニングできる」となると、ちょっと話が変わってくる。
そんな仕事、あるの? と思われるだろう。あるのだ。それも、皆さんが直ぐに思い浮かべる建築作業やスポーツインストラクターではなくで、空いた時間で副業として出来るくらい手軽なもの。しかも、脳のトレーニングも兼ねているから、脳トレと筋トレを同時に出来てしまう。そんな都合良いしごとがあるの?あるのである。それが、今、全国的に増えている、フードデリバリーサービスの自転車配達員だ。
実は、私もこの緊急事態宣言中に、週5日ペースでデリバリースタッフをしていた。おかげで、自粛太りが流行る中、毎日適度な筋トレが出来ていたので、昨年末から比べると5㎏以上余分な脂肪を断捨離した。なので、体験者だからこそ、自転車でのフードデリバリーは、筋トレが出来る副業だと、断言できるのだ。
フードデリバリーサービスを利用したことがあれば、イメージしやすいと思うけれど、「出前頼もうかな~?」となるのは、その場の流れや状況次第なので、毎週月曜日朝10時に渋谷ハチ公前集合、109で受け取り、JR新宿駅東口解散、というような定期定点作業にはなりにくい。
「時間無いから、お昼は作業しながらハンバーガー頼もう」
「いまからオンライン飲み会だから、話しながらでも食べれる焼き鳥にしよう」
その時その時の食べたいものを、皆、思い思いにデリバリーアプリから選んでいるはずだ。時間帯、道路の込み具合、お店の注文状況とか、配達員がどこにスタンバイしているかなんで、何をどこに頼むか悩む理由には、全く関係ないことだろう。なので、配達員はアプリで仕事を受けるまで、今日、自分がどこへ行き、何を届けることになるか、全く予想がつかない。その日ログインして、メインサーバから順不同で振り分けられる仕事なので、
「ぼく、ココは行ったことないから、配達行くの無理です」
という理由は通らない。しかも、届ける商品を飲食店で受け取ってから、商品の届け先が判明する。だから、当然、地図が読める上に、土地勘や交通事情にも、ある程度明るくないと、スムーズに目的地まで行くことが出来ない。麺類やデザート類のように、可及的速やかに届けた方が良い食べ物を、地図アプリの読み上げナビに頼らなければ、目的地までたどり着けない配達員が請け負う可能性だって、ゼロではないのだ。そして、最も恐ろしいのが、地図アプリが常に正しくナビしてくれるとも限らないことだ。
先日、とあるバーからフードデリバリーを注文した際、何故かそのバーのあるビルの裏手が配達先として表示されていて、配達予定時刻を5分以上越えた上に、結局、路上までこちらから出向いたことがある。自分も当事者で、ナビに不備がある場合もあると知っているから、「迷ってしまい、遅くなりました」と謝る配達スタッフさんに、クレーム付けることなく、「ご苦労様でした」と受け取りを済ませた。
そのくらい、実は、配達員と言う仕事は、方向感覚と土地勘、そして機転が効くことが重要な頭脳仕事要素もある。
あと、忘れてはならないのが、注文品を入れるリュック型の配達バッグだ。意外と重い。スポーツサイクルを乗り慣れている人からすれば、良い姿勢は長距離を走る上での基本だ。しかし、普段、ママチャリに乗り慣れている人には、あのバッグを背負って姿勢を自転車乗り続けるだけでも、正直、慣れるまでは辛いだろう。よく、自転車の前かごや、荷台に配達バッグを括り付けている配達スタッフを見かけるが、移動中のスープやだしのこぼれ防止にもなるので、賢明な判断だと思う。しかも、これまた恐ろしい事に、全ての建物に、エレベーターが設置されているとは限らない。一生懸命自転車こいで到着した建物が、階段のみと言う場合も少なからずある。まさに、事前打ち合わせの無いリアルすごろくだ。アプリをクリックしたら、指示が出る。それに対して「マジか~!」とか「あ、近くてラッキ~!」と心の中で一喜一憂している配達スタッフは、意外と多いと思う。私個人は普段の自分が行くことの無い場所へ行くことも出来るので、毎回どこへ配達できるか、密かにワクワクしている。
2時間半で、平均走行距離20~30㎞。背中に、2~3㎏の負荷付。土日のお昼間だけ走っても、月に2~3万円にはなるトレーニング。雨の日は注意が必要だが、自分の空き時間で効率よく身体と脳、両方を鍛えられるし、受け渡し時の対応が良ければ、お客さんからチップを貰える運営会社もある。
最近体力が落ちている。頭の回転が前より悪い。机での作業ばかりで、動く機会が無い。空き時間が不規則。休みの日には、太陽の下に出たい。移動経路を考えるのは、割と好きだ。そんな30代から40代の脚に覚えがある元サイクリストの皆さん。脚に覚えがないけど、自転車乗るのは好きかも。そんな皆さん、脳トレと筋トレを同時にできる副業。一度、お試しください。
 
 
 
 
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2020-07-18 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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