メディアグランプリ

天狼院ライティングゼミ1.0を終えて、いま思うこと



記事:重冨 剛(ライティング・ゼミ)

*この文章は、「天狼院ライティング・ゼミ」の受講生が投稿したものです。
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2015年12月から始まった「天狼院ライティングゼミ1.0」が2016年3月で終了する。
4月からは「天狼院ライティングゼミ2.0」が始まる。

そこで、ライティングゼミを受講して感じたことを書いておこうと思う。

わたしが天狼院のライティングゼミを受講しようと思ったきっかけを一言で言えば「なんとなく、面白そう」だったから。

月に2回の講義を受講し、毎週1回文章を書いて投稿する4ヶ月間。
投稿した文章は PV数で順位をつけ、順位ごとにポイントが加算される。

講義を受講しながら4ヶ月間、自分の文章と向き合ってみようと思った。
自分の書いた文章に順位やポイントが付くということに興味がわいた。

ライティングゼミを受講すると決めた時、自分に対して3つのミッションを課した。
ミッションとは日本語で言うと「到達目標」のことであり、自分が自分に課した宿題のようなもの。わたしは怠け者なので自分に目標や課題を与えないとすぐにサボってしまう。
わたしが自分に課した3つのミッションは、

⑴ 毎週必ず投稿する
⑵ 週間1位を獲得する
⑶ シーズン1位を獲得する

⑴と⑵のミッションは達成したが、⑶は達成できなかった。
すべてのミッションを達成することはできなかったが、ライティングゼミを受講し、自分の文章と向き合い、他の人たちの文章と競い合う経験は新鮮な感覚で、とても満足している。

ライティングゼミでは、文章の基本構造を学んだ。読んでもらうための技術を習得し、ライティングとは何かについて深く考えた。受講して改めて実感したことがある。それは

”文章には無限のパワーが潜んでいる”

ということ。

誰にだって、伝えたいことはある。
自分のことを理解してもらいたいと思っている。
面白い情報や楽しいことがあれば、周りの人に知らせたくなる。
言葉で伝えるのが難しくても、文章でなら伝えられることがある。

そして、文章は永遠に残る。
壊れず、腐らず、風化せず、書いた人の思いを伝える。

源氏物語は今から1000年以上前に書かれた文章なのに、現代のわたしたちが読んでも、物語の世界に入ることができるし、この文章を書いた紫式部がどんな人で、なにを考え、なにを愛し、なにを伝えたかったのか思いを巡らすことができる。

紫式部は自分の書いた文章が1000年後まで残ることを想像していたのだろうか。
彼女の想像力だったら、1000年後のわたしたちが源氏物語を読み継いでいる姿まで想像できていたのかもしれない。

わたしは紫式部ほどの想像力はないし、1000年残るほど文章にパワーもない。
だけど、トレーニングをすれば文章のパワーは確実に強くなる。

文章もスポーツと同じだと思う。
自分と向き合い、適切なトレーニングを繰り返す。そうやって、少しずつでも確実にパワーはついてくる。
スポーツをする目的はオリンピックに出場し、金メダルを獲得することだけではないだろう。
小さい子供でも、お年寄りでもスポーツは楽しめる。
今まで走れなかった距離を走ることができた時、自己ベストを更新した時、球技で得点をあげた時、喜びを感じる。
自分にはどんなスポーツが向いているのか、なにをしている時が一番楽しいのか。
トレーニングはどんなことをしたらいいのか。持久力を鍛えるのか瞬発力を鍛えるのか。どの筋肉に負荷をかけたらいいのか。もっと強いトレーニングをしたほうがいいのか、少し休んだほうがいいのか。
自分のカラダと向き合うことで、パワーをつけていく。

文章を書くこともスポーツも、自分と向き合い適切なトレーニングを積み重ねていくことで確実にパワーはついていく。
子供でもお年寄りでも、男でも女でも、裕福でも貧しくても、文章は書けるし、スポーツを楽しむことはできる。
紫式部になれなくても、金メダルは取れなくても、自分なりのミッションを決めて、それをクリアすればいいのだ。

この4ヶ月、文章としっかり向き合うことができました。
自分が伝えたいことがなんなのか。なにを書いている時が楽しいのか。どうやったら伝わるのか。伝えるために、どんなトレーニングをして、どこを鍛えたらいいのか。
そして今、4ヶ月前の自分より、確実にパワーがつきました。
このパワーをもっともっと強くし、伝えたいことをきちんと伝えられるようになり、面白い情報や楽しいことをみんなに知らせることができるようになっていきたいと思っています。

わたしは今、文章の持つ無限のパワーを信じて、また新たなミッションを設定し、クリアしていこうと企んでいます。

4ヶ月間、貴重な体験をありがとうございました。

***

*この文章は、「天狼院ライティング・ゼミ」の受講生が投稿したものです。

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*この作品は、天狼院メディア・グランプリ参加作品です。
メディア・グランプリは、ゼミ生・スタッフ・出版関係者・著者・作家などプロの書き手も混じって、本気でアクセス数(PV数)を競うものです。
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2016-04-06 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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