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メディアグランプリ

長時間移動の相棒


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:長倉恵美子(ライティング・ゼミ 冬休み集中コース)
 
 
電車や新幹線、飛行機で2時間をこえるような長時間の移動。何を持っていくかは人それぞれだと思うが、私にとっての長時間移動の相棒はkindle paper white(キンドルペーパーホワイト)だ。
 
 
平日の通勤や週末にちょっと出かけるくらいであればiPhoneのkindleアプリでこと足りる。だが、長い距離を時間をかけて移動するとなったら話は別だ。
 
 
新幹線で新大阪まで移動するのに約2時間半、羽田から釧路まで2時間弱。仕事がせっぱつまった状態だったら、仕事を優先するしかない時もある。けれども新幹線や飛行機の微妙な環境でずっとパソコンにむかうのはつらいので、なかなか仕事になった試しがない。
 
 
飛行機の国内線でWiFiはつながったり、つながらなかったりする。国際線の場合はWiFiがあったとしてもお高いので、まず使うことはない。
 
 
新幹線もトンネルが続くと、通信環境が必ずしもいいと言えない場合もある。仕事のメールの下書きをしても保存されずむなしい思いをしたことが……。
 
 
そうであれば、いっそのこと仕事は諦めて、移動の間に本を読んでいたい。私の場合、そんな時に活躍するのがキンドルペーパーホワイトだ。ちょうどサイズ的にはビジネス書と同じくらい。カバーをかけていても一般的なビジネス書の3分の2もあるかどうかという厚さ。
 
 
さて、このコンパクトなキンドルペーパーホワイトの中に何冊の本が入っていると思われるだろうか?
 
 
いま使っているキンドルペーパーホワイトの中には約100冊の本が入っている。2015年に買ったので、最新のモデルはもっと多くの本をダウンロードしておけるはずだ。ビジネス書を一冊持っていくぐらいのスペースと労力で、本棚を持ち出すようなことができる。何を読もうか目移りしてしまうくらいで、移動が楽しい読書の時間に変わる。
 
 
キンドルペーパーホワイトを買う前は、持っていく本を決めるのがちょっと苦痛だった。飛行機で片道6時間以上のフライトだったり、そこから乗り継いでいくような時は一冊ではとても足りない。そうすると何冊かの本を前に「これとあれにする? いっそのこと文庫も持ってっちゃう?」と機内に持ち込むバッグが重たかったこともしばしば。
 
 
その点、キンドルペーパーホワイトで持ち出すのは実に簡単だ。自分のアマゾンのアカウントからキンドルペーパーホワイトを選んでデータを送るだけ。ネット環境のあるところでキンドルペーパーホワイトを立ち上げたら勝手に端末に入ってくる。
 
 
ただ、マンガを中心に読みたい人にはちょっとオススメしがたい。何冊かマンガを入れてあるのだが、ページをめくる時の反応が微妙なのだ。思ったような速度で画面が変わらないので、マンガを読みたい時はiPhoneのkindleアプリに手がのびる。
 
 
マンガ以外に注意が必要なものがある。図が多い本やカラーページが基本とされている本だ。文字のサイズは変えられるが、図のサイズは画面におさまるよう編集されているので大きくならない。見開きで2ページ使って解説しているようなものだと、1ページずつ見ることになるケースもある。また、白い背景に黒い文字というモノクロが前提になっている。そのため、見出しが赤字で本文が黒字だったとしても、文字はすべて黒字で表示される。カラーの本やマンガ、大きな画面で本を楽しみたいということであればiPpadが圧倒的に便利だと思う。
 
 
ただ、キンドルペーパーホワイトで本しか読めないということがメリットになっていることもある。まず電池のもちがいい。基本的に本をダウンロードする時しかネットに接続しないからだ。ほとんど機内モードに設定したまま使っている。持っていく前に充電して、充電ケーブルを使う機会がないまま帰ってくることもよくある。国際線ではUSB経由で充電できる機体にあたることも増えてきたが、暇つぶしのためにiPhoneやモバイルバッテリーの残量を減らしてしまうのが不安な時もある。現地でグーグルマップを使おうとして電池の残量が少なかったら困ってしまう……。その点、キンドルペーパーホワイトは本を読むためにしか使わないので、心おきなく読書をしていられる。
 
 
私にとってはキンドルペーパーホワイトが長時間移動の保険のようなものでもある。2015年に買った時は約15,000円だったと思うが、何回も助けられているのでもう十分にもとはとった気がしている。
 
 
想像してみてほしい。あなたはこれからヨーロッパ行きの飛行機に乗るところだ。直行便とはいえ約12時間のフライトが待っている。荷物を棚に上げて席に座り、機内エンターテイメントの映画とドラマをチェックしてみた。ところが見たいもの、または見られるものが全然ない!
 
 
残念なことに日本語字幕や英語字幕のついている映画が少なかったり、このあいだ映画館でこれ見てきたところだよ……。ということが、時々あるのだ。行きに何本も見てしまい、帰りは見たいものがなかった、なんてこともある。
 
 
そんな時こそキンドルペーパーホワイトの出番である。今日は何を読もうかと端末のライブラリの中をのぞいてみる。
 
 
だからこそ、次の長時間移動の時にもキンドルペーパーホワイトが活躍してくれるに違いないと私は信じている。
 
 
長時間移動をする本好きな方がいたら、ぜひキンドルペーパーホワイトをお供に連れていってほしい。

 
 
 
 
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この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
 

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2020-01-08 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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