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メディアグランプリ

~本当は片づけたくない~


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:匿名(スピード・ライティングゼミ)
 
 
「片づいてしまったら殺風景になって
寂しくなると思うんです」
私の主催する片づけ体験講座に
来られた方の片づけのお悩みを聞いていたら
最後にこう言われた。
 
自分の人生を振り返って
「こんな人生を歩む予定ではなかった」
「あの学校へ頑張って入っていたら
もっと違う道に行ったかも」
「あの時告白していたら、別の人生を歩んでいたかも」
 
「あぁもっと英語を勉強しておけばよかった」
あっこれは私。
 
しかし、こんなことを聞いたことがある
今、自分が住んでいる場所も
仕事もパートナーも友人も上司も
近所の人々までもが
今までの自分の人生の集大成で結果なのだと……
 
片づかない家や、パワハラ上司や、不登校の子供
高圧的な配偶者まで
自分が引き寄せたの!
と思ったら
「そんなことあるわけないじゃん」と思い
 
穴の開いたマンホールに足を
踏み入れてしまったような
心境になる。
 
一歩踏み出す勇気など
そぎ落とされ
引きこもりたくなるのも当然だ。
 
そう落ち込んでいた時
こんなことを言われた。
 
「今の自分の集大成は実は
すべて自分で決めているのですよ」
「どういうことですか?」
「時間がないから片づけられない、
お金がないから片付けられない、
寂しくなるから片付けられない、
と言っていたとします。
○○できないと思っていることを
○○しないに言い換えてみてください」
 
「時間がないから片付けない
お金がないから片付けない
寂しくなるから片付けない」
 
なんか言い方を変えると
自分が片づけをしないと
決めているように感じる
 
わかっちゃいるけどやめられない事
(例、お酒、たばこなど)
必要を感じているけど取り組めない
(例、早起き、早朝ランニングなど)
 
そういうことに関して
理由を後から持ってきて
やらないことにしているのは
実は自分だったのだと気づく
 
理由探しを始めたときは
本当の自分に
うそついていないだろうか?
 
自分を偽っていないだろうか?
 
だってディズニーランドに行きたいとか
北海道へ行きたいとか
留学したいと
計画を立てているときに
行かない理由は考えていないでしょ
 
行きたくなくなったときに
行かない理由を考え始める。
 
毎日会社に行くときも
行かねばならないことさえも
行くと決めているときは
行かない理由は探さない。
 
ある43才の独身女性がいた。
引きこもり、生活保護を受けていた。
その方のお姉様は決まってこういう
「妹は高校生のときに騙されて
人間不信になってしまったのよ」
過去に家族で騙されて
苦しい思いをしたようだった。
 
姉妹で同じ境遇を経験したにも関わらず
姉は結婚して所帯を持っている。
 
過去の苦い経験を自らのバネにするか
しないかの違いなのだ。
 
思いっきりジャンプしようと思えば
思いっきり落ち込むように
 
過去の経験をバネに変えることを知ったら
経験しなかったことより
より高くジャンプできると私は思う。
 
妹さんが引きこもりからジャンプするのは
過去に騙されたから引きこもるのではなく
過去に騙されたけれどもどうしたいか
一歩踏み出した時に人生が変わっていくのかもしれない
と感じた。
 
歴史上の人物も
そんな困難をのりこえて一歩踏み出したからこその
集大成がある
 
ベートーヴェンは耳が聞こえなくなってから
あの有名な第9を作曲したという
 
松下幸之助さんも
貧乏で 体が弱かったからこそ
人を頼って信頼していったという
 
本当に片づけたいのだったら
理由探しをする前に
片づけたい、それならどうしたら片づけられるか
片づけたいんだったらどうしよう
と一歩踏み出してみる。
 
そんな勇気が必要だ
人は今までのままでいたいと思うのは
生命を維持するために必要な感覚だと
聞いたことがある
 
今までのやり方、生き方で
命を守ってきたから
安心なので、現状維持プログラムというのが
働くらしい
 
今までの人生で後悔することがあったら
もしかしたら
自分を偽って、理由探しをして
安心しているのかもしれない。
 
そういう人生も間違いではないし
ありなのだ。
 
むしろそういう人のほうが大多数だ
けれど、私は知ってしまった
 
今の自分は今までの集大成の自分であることを!
やりたいと思ってやらなかったことは
沢山ある。
いろいろな理由をつけてきた
 
そしてやりたかったことすらも
忘れている
 
それくらいのレベルのやりたかった事かも
しれない
 
それをやりたいと思ったその旬で
やってみるという行動に変えてみた
すると驚くことに
 
その点と点が線となって
私の未来が飛んでもない方向へ進んでいくのだ
 
片づけたい!と思ったら
今でしょっと
私は言いたいのだ
 
 
 
 
***
 
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2020-02-07 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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