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メディアグランプリ

人生に迷ったら天狼院書店のライティング・ゼミを受けろ


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【4月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:吉池優海(ライティング・ゼミ 日曜コース)
 
 
8歳の頃、とんでもないペットを飼い始めた。
寿命がどれくらいかも知らなかった。
世話をするのがとんでもなく嫌だったが捨てることもできなかった。
捨てられなかったから、私は嫌々餌をやり、育てた。
 
「死にたい」
私のペットはとてもヘビーだった。
 
一番最初に死にたいと思ったときの記憶はすごく鮮明だ。15年経った今でも昨日のことのように思い出せるし、思い出すと変な脂汗と震えが止まらなくなる。
このペットは私の10代を苦しめた。
友達ができてからもこいつはいなくならず、楽しいことをしていても嬉しいことがあっても、頭の片隅から消えてくれなかったのだ。
成長して高校生になると、ペットも成長した。いつのまにか「死ななければならない」になっていた。
そんな自分を好きになれるわけがない。自分の性格も容姿も好きになれず、できた彼氏に対しても「私が彼女で申し訳ない」と思っていた。いくら他人に否定されても自分はブスと思うことをやめられず、どんどん卑屈になっていった。
 
私は今、実際に自分に起きたことを思い出せない。
最近になって母子共に親しい友人の母にこういわれた。
 
「記憶に蓋しちゃってるんだよ、それ」
 
記憶に、蓋。
 
頭のどこかでわかっていた。あのとき私はちゃんと「いじめにあっていた」。
だが私は、「私が本当にいじめられていたのか」不安で仕方なかった。
ただの子供の戯れだったんじゃないか。あれは被害妄想なんじゃないか。すべて私の妄想なんじゃないか。
記憶に蓋をして自分を護ろうとしていたことが裏目にでて、蓋の中身が本当にあるのかないのかわからず自分のネガティブにさらに追い討ちをかけていた。
「忘れてしまうくらい軽いものだったのならいじめではなかったんだろうし、本当にいじめられて苦しんでいる子もいるのにその程度で死にたいと思ってしまった自分は弱い」
本気で思っていた。
 
成人してからもその考えは変わらず、どんなにポジティブな経験をしても「死なないといけない人間がこんな楽しい思いしてるのは変だ」と常に考えていた。
死ななければいけないのに生きているという環境に私は疲れきっていた。
 
そんな時だ。天狼院書店の「ライティング・ゼミ」に出会ったのは。
母から送られてきたページのリンクを開くとそこにはドデカいフォントでこうあった。
 
「人生を変えるライティング教室」
 
人生を変えるかぁ。へぇ。ふーん。
嘲笑するくらい信じていなかった。マジで信じていなかった。
それでも文章を書くことは元々好きだったので申し込むことにした。
4ヶ月間、2週間に1度の講義と毎週2000字程度の文章を書くという課題。専門学校をやめてから学ぶことをしていなかった私にはちょうどいいノルマに見えた。
まぁ面倒になったらやらなくなるんだろうな。ここでもネガティブが顔を出しながら、「人生を変えるライティング教室」が始まった。
 
それからの4ヶ月間はあっという間だった。
自分でも信じられないくらい真面目で、講義は必ず店舗で受け毎週課題を提出した。
 
最終講で講師の三浦先生は言った。
「4ヶ月間を通して、みなさんはポジティブになっているはずです」
 
鳥肌が立った。
いつのまにかずっと共に過ごしていた面倒なペットがいなくなっていた。「死ななければ」と考えることも減った。それどころか、心を病むことも減った。自分自身を物理的に傷付けることも少なくなった。
 
あれだけ「自分はこいつを捨てられない」、そう思っていたのに。
 
箱の蓋は、ライティング・ゼミを受け始めた時から徐々に開いていたのだ。
 
「死にたい」とはじめて思った日から箱の中身は増えに増え、記憶を封じ込めると共に閉まった蓋はびくともせず、それを取り巻く自分の感情だけが成長していた。
その感情は思考と行動を制限する手枷足枷となり、心身ともに自分を蝕んだ。
いじめが軽いか重いかなんて関係なく「当時の自分がどれだけ辛かったか」それだけのことだったのに、そこに気付く間もなく箱を放置した。
 
そんな手のかかる箱の蓋がたったの4ヶ月で開いてしまった。
面倒なペットもいなくなった。
毎週文章を書いただけで。
 
文章を書くことに集中していた4ヶ月間は私の視点を大きく変えた。
それが「ネガティブなことも文章にできるじゃないか」という究極のポジティブ。
ネガティブな文章を読んで気持ちよくなる人はいない。読む人を明るい気持ちにさせる文章を書くために物事をポジティブに考えていたら、自分自身がポジティブになってしまった。
 
もう本当にびっくりした。
あのときライティング・ゼミの触れ込みを嘲笑した自分が恥ずかしかった。
 
SNSへのネガティブな投稿は少なくなったが、自分を卑下する癖はまだ治っていない。その代わり自分にとっていやな経験をもたらした人間にも感謝するようになった。
その人間たちがいなければ、今こうしてポジティブに変われた自分もまたいないのだから。
 
「頭痛いとかお腹痛いとか、なくなったね。毎日のように言ってたのに」
 
最終講が終わってから母にそういわれた。
そこでも私はハッとした。たしかに。毎日身体の不調に怯えて薬を持ち歩いていたのに。
ライティング・ゼミは思考だけでなく、体調も変えてくれた。
 
ポジティブな世界は別世界だった。
自分が好きなものに対してこんな人間が好いてしまって申し訳ないと思う必要もないし、ホームに入ってくる電車に飛び込めない自分を責める必要もない。
毎朝鏡に写る自分の顔をみて「相変わらずブスだな」と落ち込んでいた自分は消え、「今日も緑の髪色超絶似合ってんな! さぁ化粧で顔面つくるか~」と思えている。
ひとつのことを適度に軽く考えられる世界は私にとって楽園だった。
 
あのペットを手放す方法が今までずっとわからなかった。
成長し続けるペットを手懐けられないまま仕方ないと諦めかけていたところに、ライティング・ゼミという保健所が現れた。
気持ちを文章にしてアウトプットしても手放せなかったのに、同じ行動をするだけで手放すことができた。
 
そして、この文章の提出を以て私の受講していた「12月開講 ライティング・ゼミ 日曜コース」が終わる。
なにも成し遂げた経験のなかった自分が4ヶ月間を全力で走り抜き、成し遂げた瞬間だ。
 
あの触れ込みは本当だ。間違いなく、ライティング・ゼミは人生を変える。
私の場合仕事が舞い降りてきたとか、結婚できたとか、そういう目に見える変化ではないが、確実に、しかも劇的に人生を変えてくれた。
 
未来の私がどんな仕事をして、どんなことを考えているか今の私には想像もつかない。
ただひとつ言えるのは、ライティング・ゼミがなければ間違いなく私の未来は地獄に近いものだっただろうということ。
 
ライティング・ゼミは、ライティングを学ぶ場所ではない。
「人生の変え方」を学ぶ場所だ。
 
 
 
 
***
 
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2020-04-09 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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