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メディアグランプリ

書くことが大嫌い


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:渡辺 彩加(ライティング・ゼミ通信限定コース)
 
 
書くことが大嫌いだ。
感想文、エッセイ、授業のレポート、どれも全部嫌いだ。
志望理由書? 自己アピール?
実際に会って話させてくれ!
 
これは、半年前の私。
書くことに苦手意識がすごくあった。
書くことに意味を見出せなかった。
話せばよくない?
プレゼンじゃいけないの?
 
大学生の頃には、なるべく期末が最終レポートではなく、
最終プレゼンテーションで評価される授業を選んでいた。
 
書くくらいなら、今ここで発表する!
 
それがモットーだった。
目の前に人がいて、反応してくれる。
反応が悪ければ、話題や話し方を少し変えて話していけばいい。
面白かったら笑ってくれるし、真面目に目を合わせて聞いてくれる人もいる。
プレゼンはターゲットが明確なゲームみたいだから、とっても楽しい。
 
一方で、書くことは、反応がすぐにわからず、誰のために書いているかもわからず、
深い霧の中を歩いているようだった。
まるで手応えがない。自信がないのだ。
 
そうやって書くことから逃げてきたからか、どんどん文章が書けなくなっていった。
メールを書くことですら、緊張する。
手汗が止まらない。誰かに頼んで確認を取りたい。
書く言葉ではなく話す言葉だったら、すぐ済むのにと何度思ったことか。
 
とはいえ、全てプレゼンで済ませられるわけもなく、
苦しみながら、メール、申請書、企画書、様々な文章を書いていた。
 
書くことは苦しい。
書きたくない、苦しみたくない。
でもあの書類も書かなくてはいけない、これも書かなきゃ。
 
どんどん追い詰められて行った。
書くことが好きな友達が、ブログをどんどん更新しているのを見て、
心の底から尊敬した。
よくそんなに言葉を紡ぎ出せるなぁ。
同時に書けないことが悪いことではないとわかっていた。
それでも、書けない自分に苛立ちを覚え、
泣いてしまった夜は何度あっただろう。
 
SNSをボーッと見ていた時、とある広告を見つけた。
目に飛び込んできたのは、
「人生が変わる」
「ライティング」
 
私はそういうキャッチコピーなんでしょとわかっていながら、クリックした。
 
でも、一縷の望みが胸中で叫んでいたのは知っている。
人生、変えたい。
文章が書けるようになりたい。
書くことを好きになりたい。
 
内容を見ていく。
よくわかんないけど、なんだか良さそう。
でも、金額を見て少し考えてしまった。
 
どうしよう、私は今ここで人生を変えたいけど、
自分にここまで投資する価値あるのか?
 
1日考えた。
友達にも相談した。
 
「前から書くことに悩んでいたもんね、いいんじゃない? やってみたら?」
 
背中を押してもらって、やっと参加のボタンを押すことができた。
 
最初の授業、最初の課題。
すごく緊張した。動画を見ながら、4ページ以上のノートをとった。
 
課題も1日以上かけて考えて、書き切った。
すぐさま、グループに投稿。
書き終わって初めてわかったが、
粒状の汗が額に浮かぶのがわかるほど、書くことが本当に苦手な作業だった。
 
月曜日に投稿をして、数日経った頃、コメントが帰ってきた。
「良かったです! 掲載しますね!」
 
何度も、何度も、コメントを見てしまった。
え、認められた! 掲載される!
胸がドキドキするというのは、こういうことをいうのだろう。
誰かに言いたくてたまらなくなった。
 
それから月曜日は私にとって勝負の日になった。
何を書こうか、いつも迷う。しかし一度トピックが決まれば、30分で第一稿を書き上げられてしまう時もあった。
 
あれ、私、書けるじゃん。
最初は恥ずかしかったから、仲の良い友達にだけ、掲載されたことを伝えた。
何度か掲載された。家族にも伝えた。祖母が喜んで読んでくれていた。
「また掲載されたら教えてね!」
 
よし、次はもっと面白いのを書こう!
モチベーションがどんどん高まっていった。
 
このライティングゼミを通して気がついたことは、
私はそんなに書くのが苦手ではなかったこと、書いたものが認められるのがとても嬉しいこと、アイデアを出すのは苦しいが、一度書き始めてしまえば書き終えられる。
 
何より、自分が文章を書けることを発見することができた。
誰かに認めてもらえる文章を書くことができた。
それが、私にとって大きな自信に繋がっていった。
 
書くことが大嫌いだった半年前の自分へ。
 
書かなければならない書類に埋もれて、泣いているよね。
書くこと嫌いだ、もう嫌だって何度叫んだことか。
 
ふっと本当に突然の出会いで、
「人生が変わる」ことができるよ。
 
今のあなたにとって決して安くはないお金だけれど、
投資してみよう。
 
人生を変えたいと悩むあなたの道標になることが詰まっているよ。
悩んでいるあなただから、ちゃんと動画でも学ぶことができたし、
最初は苦しいけど、汗流しながらだけど、
ちゃんと、文章を書くことができたよ。
 
なんだかよくわからないうちに、親孝行、祖母孝行が文章でできるようになったよ!
 
大丈夫、学んでいこう!
 
時間はかかるけれど、2,000字を書ききることができるようになった半年後の自分より。
 
 
 
 
***

この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。

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2020-07-16 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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