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メディアグランプリ

心のアトリエで笑って


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:早川 鈴奈 (ライティング・ゼミ通信限定コース)
 
 
先人たちに、趣味を持つのは良い事だ等とよく言われていたのは、
近頃のように暗いニュースばかりが巡り、何とも言えない辛さを痛感する時に
すこしでも心の拠り所になるという利点があるからなのだろう、と感じる今日この頃。
 
テレワーク(あるいはリモートワーク)、という言葉が一般に広がり、
出社しなくても仕事ができる制度が増えつつある今、
かつて「仕事」というのは居場所であり、自身の心の拠り所だったのだと
考える人も少なくはないだろう。
 
これを読んでいるアナタにとって、
かけがえのない「心の拠り所」はどのようなものだろうか。
 
私の心の拠り所は、想いを書き綴るコトであり、
そんな私にとってブログは「心のアトリエ」である。
 
この人生24年の中で、過去に美術を専攻した覚えは一度もないのだが、
私が「アトリエ」という言葉を好ましく思うのは、その意味の柔軟性にある。
 
「アトリエ」はフランス語のatelierに由来する。
某、有名な辞書によると、「アトリエ」とは画家や彫刻家、デザイナーなどの
仕事部屋という意味である。
 
「アトリエ」はその職業の人たちにとっては、なくてはならない場所だ。
 
しかし、私にとって「アトリエ(ブログ)」は、仕事をする場所ではなく、
作品をつくり並べてたまに読み返す、そして過去の自分を振り返って
その時々の気持ちを思い起こす、そういう場所だ。
 
そして、それは私にとってかけがえのないものである。
 
言葉を正しく使わないと許さないぞ、という人が見たら
その人たちに怒られてしまいそうな感じはするものの、
 
私が文章を書き綴る時は心が動いているのだから、仕事をしているのだ
という言い訳をしても良いくらい、私はブログに本気で自分の想いをぶつけている。
 
誰にも言わなかった気持ち。
 
隠すつもりは微塵もなかったが、大して述べる機会も得ず、
公にすることのなかった、ありとあらゆる事象に対する自身の考え。
 
少しずつ、時系列はあまり気にせず、想いが止まらない時に綴っていた。
 
そうすることで、私は今日まで生きてきた。
 
幾度もなく訪れる、辛くて悲しいことも
すべて乗り越えてきたのだという自負がある。
 
友達も恋人も信頼もなくした日、初めて身内を亡くした日、
叶わない方が幸せになれる願いなのだと知った時、
好きな人を亡くした大切な友人を想って涙が止まらないとき。
 
「人生で一度も死にたいと思ったことはない」、これは私が唯一自信を持って言えることだ。
 
そしてそれは何故なのかと考えた時、ブログの存在を浮かべる。
 
私がブログを始めてから、早10年の歳月が流れた。
初めの内はただの何の変哲もない、日記のようなものだった。
日記とは、ブログとはこうあるべきだ、なんていうことは考えもしなかった。
これからもたぶんそれは変わらない。
 
でもその代わりに、ずっとこの10年、心がけていたことが3つある。
 
嬉しかったことや楽しかったこと、心が動いた瞬間を書くこと。
そして、人の悪口やそう捉えられるようなものは書かないこと。
辛くて悲しいことを書くときは、最後は必ず前向きになれるような文章を書くこと。
 
いちど、文字にしてしまえば、その気持ちは一生心のどこかで生き続ける。
 
すなわち、辛かったり嫌だったりすることを書いてしまうと、それは言葉として
一生、自分の中に住み続けるということなのだ。
また、それを読んだ他のだれかを傷つけてしまうようなものであっても良くない。
 
だからこそ、私はどんな文章も想いも前向きに終わらせることを心がけている。
 
おかげで辛い時に、その文章を眺めていると不思議と穏やかになる。
それはまるで、職人やアーティストが自分の過去の作品をみて、大丈夫だと
自身に言い聞かせるのに似ていると思う。
 
ブログというものには何でも書くことができる。
書いたものはすべて自分の心を映し出していて、
そしてそこに残した想いは、文字となって文章となり、やがて自身を支える作品になる。
 
だからこそ、曖昧でキャッチ―な「アトリエ」というこの言葉をとても好ましく思うのだ。
 
正しいものなんてこの世にそんなに多く存在しない。
だから誰かにそれは間違っていると言われても、それは間違いなく
私の心の拠り所、「アトリエ」なのである。
 
みなさんの「アトリエ」は一体どんなものだろうか。
どんな想いをそこに映し載せているのだろうか。
 
例えば、それこそ仕事が心の拠り所でアトリエだったとして、
それが成り立たなくなってしまったら、とてもつらい事だろうと思う。
 
自分には何にもないな、なんて落ち込まなくていい。
むしろ好機だ。真っ白な部屋に飛び込むチャンスなのだ。
 
これから先、いくらでも形を作ることができるのだから。
 
折り紙だっていいし、素敵なインテリアを飾ってもいい。
幼少期に女児の間で好まれていた、シルバニアファミリーの人形や小さな家具を
大のおとなが部屋の中に飾ってもいいと思う。
あるいは私のようにデータとして、想いを写真や文章にして残しても良い。
 
私は色んな人のアトリエをみてみたい、と思う。
もちろん、アトリエは開かれたものでなくていいのは十分承知の上だ。
 
でも、きっとそこにはその人しか出せない色があって、ストーリーが隠れている。
だから私が今目の前にいるあなたに言えることはただ一つ。
 
どうか、心のアトリエで笑って。
 
そこに穏やかな世界が広がっていたら、みんな幸せになれると思うから。
 
いつか心のアトリエで笑っている素敵なアナタに出会えますように。
 
また再会した時、出会える時に
この日々が辛かったのだということだけでなく、
素敵な時間も過ごせたのだと自信を持って笑い合える日が来ますように。
 
 
 
 
***
 
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2020-07-24 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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