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メディアグランプリ

文章を書くことは苦しいが、それでも私は文章を書き続ける。


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事・宮田鈴菜(ライティング・ゼミ冬休み集中コース)
 
 
「本好きでしょ?文章は書かないの?」
「うん、私、文章書くこと苦手でさ。なんか、難しいんだよね」
 
いや、文章を書くことは簡単にできる。ただ、文章をコンテンツとして成立させるのが難しく、苦しい。
ライティング・ゼミを受講し始めてからというもの、私は毎日、自分で考えたテーマで文章を書いている。その中で、今、私は2つの課題に直面している。
 
1つ目は、2000字以上かけるようなテーマを見つけること。
文章を書くにあたって、毎日、私は紙のノートを開き、真っ白なページに書きたいテーマや話の構成を書く。
そこから、Word開いて書き始めるのだが、私の指は全く動かない。何も、思いつかないのである。書けても800字程度で一度止まってしまう。そして、あと1000字どうしたらいいのかと途方に暮れてしまう。プロになるためには5000字書けるようになる方がいいというが、私はそもそも2000字すらかけないのだ。
 
その理由は、テーマ設定にあると思う。自分の中で持っている情報量が多ければ多いほど、長く、密度の濃い文章を書くことができると思うのだが、私にはその情報量がない。経験値も浅い。20年も生きていて私は何をしていたのだろうと、軽くへこみそうになる。
 
私は焦った。ライティング・ゼミを受講しているので、なんとしてでも9日間だけは2000字を書き続けなくてはならないのだ。このことに気づき、私はテーマを探し求めるようになった。身の回りで起きること、ニュース、見聞きしたもの、どんなことに対しても、なんとなく接するのではなく、文章にすることができないか、といった観点で接するようになった。些細なことでも考えたことはメモしている。おかげで注意深く生きるようになった。
それでも2000字のコンテンツにならずに書きかけのまま終わっているテーマもたくさんある。
 
ネタを探し続ける毎日を送っていると、1つ圧倒的な変化があった。それは、辛いことがあった時だ。今までは、なんで私ばかりこんな目に合うのだろう、なんてついていないんだろう、と悲観的になり落ち込んでしまうことがほとんどだった。けれど今は、落ち込むどころか内心嬉しい気持ちになる。もちろん辛いことには辛いが、辛いだけで終わらせるのではなく、ポジティブに吹き飛ばすパワーを得たのだ。文章にしてみると自分の気持ちの整理がつくし、2000字書き終わるころには、なんと、辛さが薄まるのである。辛いことはなければないに越したことがないので、あまり起きてほしくはないが、起きてもどんとこいの気持ちで生きることができるようになった。
 
文章を書くうえで私が直面している課題の2つ目は、私の文章を読んでくれた人に、何を伝えたいのかを考えることだ。
ライディング・ゼミを受講して、私が今まで書いてきた文章は、自分が自分のために書きたいことだったことに気が付いた。そこには読者が想定されておらず、私が自分自身を納得させるために書いたものや、自問自答のような形で終わっているものばかり。何の解決策もなく、文章を終えてしまっているものもあった。私の文章は私にとっては価値のあるものになり得るが、読者にとってのメリットは何一つない。私が読者側の立場の時は、自分にとって価値があると思える文章しか読まない。それを分かっているのに、いざ私が書く側になると、文章を書くことに一生懸命で、読んでくれる相手ために書くという一番大切な部分を実行できていなかった。
振り返ってみれば、以前noteに文章を投稿していた時、孤独を感じる時はインスタグラムを使うのをやめるべきだ、という文章を書いたことがあった。その文章自体を書いて投稿したのはだいぶ前のことだが、今でも閲覧数が伸び、多くの方に読んでいただけている。
孤独とインスタグラムに関する文章を書いたときは、読者を意識して書いたわけではなかったので、今回、私は初めて相手のことを考えるようになった。
常に相手のことを考えながら文章を書くのは、私にとってかなり難しい作業であった。
「読者はこの文章を読んで面白いと思ってくれるだろうか?」
と考えているうちに、どんな文章を書くのも躊躇してしまう。この文章は読者が読んでも面白いと思えるものだろうか、私だけが面白いと思っているだけなのではないか……? と考え始めてしまうと止まらない。実際、今も思っている。
 
もともと文章を書くことは好きだったが、今は苦しい状態だ。けれど、苦しくて楽しくないことばかりではない。現実世界においても、どうしたら相手が喜んでくれるだろうか、と常に考えられるようになった。
私は現在家具の販売のアルバイトをしているのだが、お客様にご案内する中で、お客様のメリットを第一に考えて接客できるようになった。販売のアルバイトを始めてまだ日が浅いことを言い訳に、私は商品知識をすべて覚えきれていなかった。けれど、それぞれのお客様にとって一番いいものを紹介するためには、私が完璧にご案内できるようにならなければと思い直した。今まで全く身が入らなかったのだが、休憩時間や家に帰ってからも商品知識を覚える時間にあてるようになった。身につけた商品知識と共に、自身をもって接客することで、お客様に満足していただける回数がぐっと増えた。まだまだベテランの販売員にはかなわないが、お客様に「ありがとう」と言ってもらえるようになり、つまらなかったアルバイトにやりがいを見いだせるようになった。
 
このように、文章を書くときに読者に何を伝えたいかを考えていたら、日常生活でも相手のことを考えて行動できるようになった。
 
常日頃から考えて過ごす、というのは実に体力も精神力も必要になる。もちろん、時には何も考えずボーっとする時間も大切だと思う。しかし、コンテンツになるようなアイデアを探し、相手に何を与えることができるかを考えながら生きていると、何気ない、代わり映えもしない日常を色鮮やかに過ごせていることに気づく。
 
ライティング・ゼミで教えていただいたのだが、ライディングの技術は就職活動にも生かせる。日ごろから相手に何を伝えたいかを考えて文章を書いていたら、エントリーシートにおいても面接においても、自分を伝えることに一生懸命になるのではなく、相手に自分の何を伝えたいのかを考えながら行動できるようになる。私はこれから就職活動をする身で、まだよくわからない部分が多いが、この技術を身につけることはある意味「就活に有利」になるのではないだろうか。
 
いずれにせよ、私が今、文章を書くことが苦しいのに違いはないが、文章を読む側から、書く側になれたことをうれしく思う。
 
 
 
 
***

この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。
 

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2021-01-05 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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