メディアグランプリ

この8ヶ月付き合った彼との今後


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記事:櫻井 るみ(ライティング・ゼミ)

彼と初めて出会ったのは多分、1年位前だったと思う。

彼は初めての私を優しく迎え入れてくれて、本当にとても優しかった。
けれど、その頃の私はまだ彼のことを良く知らないこともあって、彼にはかなりそっけなくしていたと思う。
彼のことが嫌いだったわけじゃない。
ただ、どうしたらいいのか分からなかっただけだ。

その次に会ったのは初めて会った日から1ヵ月後くらいだと思う。
その時も、彼は優しく迎えてくれた。
それでも私は、彼にどう接したらいいのか分からなくて、かなりそっけなくしてしまった。
他の人が彼と楽しそうにしているのを横目に、私は「何とも思ってない」風を装って……。

本当は私も彼と楽しくしたかった。

そんな私に転機が訪れたのは去年の12月だ。

彼と急接近することになったのだ。

会う回数もぐっと増えて、どうやって彼に接すればいいのか、だんだん分かりかけてきた。

が、分かりかけた途端、私の中の天邪鬼が発動して、急に彼と距離をとったりした。
なんだかわからないけれど、彼のことが嫌になってしまったのだ。

そうして素直になれず、微妙な距離感のまま、桜の咲く季節になった。

春になり、年度も変わり、環境も変わった。
気分も新たに、また彼に接しようと思った。

こんな気持ちのまま、彼と別れたくない。今度こそ、彼と仲良くなるんだ!

桜の咲く季節に立てた私の誓いは、ほぼほぼ守られた。
私の都合で2,3回、彼に会えないことはあっても、以前抱いていた天邪鬼な気持ちはなくなり、素直な気持ちで彼に接することができた。
やっぱり彼のことが好きだと、本当に遅まきながら自覚した。

季節はいつの間にか、夏になろうとしている。
彼との2度目の別れの時が迫っていた……。

そう。
「彼」とは天狼院書店のライティング・ゼミのことである。

私は、8月から開講する「ライティング・ゼミ3.0」を受講しようがどうか迷っていた。
書くことは楽しいけど、私には文才はない……と気付き始めていた。
三浦さんや天狼院のスタッフさん達、同じ「ライティング・ゼミ」を受けている他の受講生。
そんな人達の文章を読む度に「なんでこんなふうに書けるのー!?」と叫びたかった。

実際、叫んだ。

「メディア・グランプリで僕を抜かせば、プロのライターとしてやっていけます」
三浦さんは何度もそう言っていた……けど、三浦さんを抜かすなんて夢のまた夢だよー。
っていうか、生きてるうちは無理なんじゃないの??

私がそう思っても、簡単にそれができてしまう人達がいる。
私が8ヶ月経ってもできないことをやすやすとこなしてしまう人達がいる。
その人達への羨望と嫉妬。
自分が何のために書いているのか分からなくなることも、最近ではしばしばあった。

が、結局私は継続して受けることにした。

24日の日曜日に「ライティング・ゼミ2.0」の最後の講義があった。
講義終了後、私はあっさりと次の、8月からの「ライティング・ゼミ」に申し込んでいた。

講義の最中に何か大きなブレイクスルーがあったわけでもない。
継続して受けるからといって、特典があるわけでも何かが優先されるわけでもない。

それでも、「やっぱり受けよう」と思ってしまったのだ。

何度もボツくらって、メディアグランプリの順位だってたいしていいものでもなくて、何回も「書けない! 書けない!」って唸って……。

そんな生活をこの8ヶ月送ってきた。
書くのが辛かった時もあったし、書くのを止めていたときもあった。
それでも、書くことはもう私の生活の一部になってしまって、今更「書くこと」がなくなる生活なんて考えられない。

隔週で日曜日に池袋に通うこと。
毎週月曜日の夜に時間と戦いながら、何かしらの記事を書くこと。
火曜日にFacebookを開くたびに「三浦さん、まだ読んでないのか……」ってがっかりしたり、逆に三浦さんから何かしらのコメントがあると、恐ろしくて中々見られないこと。
他の受講生の記事に「いいね!」したり、スタッフさんの記事を読んで「やっぱり面白い!」と笑ったり……。

昨年の12月から3月末までと4月から7月までの8ヶ月に渡る、2回のライティング・ゼミで「書くこと」はすっかり私の生活の中に定着してしまったのだ。

「ライティング・ゼミ2.0」の最終講義の日に、親しくなった何人かに次はどうするのかを尋ねた。

別のゼミを始める人。
別のゼミと平行してライティング・ゼミも受ける人。
このまま継続してライティング・ゼミを受ける人。

みんな、8月からは、夏からはそれぞれのやりたいことへの道を進む。

私はもうちょっとこの「ライティング・ゼミ」を受けていたい。
ABCユニットをもう少し使いこなせるようになりたい。

今の中途半端なままじゃ、別のゼミを受けても、プロフェッショナルなコースに行っても、多分、続かない。

せめて、5000字書けるようになるまで。
メディア・グランプリで1回でも1位になれた日がくるまで。

もう少し、「書く」生活をしていたい。

なんならリーディング・ハイグランプリにも挑戦してやる!

 

***
この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、店主三浦のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。

 

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2016-07-26 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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