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ジャッキー映画あるある

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*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

記事:小松崎 寿和(2026年1月開講・福岡・2週間集中講座)

 

 

 

序盤あるある

ジャッキー映画の特徴として、ジャッキーの実年齢によって冒頭部分が違う。若手の頃のジャッキーが良く演じる主人公は、ドラ息子や、仕事をさぼってばかりの警察官。いつも上司に怒られる部下などダメダメな主人公が多かった。

中年層の年齢になると、自身に部下や後輩が出来ているがちょっと頼りない上司、先輩な役どころが多い。

現在のジャッキーは老年の役が多く全盛期の思い出や今との葛藤を演じる役が増えてきた。

ただ、どれも共通して言える部分が、どれも正義感が熱い役が多い。そういった性格なゆえに、様々な方とトラブルが多く描かれているのが、定盤で多い。

その中に、日々の暮らしぶりや、登場人物との人間関係が凝縮されている部分になる。

そういった日々の中で、ヒロインとの関係も出ている。

若手の頃の作品では、幼馴染や腐れ縁な彼女などなどよく出てきている。

お互い好きと認めているが、公にしていないところが有り不器用な主人公を演じている。そういった、主人公に対してヤキモキしているヒロインを上手く演じている。

中年以降になると、既に結婚している節があり、小さな子供もいることが多くなる。

老年期は、ほとんどが亡くなっている場合が多くなり、悲しんでいる様子を演じている。

そのあたりの年齢による、主人公の分け方が、定盤のあるあるに多く見受けられる。

 

ライバルとの登場だが、こちらも年齢によって変わってくる。

若手の頃は、恋敵や同じ門下生のライバルなどが多かった。

中年層は、犯罪組織やマフィアなどが多くなり、その中の腕が経つキャラクターがライバル関係になる。

老年層は、明確なライバルではなく自分自身がライバルであり、過去の自分を超えることが多くなってきている。この頃になると、犯罪組織に立ち向かうよりは、弱い自分自身を乗り越えるテーマの主人公が多くなってきている。

 

中盤あるある

中盤になると、変凡な日々に事件が起きやすくなる。

恋敵に出会い、犯罪組織のボスが現れてりと急展開になる。作品によっては、ライバルの登場タイミングなどが後の部分もある。

ライバルの登場のタイミングは、一度手合わせを行っている。ほとんどの作品のあるあるだが、ここで一度負ける。負けたショックでヒロインとの別れも多くあるパターンである。

自暴自棄になり、荒んだ生活になることが多い。方やライバルは、イケイケどんどんと登っていきその対比で主人公の立ち位置が明確になる。

友人や仲間が励まそうと、試行錯誤をするのだが全く本人はやる気が出てこない。

 

終盤あるある

終盤に来ると、立ち直るきっかけが出てくる。

まずは、師匠が現れる。周りの紹介のパターンもあるのだが、殆どは、定盤から影隅で見守っている事が多い。居酒屋で酔っ払っている風に装っていたり、只の聴衆に交じっていたりと、所々に出現している。

荒んだ生活をしている、主人公に手を差し伸べていくパターンになる。

ここからが、いよいよクライマックスに向けて感情が高まっていくシーンになる。

修行は、 「こんなの何の役に立つんだ?」 と思わせるような事が多く、ベストキットや酔拳に多く見られる。それが後々、勝負した時の勝敗に左右する修行になる。

このあたりから、修行の成果を見せるための敵対組織相手に立ち向かっていく。

修行で鍛えた技を繰り出し、成果を見せるパターンが多い。この時の、敵対組織には、ラスボスの出現の前に、中ボス存在(右腕的存在の部下)が現れ戦闘が始まる。

戦闘シーンは、定盤、中盤、ラストの場面において周りの環境やその場に合ったものを利用して戦うことが多い。

他のカンフー映画やアクション映画に無いアイディアの戦い方を行うのか、ジャッキー映画のあるあるの一つに数えられる。

最後にクライマックスあるあるだが、ここは約10分から20分以上も時間を使い、ラスボスと戦う。

戦いの中にもあるあるが有る。

始まりの戦いはそこそこ押していき、相手も油断をしている。この時敵は、今までのジャッキーのイメージで戦っている為少し焦りが出る。ここから、敵も本気を出しジャッキーを追い詰める。この時が最も負けそうなシーンである。このまま負けるのか? と観客は息を呑む。

ただ、ここはジャッキーあるあるが有る。この後復活を行う。復活の仕方は様々な方法が有る。例えば酔拳の場合は工業用アルコールを飲み限界を超えていくあるある。他には、仲間やヒロインの声援で復活するあるあるが有る。

ここまで来たら、お約束のジャッキーが勝つパターンになる。

 

以上がジャッキー映画のあるあるを紹介した。パターン化されている為予定調和で事が進み、考えなくても鑑賞できる作品が多い。キレのあるカンフーの動きやコミカルなシーンが盛り込まれているが、一番のあるあるは、ジャッキー自らが体を張り、怪我を負いながらも撮影している事である。これが、多くのファンが惹きつける理由になるのだろう。

 

 

 

 

 

 

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