「人生を変えるライティング・ゼミ」は、受講生の人生を変えるのか?
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
【10月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《平日コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:山崎陽子(ライティング・ゼミ平日コース)
仕事帰りの電車の中。
とくに用もないけど、なんとなくSNS画面を開く。
たまたまTOP画面にあった画像とその言葉に目が囚われた。
「人生を変えるライティング・ゼミ」
正直。よくある過大広告だと思った。文章を書いて人生を変える? そんなことがあるわけない。そう思う反面、なにか希望のような期待の入り混じった気分でそのリンクを開いた。
なぜ受講生が書いた記事が次々とバズを起こすのか? 賞をとるのか? プロも通うのか?
天狼院書店の店主三浦さん直々に、「プロとして食べていけるライティングの極意」を教えているから、誰でも書けるようになる。そこにはそう書かれていた。
なるほど。
チョコレートを作る時に、レシピと、今までのショコラティエとしての経験値があれば、同じものは作れる。まさしくそういうことか! 天狼院秘伝のライティングレシピと、課題を提出することで得られる経験値で、プロレベルの技が得られるんだ!
納得した。が、本当に自分が文章を書けるようになれるのか? だって、そもそも課題を提出って。
その課題を書くことができるのか? 本来なら「社外秘レベルの極意」のはずなのに、それを教える天狼院書店って何なんだ? と疑問だらけだった。
そもそも私は、なぜこんなに文章を書くことに惹かれているのだろうか?
人生を変えたい理由がある。
私は無名のショコラティエだ。海外で何年も修行を積んだわけでもなければ、国内で輝かしい賞を獲ったわけでもなんでもない。
ただただ、ひたすらチョコレートを愛するがゆえに、福岡の小さなアトリエで、チョコレートの技術を教えているだけ。
そして、手作りでしか引き出せないチョコレート本来の香りを漂わす、極上の口どけショコラを作り、ひっそりと販売をしている。
このカカオの香りや味わいを知ってほしい。たった一粒のショコラがもたらす幸せを味わって欲しい。
でも、店舗も持たず、注文販売でしか商売をしてない無名の個人が、有名なショコラトリーの数々にどうやったら挑めるのか。無謀な話である。
ただ、今からの時代、職人と言われる人たちも、ものづくりだけをしていればいいわけじゃない。情報発信が出来てなんぼだ!! 情報発信が出来たら、何か変わるかもしれない。
そんな想いがずっと胸の内にあった。
だからこそ、ライティングというものに惹かれていた。
とりあえず、自転車をぶっ飛ばし、福岡天狼院のドアを開けた。
当時、福岡天狼院の店長だった川代さんに、「書けるようになりますかねぇ……?」と聞いたら、あっさりと、「課題を提出さえしてもらえれば」との答え。
いや、だからその課題が書けるかってのが不安なんだよー。という言葉は飲み込んで、とりあえずやってみることにした。
全8講。6月からスタートして9月21日の最終講。あっという間だった。
「人生を変えるライティング・ゼミ」で、私の人生は変わったのか?
ライティング・ゼミで私は、“書き方”だけを学んだワケではない。
わかりやすい読みやすい文章を書くことと、難しいことを簡単に言葉で伝えるということには、共通点がある。
専門用語がズラリと並んだ文章は、目が嫌がる。難しい言葉をベラベラとまくし立てられると、耳が嫌がる。
目が嫌がらない文章。耳が嫌がらない言葉。天狼院書店店主であり、講師である三浦さんのしゃべる言葉は、耳が聞きたがる話し方だった。毎回、とても楽しかった。大学で教鞭をとり、生徒たちから絶大な人気を集めているというのも納得だった。
その話し方。それすらも「ライティング・ゼミ」で学べる内容の一つなんだ。
ある時、気づいた。このライティング・ゼミで学んだこの「極意」を使って、アポを取り付けることが出来れば、相手の耳が聞きたくなる情報を喋り、相手からYESを引き出す交渉ができるんじゃなかろうか? と。
そう思ったら、試してみたくなった。
どうせ試すなら、日本の中心地がいい。そしたら、ダメだった時も、交渉をしようとしたというネタになる。完全に、東大を記念受験する受験生のような気分だ。挑戦する価値はある。
地方・福岡の無名のショコラティエが、東京・銀座のデパートに、2018年バレンタインの催事に出店したい。
寝言は寝て言え! もしくは、アタマおかしくなった? と言われるかもしれない。
かつてそこで短期間出店してた知人のツテで、銀座の老舗デパートの催事を担当する部長さんへメールを送る。
すると返事が来て、なんと会ってもらえることになった。
作ったチョコレートと、A4一枚の企画書を持って銀座へ行く。
商談室へ通される。背中を汗が流れる。その想いを伝える。ただただ、わかりやすく。
数々の“良いモノ”を味わい、目にしてきたバイヤーさんと部長さん。
ここで会ってもらえていること自体が、奇跡だ。いくら何でも、この挑戦は無謀すぎたか。
数分間のやりとりの後、言われたこと。「よし! 一緒にやりましょう!」
人生が変わる瞬間だった。鳥肌が立った。
いや、変わる瞬間と言うならば、あの何気に開いたSNSの、たまたまTOPページにあった
「人生を変えるライティング・ゼミ」あのサイトを開いたあの時から、きっと始まっていたんだろう。
あなたが変えたい人生のキッカケも、すぐそこにあるかもしれない。 ***
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