メディアグランプリ

欲張りだから見えた、ライティング・ゼミで学べること。


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【12月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

 
記事:小濱江里子(ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 私は欲張りだ。謙虚で遠慮がちで、欲しいものを「欲しい」と言えずに生きてきたけれど、本当はものすごく欲張りだ。
 だって、「本が好き」と言って、仕事帰りに図書館に寄って抱えきれないほどの本を借りて帰るのはものすごくウキウキして、楽しいのに、いざ読み始めるとなると、「そう言えば……」と、スマホでブログやSNSのチェックを始めてしまう。置いて行かれないように、テレビはずっとつけていたし、情報を入れることに必死だった。
 今だってそうだ。
 「写真で食べていくための全力ゼミ」で、写真のことに集中すべきところなのだろうけど、文章教室を実は掛け持ちしてしまった。いくつもの文章教室を掛け持ちしてまで文章を学びたいのか、と言われるとそうではなくて、先に受講を決めてしまった文章教室があったのだけど、どうしても天狼院のライティング・ゼミを受けたいと思ってしまったのだ。
 今、文章を学んでいる場合じゃないでしょう。
 優先順位が違う。
 そう言われるかもしれないけれど、優先順位とかいうレベルの話じゃないことが最近なんとなくわかってきた。
 きっかけは、天狼院書店・店主の三浦さんだった。めちゃくちゃ忙しいはずなのに、写真のゼミを受けてから7ヶ月でプロカメラマンになることができた、その理由が無性に気になった。どこに書いてあったかはもう見つけられなくなってしまったけれど、本で学んだ、ということが書かれてあったような気がする。
 本? 本で学んだの?
 
 「あんたはいつも本から入るからね」
 
 よく母親に言われていた。そう。何か知りたい、とか、学びたい、とか思ったら、私はまずは本から入っていた。……のだけれど、本を買うにもお金がかかるし、インターネットで知れる情報はインターネットで知ればいいか、と思っていた。その結果、中途半端に終わってしまったこともたくさんあった。
 でも、本で学んでプロになれた人がここにいる。どうやって……?
 天狼院のライティング・ゼミを受け始めてから、ドラえもんのような三浦さんが気になって気になって仕方がなくなった。それはもう恋……のようなものでは全然なくて、ドラえもんのように四次元ポケットから取り出すそのひみつ道具の数々が、私にとってはとても魅力的だった。
 どんな風に本を読んでいるのか、どんな風に本を選んでいるのか、どんな風に時間を使っているのだろうか。ひとつ講座を受けるとさらにその先に知りたいものが見つかって、講座の中で教えてくれるオススメの本なんかを買っては読み、質問してはまた本を読んで深めたりしてみた。
 私は、欲張りなのだ。
 知りたいことは、「今」知りたい。あぁもうめんどくさいけれど、欲張りでわがままなのが私なのだから、仕方がない。
 私は裏技を使うことにした。
 メルマガだ。
 天狼院には有料のメルマガがあって、バックナンバーも買えるようになっている。どんな本を読めばいいのか、知りたい。今、知りたい。
 4つの講座の書き起こしが1000円で買える。人によっては高いと思うかもしれないけれど、どうしても知りたかった。そうしているうちに、あれも読みたい、これも学びたい、といくつかのバックナンバーを購入していた。これがどれも濃厚で、受けたライティング・ゼミの講義内容も、まとめられることではっきりと浮き出てくる内容もあって勉強になった。
 そうして読んでいると、あることに気がついた。
 
 ぶっちゃけてしまってもいいでしょうか。
 
天狼院のライティング・ゼミで教えているのは、文章の書き方じゃない。
天狼院のライティング・ゼミで教えているのは、人生の創りかただったのです!
 
 「人生を変える」と謳ってはいるし、第一講でもどうしてライティングを学ぶことが人生を変えるかについて、三浦さんは少し説明をしていたけれど、本当はそうじゃない。ライティング・ゼミで学んでいることって、人生に応用可能なことばかりなのだ。ABCユニットが、まさか、文章を作っていく時だけでなく、人生を創っていく時にも使えるなんて、思ってもみなかった。
 メルマガのバックナンバーで学んだおかげで、今、結構本を買っている。それもすぐに汚くなってしまう。買う本は、今までとはほんの少しだけど変わったし、読み方に至っては全然違うから、吸収量は前とは比べ物にならないと思う。
 優先順位が間違っている、かもしれないライティングを学んでみて思うのは、こうしてライティングを学び始めたからこそ、ライティング・ゼミで学んだことが実は人生に生かしていけるのだと知ることができた。それに、写真に使う時間の確保の方法や、どうやって本から学んでいくのか、を学ぶことができた。
 欲張りにあれこれ手をつけたからこそ、ライティングのことにも、写真のことにも使える知識が得られたし、知識っていろんなことに応用していけるのだと学ぶことができた。
 いくつかのことを同時にするって、意外と効果的なのかもしれない。欲張りはダメだと思ってきたけれど、これからも、欲張りでわがままな私のままで生きていこう、と鼻息が荒くなるのだった。
 
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2017-11-07 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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