「なんか、私はもう、好きがわからなくなった。好きだった人を気持ち悪いとまで思ってしまうようになったら、わからなくなった。好きってなんなの? どうなったら好きなの?」
私の持論であるが、「好きってなんなの?」というワードが出てしまった時点で、こじらせ女子確定なのである。
果たして、この世にこじらせ女子はどれくらいいるのだろうか?
そして、こじらせタイプもきっと様々あって、全員異なるはずだ。
他のこじらせ女子たちは、どんなタイプのこじらせ女子たちがいるのだろうか?
独身こじらせもいれば、きっと既婚こじらせもいるはずだ。みんな、何がきっかけでこじらせ女子になってしまったのだろうか?
気になる。すごく気になる。
話を聞きたい。すごく面白そうな気がする。
そんな思いで、この『こじらせ女子図鑑』は企画した。
人の数だけ、いろんなこじらせタイプがいるはずだ。
共感できるこじらせ、割と重めなこじらせ、申し訳ないが笑ってしまうようなこじらせ。まるで人間観察をするように、いろんなタイプのこじらせ女子を、図鑑のようにファイリングしていく。