アナログ手帳の良さを改めて感じた《週刊READING LIFE Vol.305 アナログならではの魅力》
*この記事は、「ライティング・ゼミ」の上級コース「ライターズ倶楽部」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
2025/4/21/公開
記事:岩瀬憲一(READING LIFE編集部ライターズ倶楽部)
2020年にiPad Proを購入した。購入と併せてApple Pencilを購入した。
デバイス上に文字や絵を描くことができることに感動したのだ。
早速、紙で書いていたことをデジタル化しようと試みた。
ノートとして活用できそうなアプリをインストールし、さまざまなアプリを試してみた。
記録ができることもあり、使っていて楽しかった。
ただ、使っているうちに飽きてきてしまった。
3日以上連続で使うことはなかった。
時々メモして記録する程度で終わり、毎日のように使うということはなかった。
iPadを使っていて手放せないというメッセージを見かけることがあった。
ただ、私は毎日使うこともなければ、手放せないということもなかった。
むしろなくて困ることもなく、毎日鞄に入れて持っていくことがしんどくなることもあった。
そのため、段々iPadを使うこともなくなり、毎日持ち運ぶということはなくなった。
結局家で動画を視聴するために使用することがほとんどになってしまった。
紙による手書きに戻ってはiPadを使用し、また紙による手書きに戻る、ということを何度も繰り返していた。
仕事上iPadを使用することがないので、紙による手書きの方に戻っていく方が自然になる。
そのためか、紙による手書きの方にどんどんなじんでいくような気がした。
ただ、紙による手書きが好きなのかといわれると、そうでもない。
紙とペンを毎日持ち運ぶ必要があるので、それが面倒になる。
そのため、紙とペンを毎日持っていくのが億劫になり、1か月すると飽きてくる。
紙とペンを会社に置いたりするということも試してみた。
紙とペンを持ってくること、使うことそのものにモチベーションがわかないので、結局は使うことなくiPadへ切り替えることになる。
とにかく長続きしないのである。
難民のように紙による手書きとiPadによるデジタル化を行き来していた。
紙による手書きに飽きることが要因のような気がしていた。
そのため、紙による手書きに関してさまざまなアプローチをした。
バレットジャーナルを試してみた。
初めの3か月は持つものの、その後続かず、結局最大6か月まで使用して中断することになった。
その後何度かリベンジを図ったが、結局のところ、最長6か月でとどまってしまった。
最近始めてみたものの、1週間で打ち切りとなってしまった。
ほぼ日手帳を使ったらモチベーションが上がるかも、と思い使い始めた。
こちらも初めの2〜3日は持つものの、その後お蔵入りとなってしまう。
長く続かないのである。
結局、今年はほぼ日手帳を購入することをあきらめた。
今年は手帳は高橋を使うことにした。
ほぼ日手帳を使う前は手帳は高橋を使っていた。
見開きA3版の手帳を愛好しており、今回は原点回帰を図り、見開きA3版の手帳は高橋のデスクダイアリーを購入した。
デスクダイアリーを使い始めたところ、平日は毎日更新することができている。
毎日実施したことを記録し、タイムラインに線を引けるようになった。
今のところとくに重荷になることなく、使用することができた。
私にとって、見開きA3版が合うことがわかった。
A3版を使うことで毎日使うことができたことがわかった。
手帳が使えないのは、アナログが面倒なわけではなく、サイズが合わないことが原因だった。
要するに今までの手帳のサイズが小さすぎたのである。
スケジュールやタスクを確認するためには見開きA3サイズの手帳でないと効果を発揮しないということだったのだ。
原因がわかったので、早速手帳以外のノートもA3サイズ以上のサイズに切り替えた。
クロッキーを使ってみたところ、今までよりもアイデアの精度やスピードが向上したのである。
自分に合う手帳を見つけることができた。
自分にとってはアナログの手帳やノートがよく、改めてアナログの良さを発見することができた。
今後はアナログのノートだけでなく、ペンに関しても探究を進めていきたい。
□ライターズプロフィール
岩瀬憲一(ライターズ倶楽部)
愛知県在住の自動車部品メーカーのエンジニア。平日はソフトウェア開発に従事。最近はデータサイエンスを研究している。生成AIを活用しながらウェルビーイングを高めている活動を進めている。
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