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ショパンのワルツ第九番変イ長調、作品六十九の一。『別れの曲』《週刊READING LIFE Vol.81「10 MINUTES FICTIONS~10分で読める短編小説集~」》

瞳を閉じて、小さく深呼吸する。 神経が研ぎ澄まされ、空間が自分のものになっていくような感覚。

疾風千里を走る《週刊READING LIFE Vol.81「10 MINUTES FICTIONS~10分で読める短編小説集~」》

魏の斉王の正始九年一月、重臣司馬懿一族が起こしたクーデターにより、実質国の頂点にあった曹爽一族は、三族皆殺しの刑の憂き目にあった。これ以降、かの曹操を祖とする魏国の皇族は衰退の一途を辿り、司馬一族が権勢を握る晋が興るのである。

バーで出会った男は、甘くて残酷な人でした《週刊READING LIFE Vol.81「10 MINUTES FICTIONS~10分で読める短編小説集~」》

「結婚しようと思うんだ」 ケッコンシヨウトオモウンダ。 交際期間半年。恋人が放った言葉の意味がすぐには理解できなかった。

蠅に憧れる《週刊READING LEFE Vol.80 2020年の「かっこいい大人」論》

蠅に憧れる。 そう言うと、ただでさえ少ない友人がさらに減ってしまいそうなので、今まで誰にも告げたことがなかった。

かっこわるい大人のかっこいい言い訳《週刊READING LIFE Vol.80「かっこいい」大人論》

何かを得るためにはリスクを伴うのが常である。そして「かっこわるい大人」になることも、そのリスクの一つである。 兼行法師の『徒然草』に、このような記述がある。

大人になれなかったなりに大人になる 《週間READING LIFE Vol.80 2020年の「かっこいい大人」論》

大人になる機会を逃してしまったと思っている。

思い切った禁煙表明とその先に見えた仄かな光明《週刊READING LIFE Vol.80 2020年の「かっこいい大人」論》

「流石(さすが)に、流石に今回は禁煙しようと思います」 本格的に外出衣自粛要請が出される直前の3月30日、私が行ったFacebookの書き込みだ。普段から、私の書き込み等には、殆ど反応が無いものだが、今回ばかりは、100を超える“イイね!”と同数に近いコメントが書き込まれた。

自粛期間に、歯が痛くなりました《READING LIFE Vol.80 2020年の「かっこいい大人」論》

なんてかっこ悪いんだろう。自分が情けなくなった。 ズキズキズキズキ。 朝起きると、痛みははっきりとしたものになっていた。

どこまでも追いかけてくるペテン師の正体《週刊READING LIFE Vol.80 2020年の「かっこいい大人」論》

「あなた、途中入社だけど、短大卒でキャリアなしね。 うちの会社はキャリア採用というのがあるんだけど、 あなたの場合はそれと違うわね」

かっこいいあの人に届けたいかっこ悪いメール《週刊READING LIFE Vol.80 2020年の「かっこいい大人」論》

大人になんてなりたくない。 大学3年生になり就職活動が本格化していく中、私はそんな風に感じていた。今から20年以上前の話だ。

小さな言葉を紡ぐ《週刊READING LIFE Vol.79「自宅でできる〇〇」》

感染者数なのか、実効再生産数なのか。それによって意味合いや受け取り方は全く異なる。報道は、世間を不安に陥れ、煽っているようにも見受けられる。情報の海の中。本当に欲しい情報は、自分で取りにいかないとないのか、とさえ思わされる日々である。

面と向かって「気まずい」と言ってきた上司を、セクハラで訴えたいと思った話 《不定期連載:死にたてのゾンビ》

あ、やばいかもしれない。 そう思った次の瞬間、目の前は、真っ白とも真っ黒とも判断しがたい色に染まった。

世界一安全な場所がテロ現場に化さないために《週刊READING LIFE Vol.79「自宅でできる〇〇」》

小学4年生の娘は黙ってキッチンに入ってくると、目に涙を浮かべながら、緊張した面持ちで言葉を一言ずつ絞り出すように私に話した。

朝から晩までゲームセンターにいた廃人によるエア○○のススメ《週刊READING LIFE「自宅でできる○○」》

確かに若かったことが大きい。 少なくとも今よりは体力があっただろう。 時間もあった。

40年前の秘かな夢を今叶える《週刊READING LIFE「自宅でできる〇〇」》

「今度色々話を聞かせてくれない?」 4月に入って間もない頃、オランダに住む友人から久しぶりにメッセージが来た。彼女は元医者で、今はセラピストをしながら、SNSで日々様々なメッセージを配信している。

一級建築士が薦める、今Google Map上で見るべき建築物とは《週刊READING LIFE Vol.79「自宅でできる○○」》

「建築」は人類最大の娯楽である。 なんて、書いたらどうお感じになるでしょうか?

しなやかな強さを手に入れる「ほどほど修行」《週刊READING LIFE Vol.79「家でできる○○」》

「どうやったら、こんな過酷なことに耐えられるんだろう」 そんな単純な疑問がきっかけだった。

そのカレーこそが、私のカレーだから《週刊READING LIFE Vol.79「自宅でできる〇〇」》

カレーが好きだ。 世の中にはいろんなタイプのカレーがあるけど、特にどのジャンルが好きと言うこともなく、満遍なくカレーそのものが好きなのだ。

自宅でしかできないこと《週刊READING LIFE Vol.79「自宅でできる○○」》

自宅でできないことなんて、もうない気がする。 新型コロナウィルスの影響で外出自粛がつづき、もう1ヶ月ほど家からほとんど出ない生活が続いている。

妻の横で、おっさんレンタルされてみた《週刊READING LIFE Vol.79「自宅でできる〇〇」》

「今、時間ありますか。レンタルできますか」 おっさんレンタルのお客さまからLINEが来た。 何度かリアルでお話を聞いた30代前半の女性からだった。

もしも10年後、この世にいなかったかもしれないなら《週刊READING LIFE Vol.78「運」は自分で掴め》

「……うわっ、これ、なんだ?」 画面に映し出されたエコーを見ながら、医師は言った。 「これ、ちょっと、この黒いの、なんか嫌な感じするなあ」

幸運の種の探し方《週刊READING LIFE Vol.78「運」は自分の力で掴め》

よくツイてるとかツイてないとか、幸運、不運とかいうけど、どういうことなんだろう。運というのは、多分皆にある程度同じようにあるものだという気がする。運と言うのは、実は自分のすぐそばにいつもあって、それに気づけるかどうか、なのではないかと思う。

ブータンの青年が教えてくれたこと《週刊READING LIFE「タイムスリップ》

ブータン王国と聞いて、あなたは何を想像するだろうか。 私にとってブータン王国は、小学校の時の地図帳で見たインドと中国の間にある小さな国だった。

運命の女神の前髪を掴め……物理で!《週刊READING LIFE Vol.78「運」は自分で掴め》

一度だけ、「運」を物理的に掴んだことがある。

運を掴みたいなら、手を放せ《週刊READING LIFE Vol.78「運」は自分で掴め》

「同じこと、何度言ったらいいの?」 ついつい詰問口調になった。

運を掴む「覚悟」の持ち方《週刊READING LIFE Vol.78 「運」は自分でつかめ》

「Facebookでメッセージしてみたら」 ある人との出会いは、知人のこの一言がきっかけだった。

離婚を考えるほどヒマじゃない〜若女将に学ぶ運の掴み方《週刊READING LIFE Vol.78「運は自分で掴め」》

結婚生活が円満な夫婦と、うまくいかない夫婦、その違いはなんだろう。 新型コロナウイルス対策による政府の緊急事態宣言からはや3週間がたち、日本のみならず、世界のあちこちで文字通り世界が変わった。

中途半端にして逃げる気? と言われて《週刊READING LIFE Vol.78「運」は自分で掴め》

ううう、ハワイに行きたい。 ハワイ島に行って、シャンカリのリトリートに出たい。 でも、有給休暇全部使ってしまった。

私は、運の話なんてしたくない《週間READING LIFE Vol.78「運」は自分で掴め》

「今朝、おばあちゃんが亡くなりました」 母からメールを受け取った時、私はストックホルムの小さな安宿にいた。

「ラスト3分、運の掴み方」《週刊READING LIFE Vol.78「運」は自分で掴め》

チラリと見た時計の針は15時47分。 「落ち着け、落ち着け」心の中で必死に自分に言い聞かせる。周りではほかの受験生が鉛筆を机におく音がする。ラスト3分で投げ出すわけにはいかない。

勝率を引き寄せる、超じゃんけん術《週刊READING LIFE Vol.78「運」は自分で掴め》

じゃんけん。 その歴史は意外と浅い。 唐の時代に、原型となる拳遊びが日本に伝わり、様々な形を辿りながら人々に受け継がれてきた。

ただいま勝負師、修業中!《週刊READING LIFE Vol.78「運」は自分で掴め》

自分のことを、運が悪い人間だとずっと信じていた。 小学校の授業中に、私はよく友人から話しかけられた。けれども先生に「おしゃべりしないで」と注意されるのは決まって私の方だった。

わたしたちが掴み取った強運《週刊READING LIFE Vol.78「運」は自分で掴め》

強運の持ち主である、ひとりの男の話をしよう。 彼には生まれたときから使命が課せられていた。この世のどこかで待っている運命の女性を見つけ出し、結ばれなければならないという使命が。

映画みる『運』と『言い訳』《週刊READING LIFE Vol.78「運」は自分で掴め》

「運命は(自分で)作るものだ」 “砂漠の英雄”の異名を持つ、トーマス・エドワード・ロレンスの言葉だ。一般的には、巨匠デビット・リーン監督作品『アラビアのロレンス』の主人公と言った方がお分かり頂けるだろう。

大海原に漕ぎ出そう《週刊READING LIFE Vol.77「船と海」》

約7年付き合った人と別れた。何となく感じてはいた。あまり会話しなくなったし、話しても何となく噛み合ってないし。喧嘩も増えた。だから感じてはいた。

ぼうぼうと燃え尽くした祭りのあとで残ったものは《WEB READING LIFE 通年テーマ「祭り」》

「これって……何?」 そのコメント欄を数時間ぶりに開けた途端、全身に冷水をぶっかけられたかと思った。 どの言葉も、みんな、私に敵意を向けていたからだ。

海を紡ぐ《習慣READING LIFE Vol.77「船と海」》

「女は子供が生まれても働いたほうが良いよ」 20年前、30歳になったばかりのことだ。イギリスで女性学をかじった私は、中学からの親友との食事の帰りにそう言った。

恋する軍艦《週刊READING LIFE Vol.77「船と海」》

長崎県に「端島(はしま)」という島がある。 かなり有名な島なのだが、この名前ではあまり知られておらず、通称の方がよく知られている。 その名も「軍艦島」という。

「見覚えのある海」《週刊READING LIFE Vol.77「船と海」》

ガシャガシャと音がする。 フェンスを握りしめる手が痛い。靴先をフェンスの穴にねじ込んでなんとか足場をつくる。もう少し登ろうかそれともやめようか。とはいうものの、ここからの降り方がもうわからない。

月夜の海で《週刊READING LIFE Vol.77「船と海」》

2019年10月12日19時30分。 その時、私は避難所にいた。

船を漕ぐだけじゃ、ダメなんだ 《週刊READING LIFE Vol.77「船と海」》

「だめだ、もう苦しい……」 船を作って1年経った。小さな船。資本金100万円の広告制作会社だ。

花が咲くように笑う《出してからおいで大賞》

「だめだ、もう苦しい……」 息はすっかり上がりきり、心臓の鼓動は最大級で、その振動が指先にまで伝わってくる。 並木の桜は、すっかり葉を茂らせていた。 程よい木陰をみつけ、足を止める。

その一つの作業が世界に繋がっている《週刊READING LIFE vol.76「私の働き方改革~「働く」のその先へ~」》

「はい、このインボイス、よろしくね」 毎日、担当の営業マンから、輸出用の書類を受け取ることから私の仕事は始まっていた。 1984年、大阪の短大を卒業後、私は同じく大阪の中堅商社に就職した。 そもそも、商社を選んだ理由は短大時代の親友のススメだった。

壊すことばかり考えていた私を変えた部長からのひと言《週刊READING LIFE vol.76「私の働き方改革~「働く」のその先へ~」》

「いっそのこと、壊してしまおうか」 そう思ったことは、一度や二度ではなかった。 IT企業に勤めて3年目になる私は、毎日のように、「壊してやりたい」と思っていた。

なんとなくの風に吹かれて-激務で働いた女性会計士が専業主婦で子育てして気づいたたった一つの真実《週刊READING LIFE vol.76「私の働き方改革~「働く」のその先へ~」》

「ねぇねぇ、理沙ちゃんって、会計士なんだよね。なんで働いてないの」 せっかく勉強して、立派な資格持ってるのに、もったいないじゃん。 その質問だけは…… 今まで避けてきた話題。気のきいた返事ができない自分がもどかしい。

バイトすら怖かった私が社長になれた3つのヒント《週刊READING LIFE vol.76「私の働き方改革~「働く」のその先へ~」》

「今日は家庭教師、土日は居酒屋、あと単発のバイトもやってる」 大学時代、多くの友人たちはバイトをしていた。中には自分で学費を稼がなければならないといって、いくつものバイトを掛け持ちしている友人も少なくなかった。 本気でそう思っている。

集中できる奴隷になって二足のわらじの夢を見る《週刊READING LIFE vol.76「私の働き方改革~「働く」のその先へ~」》

本当のことを言うと、働きたくない。 そう書いてしまうと、身も蓋もないので、言い方を変える。 「ローマ時代の貴族のように、労働を奴隷に任せて、詩歌を作って生きてゆきたい」 本気でそう思っている。

ゆとり世代の本気の働き方《週刊READING LIFE vol.76「私の働き方改革~「働く」のその先へ~」》

「死ぬ気で働いたことある?」と相手は僕の顔を見て言った。 この言葉が僕の頭から消えてくれない、一人に言われた訳ではない、社会人になって何人にも言われた。

起業という働き方改革《週刊READING LIFE vol.76「私の働き方改革~「働く」のその先へ~」》

「ピッピピピッピピ♪」 午前2時頃、携帯の着メロが鳴り出した。「ハァ……、また何か有ったのかな」。眠い目をこすりながら電話に出ると、夜勤中の部下がすまなそうな声で話し出す。 「遅い時間にすみません。あの、さっき冷却水の圧力が低下して、生産ラインが停止しました」

テレワークに必要なのは、T字集中力とキッチンタイマー!《週刊READING LIFE vol.76「私の働き方改革~「働く」のその先へ~」》

この記事は2020年4月11日に執筆している。 新型コロナウィルス対策のために緊急事態宣言がされたのは4月8日のことだ。不要不急の外出を避けるためにテレワークに取り組む企業も多いことだろう。かくいう私は、かれこれもう5年以上はほぼテレワーク状態である。

仕事はあなたのすべてじゃない《週刊READING LIFE vol.76「私の働き方改革~「働く」のその先へ~」》

「 Je ne veux jamais travailler au japon」 ブラジル人の女の子にそう言われた。 それはパリの語学学校で、フランス人の先生から、日本人には何日のバカンスがあるの? という質問をされたときだった。

よろこんで虫になる《週刊READING LIFE vol.75「人には言えない、ちょっと恥ずかしい話」》

物語を書く人には空想力があり、度が過ぎると妄想癖となる。 妄想癖が激しいと、理解に苦しむ友人は去り、社会に出て困ることがある。 私も妄想癖がひどいので、友人は少なく、勤めている会社でも出世とは無縁だ。しかも私の場合、書いている小説が、誰からも評価されないときているから、余計にかなしい。

夫のソレは核シェルターなみだった《週刊READING LIFE vol.75「人には言えない、ちょっと恥ずかしい話」》

「熱っ!」 20年程前の話だ。結婚して間もない頃、私は眠気眼で朝食を準備していた。

辱めってきっとこんなことを言うのだろう《週刊READING LIFE vol.75「人には言えない、ちょっと恥ずかしい話」》

あれはいつだったかな? 思い出したくもないけど、お腹が痛くなると思い出してしまう。

恥ずかしいことは、3割打者への道《週刊READING LIFE vol.75「人には言えない、ちょっと恥ずかしい話」》

女も30過ぎるといろいろある。 お金の問題やらパートナーとの問題、体の問題……。 悩みなく生きている人の方が少ない。

僕は仕事ができない《週刊READING LIFE vol.75「人には言えない、ちょっと恥ずかしい話」》

ちょっと、というかすこぶる恥ずかしい話だが、私は仕事ができない人間である。 いや、私だってできる人間じゃないよぉ〜、とご謙遜されるあなた。申し訳ないがそんな生ぬるいものではない。

私のお股で起きたちょっと恥ずかしい事件《週刊READING LIFE vol.75「人には言えない、ちょっと恥ずかしい話」》

「痛ーーーーい!」 その瞬間、私は文字通り飛び上がり、履いていた短パンを一気に引き下ろしたのだった。

未来の自分を変える方法 《週刊READING LIFE Vol.74「過去と未来」》

子どもらしさ。 そう聞いて、あなたはどんなイメージを抱くだろうか?

避難所にいた子供たちが教えてくれたこと 《週刊READING LIFE Vol.74「過去と未来」》

あぁ、また揺れてる、怖い……。 昨日の大きな地震以来、余震はずっと続いていた。

道を踏み外してみたら《週刊READING LIFE Vol.74「過去と未来」》

足元から目が離せない。 ゴツゴツとした石が露わになった山道。 段差が一定でないため、腿を上げて足を着地させる場所に神経を使う。

頑張る場所を違えていた、眠れなかった日々の話 《週刊READING LIFE Vol.74 「過去と未来」》

昔から、過去の記憶を忘れることが苦手だった。 記憶力がいい、というわけではない。

ハッシュドタグを生み出した長州力が見ている先《週刊READING LIFE Vol.74「過去と未来」》

2020年3月12日、とあるプロレスラーのツイートが話題になった。

100年後の私に《週間READING LIFE Vol.74「過去と未来」》

あれは、風だった。

過去と未来、そして現在の方程式《週刊READING LIFE Vol.74「過去と未来」》

予定通り各駅に停車し、ゆっくりと走っていたはずの電車が、突然新幹線並みの加速を始める。大きく揺れる車体が乗客を右へ左へと揺り動かす。つり革につかまって、なんとかバランスを保とうとした次の瞬間、目の前に崖が現れた。

過去も未来も自分が創り上げたモノ 《週刊READING LIFE Vol.74 「過去と未来」》

「何の為に生きている? 生きている価値ある?」と自分の心が叫んでいた。 小さい頃、何をやっても、上手く行かなかった。

「咲けばちる 咲かねば恋し」《出してからおいで大賞》

川沿いの桜のつぼみは膨らんでいた。しかしまだ咲いていなかった。1本だけなぜか満開の桜の木があった。

「コロナに負けない、史上最高の恋」《週刊READING LIFE Vol.73「自分史上、最高の恋」》

「今帰還した」 ごく短い文の葉書が私の祖母・玉子(たまこ)の元に届いた。昭和21年の5月初旬、玉子が26才の時のことだ。

意気地なしのままでいたくなかった《週刊READING LIFE Vol.73「自分史上、最高の恋」》

「意気地なし」 彼女は、僕をなじった。

燃えあがる恋《週刊READING LIFE Vol.73「自分史上、最高の恋」》

2019年6月。夫と結婚してから13年、ひとり娘が生まれてから5年の歳月が流れていた。平凡だけどおだやかな親子3人の暮らしに私は満足していた……はずだった。

記憶から抹殺したいくらい嫌いな人を抹殺できない訳《週刊READING LIFE Vol.73「自分史上、最高の恋」》

20年以上前の出来事だった。 夜10時に差し掛かろうとしていたとき、誰かがドアをノックした。

どこにいても、私は《週刊READING LIFE Vol.73「自分史上、最高の恋」》

おきさん。 突然、こんなメッセージを見つけて驚いているかもしれませんね。 まさか、私がこんなことをするとは、思わなかったでしょう。

やっぱり“カノジョ”が世界一!《週刊READING LIFE Vol.73「自分史上、最高の恋」》

ピピピピピ…… 携帯電話のアラームで目が覚める。 僕はそれを手際よく止め、布団の中で伸びをする。 朝日がカーテンの隙間から入り込み、カノジョの顔を照らした。

ただ、抱きたいだけじゃなかった。《週刊READING LIFE Vol.73「自分史上、最高の恋」》

浮気をしたことは、一度もない。 だけど浮気相手になったことなら、ある。

転んだのは私?《週刊READING LIFE Vol.73「自分史上、最高の恋」》

本当に好きな人は夢に出てきてくれない。 そういう決まりが私にはある。 高校生の頃から思い続けているその人も、やはり夢の中で私に逢いに来てはくれない。その人とは二次元世界のキャラクターではない。実在の人物だ。

あなたは男を、何で選びますか 《週刊READING LIFE Vol.73「自分史上、最高の恋」》

私って、本当におめでたい女だな。こんな場所で平然としていられるなんて。 「それでは、お二人共通の友人代表の牧野響子さんより、お二人の馴れ初めに ついてご紹介いただきます。みなさま拍手をお願いします」

自分の中に答えはあった《週刊READING LIFE Vol.73「自分史上、最高の恋」》

「どうやったら、そんな風に書けるようになりますか?」 後輩が何気なく口にした質問から、色々なことに気がつくことができた。 20年ほど前、私はプログラミングに恋をした。

人間観察で鏡の中の自分に出会った話世《週刊READING LIFE Vol.72 「人間観察」》

人間観察で、鏡の中の自分に出会った。 それはまだ、自分がアニメオタクであることを世に公言する前の出来事だ。(と、ここでさらりとアニオタであることを事前にカミングアウトしておく) 東京の秋葉原に引っ越してきて、休日は秋葉原界隈のカフェやファミレスに行くことが増えた。

どうしてあのおじさんは、ナンパに失敗したのか?《週刊READING LIFE Vol.72 「人間観察」》

「隣座って良い?」 そのような声が聞こえたので私はふと隣を見たが、誰の姿もなかった。 どうやら私に声をかけたわけではなさそうだ。

「あなたのその言葉が届くように」《週刊READING LIFE Vol.72 「人間観察」》

広い体育館だった。一番後ろの壁に向かって立っている相手の背中が見えた。 「こんにちはーーーー!」 私は思い切って言葉を投げた。

ちょっとしたきっかけと、ちょっとした勇気で《週刊READING LIFE Vol.72 「人間観察」》

毎朝、通勤途中で出会う、犬の散歩をしているおじちゃん。 そのおじちゃんは自転車に乗ったまま、片手にリードを握って犬の散歩をしている。一緒にいるのは毛足の長いミックス犬。柴犬よりもちょっと大きく、茶色のフサフサの毛だけど、足先だけが白くなっていて、まるで靴下をはいている感じ。名前を知らないその犬のことを、勝手に「ソックス」と呼んでいる。

世界一性格の悪い男が見せた別の顔《週刊READING LIFE Vol.72 「人間観察」》

プロレス界で「世界一性格の悪い男」と異名を取った鈴木みのるには意外な顔がある。 リング上で厳しい顔をして鋭い目つきで相手を威嚇しながら入場してくるにもかかわらず、情にもろく優しい一面を持っているのだ。

私と彼女との間にある距離感《週刊READING LIFE Vol.72 「人間観察」》

彼女はとにかく表情の豊かな人だった。喜怒哀楽がすぐに顔に出る。「出る」というより「出す」と言った方が正しい。かといって、普段いつも「にこにこ」しているわけでもない。どちらかと言えば仏頂面だ。シュッとしていて、何だか近寄りがたい。

電車で動物の写真を撮る彼女の世界《週刊READING LIFE Vol.72 「人間観察」》

電車の中ではほとんどの人がスマートフォンを見ている。 通勤ラッシュ時はともかく、普通の時間、特に一人で乗る人は確実とも言える。 スマホを見ていない人を見つける方が、今では困難である。 私が座った席の正面に座った女性も、例外にもれずスマホを片手に見ていた。

英雄ポロネーズとルパン三世《週刊READING LIFE Vol.72 「人間観察」》

自分は人間観察が得意なのだと、ずっと思っていた。相手の行動や表情を観察して、その人の望んでいる反応を示し、求めている対応をとる。「空気を読む」なんて朝飯前だとずっと信じていた。 ところが、私は完全に間違っていた。人間観察が得意だなんて大きな勘違いだった。空気なんて読めていないどころか、感じとれてさえいなかった。

後悔は常夜灯の中《週刊READING LIFE Vol.71 「なおざり」》

「後悔」の理由には大きく分けて二つあると思う。「選択」と「過程」である。 このうち「選択」からくる後悔、すなわち選択を間違ったがためにする後悔というものは、比較的諦めがつきやすい。

なんとなく大人になってしまった、何もない僕たちへ。《週刊READING LIFE Vol.71 「なおざり」》

「なりたい大人には、なれましたか?」 嘘だって、思ってもらってもかまわない。 でもその時は、確かにそう聴こえた。 まるで墓石が、喋ったかのように。

なおざりに効く妙薬あります《週刊READING LIFE Vol.71 「なおざり」》

「なおざりになってしまった関係に効く妙薬あります」 そんな不思議なのぼりを立てていた不思議な行商の男に出会った。

なぜ、結婚したがるのだろう?《週刊READING LIFE Vol.71 「なおざり」》

男と別れた。 半年ほどデートした。印象が薄い人だったけど、優しかったから、結婚相手には良いかもと思った。でも、結婚についてどう考えているか、面と向かって質問すると、のらくらとはぐらかされてしまうのが気になった。

癖になるゾンビからの生還体《不定期連載「死にたてのゾンビ」》

何かに吸い寄せられるように、同じ方向に向かって進んでいる。 その足取りはどれも重く、足を引きずりながら進む姿も。 言葉を発することもなく、ただユラユラとなんとか前に進んでいるといった状態だ。

逃げるは恥だが何もしないよりいい《週刊READING LIFE Vol.70 「新世代」》

こういう書き方をすると若い人に絶対に「このオッサンは…… 」と言われるのはわかっている。だが、あえて言わせて欲しい。”モーレツ社員”ってすっかり死語になったなと。

SNSではじめる、新しい時代の情報収集 《週刊READING LIFE Vol.70 「新世代」》

あなたは、新しい時代の情報をどうやって手に入れていますか?

新世代的思考への挑戦《週刊READING LIFE Vol.70 「新世代」》

2019年12月某日。私はパソコンの画面をにらんで頭を抱えた。仕事で管理しているwebサイトに新しいページを追加しようとしているのだが、うまくいかない。検索と実行を何度も繰り返したが解決策が見つからない。

新世代の情報入力《週刊READING LIFE Vol.70 「新世代」》

突然だが、皆さんはブラインドタッチができるだろうか? ブラインドタッチとは、コンピュータ(やワープロ、タイプライター)で文章入力を行う際に、主な入力デバイスとなるキーボードのキー配列を見なくても、ある程度のスピードでキーを打つことができる技術だ。

いっそのこと、今年は人間を辞めてみよう!〜次世代通信でVTuberとバーチャルは世界がもっと近い存在になる〜《週刊 READING LIFE Vol.70 「新世代」》

「なんだ……これは……」 2019年冬。私は衝撃的な光景を見てしまった。 コミックマーケット。通称コミケは年2回行われるサブカルチャーの祭典であり、 日本各地から、いや、世界各国からサブカルに愛を注ぐ者たちが集まる。

進化し続ける未来型書店〜天狼院書店 〜《週刊READING LIFE Vol.70「新世代」》

「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である」 これは生物学者、チャールズ・ダーウィンの言葉である。

新世代の家電は電気を使うな《週刊READING LIFE Vol.70 「新世代」》

あなたは今、「わぁ、これ欲しい!」と思う家電は有りますか? 私は正直言って、どうしても欲しくなってしまうような家電に久しく出会っていません。「うーん、有れば便利かもしれないけど、別にそんな機能無くてもいいし……」というような物が実に多いのです。

効率化は涙の天敵《週刊READING LIFE Vol.69 「とにかく私を泣かせてくれ」》

私は、映画を観ることが好きだ。他人(ひと)から見れば、気が振れたと思える程だろう。昨年も、353本の映画を観た。勿論、映画館で。本当は、365本観たかったのだが、まあ、自分に合格点をあげられる量だろう。

効率化は涙の天敵《週刊READING LIFE Vol.69 「とにかく私を泣かせてくれ」》

私は、映画を観ることが好きだ。他人(ひと)から見れば、気が振れたと思える程だろう。昨年も、353本の映画を観た。勿論、映画館で。本当は、365本観たかったのだが、まあ、自分に合格点をあげられる量だろう。

過去からの手紙《週刊READING LIFE「タイムスリップ》

「私は来年何をしているだろう?」 半年前、私はまだ迷っていた。

「おかあさんといっしょ」で泣いてほしい《週刊READING LIFE Vol.69 「とにかく私を泣かせてくれ」》

あるコンサートでの開幕の瞬間、私は涙が止まらなかった。 2019年のゴールデンウィーク、令和という元号が発表された直後のことだ。

厳しかった父が残した置き土産《週刊READING LIFE Vol.69 「とにかく私を泣かせてくれ」》

死因が「出血性ショック死」あるいは「失血死」と聞いて、何を想像するだろうか。 誰かに刺された、あるいは事故か? 世間知らずの私は不慮の事故しか連想できなかった。けれど、父はその時総合病院に入院していた。輸血はすぐできたはずだ。

「晴子さんと私」《週刊READING LIFE Vol.69 「とにかく私を泣かせてくれ」》

「ここなんです」 指さされた先にあるのは、小さな一軒家だった。玄関先の小さなスペースには壊れかけの自転車、割れた植木鉢。その上に積み上げられているのは粗大ゴミ置き場から拾ってきたようなガラクタ。なぜか子供ようの三輪車、おもちゃの風車。あとでわかったことには、それらは実際に粗大ゴミから拾ってきたものがほとんどだった。

青い帽子と本《週刊READING LIFE Vol.69 「とにかく私を泣かせてくれ」》

手元にカタチある物として残ったのは、青い帽子と本だけだった。 僕の中にあるいくつかの時計の中で、1つの時計がある日を境に、動かなくなってしまった。 時計が止まったのは、いつだったのか、覚えていない。 覚えているのは12月20日という事だけ。

場所がもつ記憶《週刊READING LIFE Vol.69 「とにかく私を泣かせてくれ」》

うろ覚えの地名をたよりに、電車を降りた。 電車と言っても、市内を走る路面電車だ。 小さいころは「チンチン電車」と呼んでいた。

涙もろいロクデナシな僕には泣く資格がない《週刊READING LIFE Vol.69 「とにかく私を泣かせてくれ」》

「歳を取ると涙もろくなっていけねぇ」 と、強がりというか言い訳というか、涙を見せるときにはそんなことを言っている。 しかし実際には、涙もろいのは今に始まったことではない。

おばあちゃんが死んだ《週刊READING LIFE Vol.69 「とにかく私を泣かせてくれ」》

「おばあちゃんが亡くなった」 電話を取ると、母親が言った。 別に驚くことではなかった。おばあちゃんは、もう95歳だったのだから。

宿題をしない子どもにやらせる方法を見つけた研究成果《週刊READING LIFE Vol.68 大人のための「自由研究」》

「宿題、やりたくない!」 うちには6歳の息子がいる。宿題しろと言っても遊びたいと言い、テレビ見たいと言って全くやろうとしない。「(遊びの)邪魔しないで!」と強い口調で言い返してくるだけでなく、おもちゃを投げられたこともあった。

憂鬱な雨の実験と感動《週刊READING LIFE Vol.68 大人のための「自由研究」》

うわーずぶぬれだ。横殴りの雨に履いてるズボンもぐっしょりだ。ズボンびったり張り付いて気持ち悪い。そんな時に限って満員電車だわ、電車止まって缶詰になるわ、ついてない……。 そんな時ないだろうか。私はある。結構ズボンを履く頻度の高い私はある。

天狼院書店のライティング・ゼミが人生を変えるのかどうかの実証実験《週刊READING LIFE Vol.68 大人のための「自由研究」》

去年の今頃の私はルー大柴だった。誰かを笑わそうとしているのではなくて天然でそうだったのだ。 「ピクチャー(写真)見せて」 「ショートカット(近道)しよう」 「ウォーターボトル(水筒)持った?」 「またレイト(遅れた)だったの?」

美味しい紅茶の入れ方の実際《週刊READING LIFE Vol.68 大人のための「自由研究」》

嗜好品でありながら毎日の食生活に欠かせない、と勝手に思っている飲料がある。 「茶」である。頷いていただける方々も多いのではないだろうか。 私なぞは365日毎日飲んでいるクチであるが、だからこそ、できるだけ美味しく飲みたいという願望が大いにある。

ドローンは中国の工作員!?《週刊READING LIFE Vol.68 大人のための「自由研究」》

大人は毎日忙しい。 そんな忙しい大人が、仕事と趣味を兼ね、自由研究と称してドローンについて研究した話を読んで欲しい。 その自由研究の結果、日本は大変な危機的状況にあることがわかってきた。

ドラゴンボールに出てくる孫悟空を自由研究してみた話《週刊READING LIFE Vol.68 大人のための「自由研究」》

「あ! 亀仙人……」 天狼院書店、店主三浦さんの一言であった。 その日、自分の着ていた洋服には、鼻血を垂らした亀仙人のワンポイントがほどこされていた。

ヘルプマークで気づいた無言の会話《週刊READING LIFE Vol.67 「世間体」》

私はその存在を知らなかった。でも知ってしまった。それでも私は持とうと思わなかった。頑なに持つことを良しとしなかった。それを持ったら、自分が弱い人間なのではないか、周りからそう見えるのではないかと思った。

世間体を気にする不自由なオンナの生き様《週刊READING LIFE Vol.67 「世間体」》

「人生は短い。死ぬときに後悔したくなかったら、世間体なんか気にせず、やりたいようにやって生きろ」

「世間体のために」ゲームがプレイできなくても《週刊READING LIFE Vol.67 「世間体」》

筆者は大学を新卒で就職して、何を思ってか、大手総合電機メーカーに就職した。

「世間様」とは何様か問題《週刊READING LIFE Vol.67 「世間体」》

「おめでとうござます! 安産でしたね。元気な女の子ですよ」 7年前、分娩台の上で助産師に告げられた時、私はなんと返事したのだろう。

モノなくしエキスパートがオススメする最強ツール!《週刊READING LIFE Vol.66 買ってよかった! 2020年おすすめツール》

なくすと困る三種の神器といえば、財布、携帯、鍵。 親も夫も友達も認めるモノなくしエキスパートの私は、これらの三つはしょっちゅうなくしまくっていた。

「ここではない、どこか」に自分を連れていくために《週刊READING LIFE Vol.66 買ってよかった! 2020年おすすめツール》

「本当に、これでいいのか?」 私は使い慣れたパソコンを覗き込んだまま固まっていた。 これまで、あちこちで情報を集め、何度もシミュレーションを重ねてきた。 にもかかわらず、いざその場面になると、指を動かすのがためらわれた。

こうして私は猫依存症になりました《週刊READING LIFE Vol.66 買ってよかった! 2020年おすすめツール》

2019年元旦、私は心に穴が空いた状態から始まった。 ペットロスに陥ったのだ。

時代を越えた、変わらない世界に導いてくれる品《週刊READING LIFE Vol.66 買ってよかった! 2020年おすすめツール》

営業マンにとって、勝負着はスーツである。 小さい頃、朝早くから父親がスーツ姿で、出かけているのを、子供心に見ていた記憶が、 蘇ってきた。

我が夫婦の鼻毛問題《週刊READING LIFE Vol.66 買ってよかった! 2020年おすすめツール》

夫婦間最大の問題は鼻毛にある。

あそこ社長の口車に乗るな!《週刊READING LIFE Vol.66 買ってよかった! 2020年おすすめツール》

「iPad Pro、買った方がいいですよ」 忘れもしない。 あれは、僕がまだ天狼院を知って間もない頃のこと。

地味でアナログ。でも最先端《週刊READING LIFE Vol.66 買ってよかった! 2020年おすすめツール》

最初に断っておきたい。 私がこれからおすすめするツールは、地味でアナログだ。

自分の空間を創造する、圧巻の5K !《週刊READING LIFE Vol.66 買ってよかった! 2020年おすすめツール》

あなたはパソコンを買い換える際、何に注目するだろうか?

ホットクックはかぼちゃの馬車かもしれない《週刊READING LIFE Vol.66 買ってよかった! 2020年おすすめツール》

「いや~、朝から食べすぎちゃったんですよね」 昨年の春、講演の仕事先で、主催者の人と昼食をとっているときのことだった。

ほぼ、パソコン!! 新OSになったiPad が最高《週刊READING LIFE Vol.66 買ってよかった! 2020年おすすめツール》

「好きなことが見つからないなら、探しつづけてください。決して立ち止まってはいけない」 パソコンを探していたのに、気がついたらなぜかスティーブ・ジョブズの伝記を読んでいた……

2020年はモノより場所にこだわるべき《週刊READING LIFE Vol.66 買ってよかった! 2020年おすすめツール》

「本当にここで集中できているのだろうか?」 文章を書いたり、本を読んだり、勉強したりするとき、どこで作業されているだろうか。

受け取るのが下手なのに、与えようとするなんて《週刊READING LIFE Vol.65 「あなたのために」》

わたしは「あなたのために」と人に与えている人ほど、受け取り下手だと思っている。 受け取るのが下手なのに、どうして相手が与えて欲しいものがわかるのだろう?

「あなたのため」は、誰のため?《週刊READING LIFE Vol.65 「あなたのために」》

「あなたのためを思って言っているのよ」 何度この言葉を言ってきたことだろう。

「あなたのために」の呪縛が取れたら人生楽になった《週刊READING LIFE Vol.65 「あなたのために」》

「あなたのためにずっと我慢してたんだよ!」 私は新卒でシステム開発をする会社に入った。銀行やクレジットカード会社のようにお客さんの大切なお金を管理するシステムを作る会社である。

あなたのために、と言う男は信用するな《週刊READING LIFE Vol.65 「あなたのために」》

君がため 惜しからざりし命さえ  長くもがなと思いけるかな

押し殺していた、心の声を聴け《週刊READING LIFE Vol.65 「あなたのために」》

朝、目覚めるちょっと前から、何かが聴こえる。 最初は、耳をすませば聴こえるほどの大きさ。 だけどその声は、気づけば大きくなっていって、すぐに頭を支配する。

「呪言」の正しい使い方《週刊READING LIFE Vol.65 「あなたのために」》

「わぁ、おっきなお月様」「君のために、置いておいたよ」 15年以上さかのぼる。 恋愛が人生の全てだった頃。私の中で一つの恋が始まったばかりであった。

つまらない物はいりません《週刊READING LIFE Vol.65 「あなたのために」》

「これはあなたのために、わざわざ選んだ物です」 そんな言葉とともにプレゼントを受け取ったら、あなたはどう思いますか?

わたしだけの神様《週刊READING LIFE Vol.65 「あなたのために」》

「ねぇ、神様っていると思う?」 自分の声じゃないみたいに低い声が出て、私はびっくりする。答えを聞くのがこわい質問をするときって、どうしてこんなにもぎこちなくなってしまうのだろう。

すべては、自分の為に、自分の軸で。《週刊READING LIFE Vol.65 「あなたのために」》

「今年こそ、今年こそ」 僕は今まで、ずっと、今年こそと言い続けてきた。

「その言葉をくりかえさないために」《週刊READING LIFE Vol.65 「あなたのために」》

「あなたのために」という言葉は巧妙だ。 そのことに気がついたのはあの高校時代のある日のことだった。もっと正確にいうなら気がつきかけたのに蓋をしたのだ。あのときもっとちゃんと気がついていれば。

私って「重い女」ですか《週刊READING LIFE Vol.65 「あなたのために」》

「私って、重い女ですか」 今日の相談者もこんな風に問いかけてきました。 このセリフ、月に2,3回は聞きます。まったく見知らぬ女性からの恋愛相談です。

【スマホ版『どうぶつの森』レポ】あなたのために私は置く《週刊READING LIFE Vol.65 「あなたのために」》

今日も定位置に置く。白物家電を作るための鉄、家具を作るための木、服を縫うための綿、これらを必ず同じ場所に置く。場所が足りなくなっても置く。これらは毎日売れる。需要があるのだ。毎日誰かが覗いては買っていく。

解答のない選択式問題集《週刊READING LIFE Vol.65 「あなたのために」》

『男の子の「自己肯定感」を高める育て方』の著者、開成中学校・高等学校の校長柳沢幸雄さんの書かれた東洋経済ONLINEの記事を読んだ。

365日、祭りはできる 《 通年テーマ「祭り」》

このままでは、殺される。新宿区民税の納付書を見て思った。 2019年春のことだ。確定申告で利益が多くなったため、金額が倍になっていた。 区民税が倍になるということは、ほかのものも倍になる。

日本から7時間、赤道直下で学ぶ日本史《週刊READING LIFE Vol.64 日本史マニアック!》

私は、歴史の勉強が苦手だった。過去の元号を覚えたり人名を覚えたりしても、何も新しいものは作り出せないではないか……と、記憶力抜群の、歴史大好きクラスメイトを見ながら毒づいたものだ。

夢殿は日本古代史のミステリー《週刊READING LIFE Vol.64 日本史マニアック!》

「その仏像は、厳重に施錠された八角堂の中で、500ヤードもある布でぐるぐる巻きにされ、長い間誰の目にも触れることなく隠されてきた」

700年越しの恋《週刊READING LIFE Vol.64 日本史マニアック!》

「ふ~、暑いな……」 いったい何段あるんだろうか、ここの階段は。 いや、段数ではなく、問題は傾斜のようだ。 後ろを振り返ってはダメだな、足がすくみそうだ。

トイレの神様《週刊READING LIFE Vol.64 日本史マニアック!》

昔から不思議なことがあります。週に3回は「お花摘み」の夢を見るのです。 「花を摘む」とは女性の登山用語です。男性は「キジ撃ち」と言うそうです。 そう、「トイレに行くこと」です。

「10年前の自分へ-ゼロからで大丈夫だから-」《週刊READING LIFE「タイムスリップ》

「そうねぇ……」 その人はすこし遠くをみた。何かを思い出しているようだった。

アンガーマネジメントは0歳から始まっている《週刊READING LIFE Vol.63 2020年に読むべきBOOK LIST》

あなたはアンガーマネジメントできていますか、と聞かれて、はい、と答えられるだろうか。 そしてそれは、いつ頃からできるようになったのだろうか。

中田敦彦は本当にテレビから干されたのか?《週刊READING LIFE Vol.63 2020年に読むべきBOOK LIST》

「あ、この人テレビから干されてYouTubeに逃げた人でしょ」 書店で、とある本を手に取った私へ友人はそのようなことを呟いた。 衝撃だった。

映画と原作小説、両方見ることの楽しみ方《週刊READING LIFE Vol.63 2020年に読むべきBOOK LIST》

「間違い探し」は好きですか? 時々、サイゼリアに行くのですが、その時の楽しみが「間違い探し」です。

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SERIES  連載記事

オトナのための中学校数学

「連立方程式」「平方根」「三平方の定理」…… 中学校の数学で習う単元。 「いったい何の役に立つの?」「必要ないし、使わないし」一度は口にしたことがある人もいるのではないだろうか。そして結局の所、やっぱり何の役に立つのか、必要なのか、いつ使うのか……? 30歳に数学の免許を取り、そこから現役の中学生教師である筆者が、日々中学生と接し、授業をしながら数学について感じたことを徒然と書く。教材研究や、授業を通して、数学が世の中でどう役に立っているのか、はたまた役に立っていないのか? 難しい数式や考え方はなし。 みんなが経験した中学数学の各単元はいったい何だったのか? を考えていく数学エッセイ!

ママ起業のリアル

「ママであろうと、関係ない!」 アラフォーの子持ち主婦だったライター・ギール 里映。「私、このままでいいのかな」という不安に襲われ、一念発起して起業。 なぜ、「起業」という選択をしたのか? どうやって事業を伸ばしてきたの? 「ママ起業」のリアルって? 自分がやりたいことをやるのに、性別も、肩書も関係ない! ライター自身の経験をもとに、「ママ起業」のエッセンスをお届けします!

発達障害グレーの子育てはパパが重要!

子どもが1歳のときに、定期検診で言葉の発達に遅れあるかもと医者に言われた。検査とは発達障害の傾向があるかをみるものである。 検査の結果「発達障害グレー」と診断をうけた。 発達障害の子どもにもつ親に会ったり、 成人を迎えた発達障害の当事者に会ったり、 療育サービスを提供している人たちに会ったりして、 これから我々のような親子が落ちうる穴を聞いていって、先人たちの失敗談から反省点を抜き出して、うちの家庭に当てはめ実践していったところ、家庭も子どももとても落ちていった。 その経緯を書いていきたい。

私をコミケに連れてって

コミケ=コミックマーケットがその存在を知られるようになってから久しい。だがその実態は、時たま驚嘆する一場面だけがニュースなどで取り上げられ、実情は把握しにくい状態にある。そう言った状態だが、コミケに興味が湧き、自らも行ってみたいと思う人々は増えてきているはずだ。

ミニシアターのある街、東京

スマホがあればいつでもどこでも映画が観られる時代。 そんな中私たちは一体どうして、劇場まで足を運び、2000円近いお金を払い、暗闇に2時間も拘束されてまで映画を観るのだろう?

コミケの歩き方

これからのオタクの話をしよう

時代は令和である。 都内をラッピング電車が走り、コンビニでキャラクターファイルが配られ、人々はアニメーション映画に夢中になる。そんな時代である。

クラウド生活のススメ

インターネットが普及してスマホなどのガジェットを使う人が増えてきた。筆者の若い頃はパソコンが家に一台あれば進歩的だったが、今はひとり一本あるいはそれ以上スマホを持ち歩いているのが当たり前。

こな落語

さあさあさあ、どうぞ一席お付き合いください。こな落語の開演でございます。

小説連載「人生を変える割烹」

京都は先斗町の路地裏に、食べるだけで人生が変わる割烹があるらしい──

正しい不倫のススメ

まっすぐな恋愛って何ですか?

天狼院通信

天狼院書店店主・三浦による、公式の「天狼院通信」です。

川代ノート

天狼院書店スタッフ川代が綴る「川代ノート」は、女子の本音を綴ります。

宇宙一わかりやすい科学の教科書

「宇宙一わかりやすい科学の教科書」は、増田明氏による寄稿記事です。 どこよりもわかりやすく丁寧に、科学のひみつをお伝えします。

あなたの上手な酔わせ方 TOKYO ALCOHOL COLLECTION

大人なら知っておきたい「お酒」についてのお勉強、はじめてみませんか?

死にたてのゾンビ

「死にたてのゾンビ」というワードをきいたとき、何を思い浮かべますか?

WORK TRIP〜旅の中で仕事し、旅の中で学ぶ〜

店主三浦が「ワークトリップ」として利用した宿と、仕事の記録。

祭り-matsuri-

人は狂に酔いしれ、狂に踊る。

本当は教えたくない!「東京日帰りカメラ旅 」

東京から日帰りで、非日常な景色と体験、食を愉しむ旅ガイド

レンタル人間図鑑

おっさんがおっさんを借りてみた!

普段使いできる!Webツール便利帳

アプリやソフト、Webサービス……。初心者でも普段使いできるよう、わかりやすく丁寧に解説!

素人投資家いちねんせい実況中!

下関在住ライター・安光伸江が、両親から相続した資産で株や国債、外貨預金などに挑戦していくさまを現在進行形で描く投資レポート!

小説連載「株式会社ドッペルゲンガー」

近未来の日本で、最新科学技術で作り出した自分そっくりのアンドロイドを使用する人たちの群像劇。

京都天狼院物語 〜あなたの心に効く一冊〜

京都天狼院書店の大学生アルバイトスタッフが贈る書店員物語。一冊の本が、あなたの心に鮮やかな絵を描いてくれるかもしれません。

ふな寿司をめぐる冒険

「滋賀にはものすごく臭い“すし”があるらしい」鮒ずし愛、滋賀県愛に溢れた熱狂レポート!

2020に伝えたい1964

1964年の東京オリンピックを体験したあの頃の記憶を、2020年を盛り上げる世代へ届ける。

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