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アルカリ電解水で落としたものは、汚れだけじゃなかった


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

記事: まるこめ (ライティング・ゼミ25年11月開講コース)

 

 

年末だ!

ストーブだ!

おでんだー!!

 

よーし、もう動かんぞ!

1ミリたりとも動かんぞ!!

 

毎年、正月明けの母との反省会で

「なんやかんや用意するばってんがさ、もう来年こそは簡単にしよう! 来年こそは、もうゆっくりしょーや!」とかれこれ何度言ってきたことか……

今年こそは、絶対にぐうたらした年末年始を過ごすんだ!!!

 

と、心に固く決心して数時間後の23時30分。

 

 

「やばいわぁ、なんこれ、めっちゃ取れるやん……」

 

子供らが寝静まった深夜、恍惚とした表情で風呂掃除をしている私が、いた。

 

(あれ? 動かないんじゃ、なかったっけ? まぁ、そんなことより……)

 

ハイターの匂いにやられたのどうかはさておき、高らかに「動かないぞ宣言」をしたはずの私は、どういうわけか、左手にクレンザー、右手に激落ちくんを握りしめ、湯アカがこびりついた風呂のイスをゴシゴシ。

 

掃除は、嫌いじゃない。

仕事のデスクは基本的に綺麗だったし、暇さえあればあちこち掃除機をかける。

……ところがどっこい、これが途端に家になると、あのモチベーションはどこにいった? というくらいに、どこかにいってしまう。

「家事」は、料理は好きだけど、それ以外はどうにも好きになれない……いや、嫌い。大っ嫌い!

だいたい、片付けた側から散らかるじゃん! 洗濯なんて、洗濯機を空にした側から汚れた衣類たちが閉店間際の小料理屋に「やってる?」って暖簾開けてくるように、洗濯機のフタを開けてやってくる。「やってねぇよ!」って追い返してやりたい。畳むのだってそう! 畳み終えた側からすぐに使うから「これ、畳むの意味なくね?」って本気で思ってる。畳まないと山になるから、景観維持のためには減らしておきたいのはやまやまなんだけどね! 山だけに! 掃除は、家事になるとやることが一気に増える。トイレ、風呂、キッチン、冷蔵庫、他にもたくさん……ひとつひとつをやりたいレベルまでやろうとすると、途方もない時間がかかる。かといって、放置すればするほど、次の掃除完了までの所要時間が倍増……

そんなハードな仕事を「わがやの家事」になった途端、世の主婦たちはみんな涼しい顔をしながらこなしている。更に言えば、大抵は「あたりまえ」に質の高いサービスを求められる。しかも、無休かつ無給で。私は、心の中でいつも思う。

 

 

そこにギャラはないんか? と。

 

 

だけど、やっぱり新しい年は、たとえノーギャラであってもピカピカのおうちで過ごしたい! だけど、時間をかけずに終わらせたい……ゆっくりはしたい!

そこで今年は、インスタの掃除アカウントや掃除のライフハックを今更ながらハシゴした。そんな中、見つけたのが「アルカリ電解水スプレー」だった。酸化した汚れをアルカリで中和することで汚れをとるものだ。それを使って、ちょっとレンジをこすってみた。すると、焦げついていた汚れがスルスル取れた!

 

「おお、おお……!」

 

なんてこった……もっと、もっと早くに出会いたかった。

私の中で、頑固にこびりついていた「家の仕事はマジで大変。コスパもタイパも悪すぎなー」ってイメージをアルカリ電解水がちょっとずつ、でも確実に分解していっている手応えを感じた。

 

「レンジでこんなに綺麗になるなら、冷蔵庫、拭いちゃおうかな……」

 

アルカリ電解水を吹きかけたキッチンペーパーで冷蔵庫の表面を拭くと、これまた日ごろから蓄積していた手アカがたちまち消えた。しかも、拭き筋も残らない。

 

「ねぇ、ちょっと! これ、やばいよ! 電解水! やばいって!」

「おお〜! これは綺麗やね」

 

掃除が私よりも上手な、旦那さんのお墨付きをもらったら、さらに楽しくなってしまった。

あっさり綺麗になったから、せっかくならコンロも拭いてしまおうかな。

 

「おお〜! 魚焼きグリルの窓まで!ペカンペカンになったわ!」

 

他に、どこか綺麗にできないかな。あ、炊飯ジャーの汚れも取れるかな?

 

「ふおおお! ピアノブラックの色味が、光沢が戻ってきた!」

 

と、アルカリ電解水を片手に、食器棚や、洗面所、拭けそうなところを時間を忘れて拭き始めていた。そうすると、近頃手付かずだった風呂場が気になり始めた。

流石に黒カビにアルカリ電解水は無力だったので、ここからはカビハイターに持ち替えた。床や隅々をハイターの泡まみれにしている間に、蛇口をピカピカにしていると、とうとうイスの湯アカまで気になって、気づけば日付が変わるまで掃除をしていたのだった。

 

そこにギャラはなかったけれど、短時間でたくさんの「綺麗になった!」があった。

それは、家だけじゃなく、自分の心までピカピカにしてくれたようだった。アルカリ電解水がとってくれたのは積み重なった汚れだけじゃなくて、私の凝り固まった苦手意識だった。苦手だな、嫌だな、と思うものほど小さく分けて「できた!」を積み重ねていくことが、自信につながっていくことが、改めてわかった気がした。あとは、それを少しずつ継続すれば、いずれは涼しい顔をして、ハイクオリティの家事サービスを家族に提供できるのかも、しれない。新しい年は、アルカリ電解水と共に更なる飛躍ができること、間違いなし! となれば、いいな。

 

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