「料理なんてできなくていい」彼の言葉を信じてはいけない本当の理由
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
記事:マーガレット佐々木 ライティング・ゼミ1月コース
「料理なんてできなくていい」「君はそのままで十分素敵だから」 そんな耳に心地よいフレーズが婚活現場でも飛び交うようになってきました。さすが、令和ですよね。
これを聞いたアナタは「ラッキー!じゃもぅ、結婚しても料理は作らなくていいのね」と、思いますか。但し今でも、「料理上手」を理想のパートナーの条件に挙げる男性は、8割に上るとの調査もあるのです。
もしアナタが、往年の大女優のように「僕は女優を妻にするんだ。ぬかみそ臭い女房になんてなるな」とパートナーに言わしめるほどのカリスマならば、話は別です。ですが、普通の女性がこの言葉を鵜呑みにするのは、とても危険なこと。 なぜ危険なのか。婚活コーチの私マーガレットが、料理と婚活のシビアな関係から、料理が苦手な場合の「胃袋のつかみ方」まで、お話します。
■ 男性の「料理できなくていい」を翻訳すると……
まず、アナタが彼にとって「息をしているだけでいい」という程の神々しい存在にまでは至っていない場合、男性心理の観点から申し上げれば、「料理なんてできなくていい」という彼の言葉には、以下二つのパターンしかありません。
一つ目は、アナタに嫌われたくない一心での「期限付きの譲歩」。「そのうち上手くなるでしょ」という、希望的憶測に基づいた彼の背伸びです。
二つ目は、言葉の定義のズレ。 男性の想像する「料理は苦手」の意味は、「凝った料理は作れない」とか「たまに総菜を買って済ませることもある」レベル。家でご飯を炊かない、包丁づかいも怪しい……そうした事態は1㎜も想定していません。
■ 女性の「私、料理できないの」の真意
一方、自分から「料理できないんです」と宣言する女性の真意は、ズバリ「家事放棄宣言」です。 「この条件を呑むなら、付き合ってあげてもいいわ」「結婚相手の候補にしてあげる」という上から目線の特権意識。たとえ今、料理が苦手でも、相手が決まったら努力するつもりでいるのなら、わざわざこんなカミングアウトはしないからです。
けれど、言われた男性の脳内では「料理は苦手だけど、貴方のことが大好き。こんな私を赦してくれる?」という自動翻訳が行われます。「俺を好きだから打ち明けてくれたんだよな」「なら、やる気はあるってことだし~」という根拠のない前提を置いてしまう。 ここが「婚活界のマリアナ海溝」。男女の価値観が大きく隔たる場所です。
これはある日、「目玉焼きくらい焼いてくれるよね?」という彼の期待と、「料理はしないって言ったわよね!」というアナタの主張がぶつかることで露呈します。彼は料理の腕以上に、自分のために歩み寄ろうともしないアナタの頑なな態度に失望する。これが、「料理なんてできなくていい」を信じた女性の末路です。
■ 料理が婚活に必要な理由とは……
第一に、料理は、男性のためにするものではなく、「自分のため」にするものです。 素材を選び、味を調えれば、3ヶ月後の肌のハリ、髪のツヤはきっと違ってきます。栄養バランスの整った食事はバイタリティの源。毎日の食事をはじめとし、自分を大切に扱う女性は、周囲からも「大切に扱われる」存在になります。
第二に、どんなに努力しようと、年齢に反比例して外見は右肩下がりなのに対し、料理の腕は年齢に正比例して、経験値が積み上がります。アナタの付加価値を高める、最強の自己投資になるのが料理です。
そして第三に、料理は心の距離を縮めるコミュニケーション・ツールだということ。 目の前の一皿から思い出話が広がり、彼はアナタとの未来を想像します。「得意料理は何?」という質問も、アナタの腕前を知りたいからではありません。「この人となら温かい家庭を築けるだろう」という予感があるからなのです。
■ 「料理男子」こそ、アナタの「真心」を見ている
「料理は、得意な男性にお任せすれば良い」というのも誤解です。 料理男子と結婚した私の友人は、レパートリーではとても彼に叶わないと腹をくくり、トマトソースのレシピだけを徹底研究したそうです。結果、彼女の作ったトマトソースのパスタを食べた彼は「僕には出せない味だ」と、あえなく陥落。料理男子だからこそ、彼女の「手間」と「こだわり」に感嘆したのです。
また、別の料理男子は、彼女から届いた一通の写メで結婚を決めました。冷蔵庫に鎮座する紅白かまぼこの写真に添えられた「一緒に食べたいから、お正月まで我慢するね」というメッセージ。 「一緒に食べよう」と彼を待つ気遣いは、どんなご馳走よりも雄弁に愛を語ります。
■ これからの幸せのために
料理は「真心」を示す絶好のツール。その機会を放棄し、相手に要求ばかりを突きつける「搾取」の上に、幸せな結婚生活は成り立ちません。 私はアナタに、「愛し愛されて、しみじみ幸せ」と感じられる人生を歩んでほしい。結婚生活の深い安心感を支えるのは、日々のパートナーへの感謝です。それを言葉にするのが照れくさくても、料理なら「するだけ」で気持ちを表せます。 風邪を引いた彼に、レトルトのお粥を温め、使いやすいスプーンを添えるのも立派な料理。そんなアナタの真心が彼の心を揺さぶり、アナタの人生を輝かせます。
さぁ、エプロンを買いに行きましょうか。
料理には、人生を変える力がある。私はそう、信じています。
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