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あなたの1年後を大きく変えるには?!あなたの「これ」を形にすること


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

 

 

記事: 加藤瞳(ライティング・ゼミ25年11月開講コース)

 

もし1年後、「これ」をすれば「まったく想像できない楽しい世界」を自分に体験させてあげられるとしたら、あなたは「これ」をやりますか?

 

約1年前、私は実際に「これ」をしました。私の場合、そのことがきっかけで、1年後の私はライブでお客様の前で歌い、ライブの宣伝でラジオに出て、新聞の取材も受けることになったのです。このような自分の姿は、「これ」をしている時も、「これ」をした後しばらくの間も、まったく想像していませんでした。

 

「これ」をすることによって、あるものが出来上がります。あるものを「A」としましょう。

私のAが出来た時、私は親しい人にAを知らせようと思いました。ですが、はじめて作ったAにどのくらいの価値をつけていいのかわかりません。できるだけ手残りが多い方が嬉しいけれど、無名の私が作ったAをどのくらいの人がいくらで買ってくれるかを想像できなかったのです。私はとても悩みました。

 

Aの値付けについて情報を得ようと、参加していたオンラインサロンの情報コーナーで参考価格を探しました。サロンオーナーは、自身のはじめてのAには800円の価値をつけたそうです。しかし、「値下げをするのは簡単だけど、値上げはできない。だから、高くできるなら高めの方がいいよ」というのです。

 

500円くらいなら私のAでも買ってくれそうな気がしていましたが、800円と聞き、「本当に手に取ってくれる人がいるのだろうか」と不安になりました。

 

しかし、Aにはコストがかかっています。数にもよりますが、だいたい300円から400円くらいでしょうか。ですので、Aが800円で売れたとしても、手残りが400円から多くて500円です。かなりの時間と労力を使って出来上がったA。安い価値をつけてしまっては、私自身の価値も安くなってしまう気がしました。

 

そこで私は、はじめてのAに1000円の価値をつけました。このことはとても勇気のいることでした。なにしろ、自分で作ったものに価値をつけたことがなかったですし、それを人に買ってもらったこともないからです。

 

私は、1000円の価値をつけたAをどのように人に買ってもらおうか考えました。私には店舗がありません。ですから、手売りになります。LINEでメッセージを送ると、相手の反応がわからないので避けました。たまたま家にお茶をしにきてくれた人や、お店でランチをした友人に「実は……」と言って伝えたのです。

 

人の話を聞くのは得意な私ですが、自分のAについて伝えることや、自分を売り込むことは苦手です。はじめは「買ってもらいたい気持ち」ばかりが先行し、うまく伝えられませんでした。

 

「買ってもらいたいのは本音だけれど、義理で手に取ってもらいたいわけじゃない」

「でも、手に取ってもらわないと価値をわかってもらえない」

「義理で買ってくれた人が、Aの価値をわかってくれるだろうか」

 

など、いろいろな気持ちが巡りました。

 

ですが、義理で買ってくれたであろう状況でも、売れたらとても嬉しいのです。1つ売れ、また1つ売れ……、その度に私の気持ちは満たされていきます。

 

「あぁ、私の今までの経験は無駄じゃなかったんだ。誰かの気づきになっている。勇気づけられているんだ」

 

Aが出来た時にも、自分の人生を肯定できるようにはなっていました。ですが、それを自分以外の人が手に取ってくれ、さらにAを手に取った後の感想までくれるんです。その感想が本当に優しいものばかりで……。はじめは、「友達だから優しいことを言ってくれているのかな」と思っていましたが、そんなことはなかったんです。

 

Aを人に伝えるようになって3ヶ月くらい経った頃、私はあるライブにお邪魔することがありました。その時に、ライブに誘ってくれたミュージシャンの方に「Aを作ったんです」とお伝えしました。その方が「私も欲しいです」と手に取ってくれたことで、その後の私の人生が急展開していきます。

 

1ヶ月後、そのミュージシャンの方から「せっかくだから、お祝いライブしませんか?」とお誘いが来たのです。自分が歌うことはまったく想像していませんでしたが、私は「こんなチャンスはもう2度とないかもしれない」と思ったのでしょう。「うまく歌えるか」「お客さんが聴きたくなる歌を歌えるのか」など、ほとんど悩むことなく、「はい」と返事をしていました。

 

4月にライブ出演が決まってから、7月、9月、10月、12月と4回もライブで歌わせていただき、その宣伝のためにラジオに3回出演し、新聞に2回掲載いただくという、とんでもないスピードで物事が動いていきました。

 

必死になって歌のレッスンを重ね、なんとか人前で歌っても喜んでもらえるほどに。何より、私が「歌う」という新しい挑戦をする姿に、来てくれたお客さんが感動してくれました。Aのおかげで、私は自分の過去の経験を肯定できるようになりましたし、失っていた自信を取り戻し、人に勇気を与えられるようになったのです。

 

さあ、ここまで読んでくださったあなたは、Aが何かわかりますか?

 

それは「本」です。私は、1年前に自身の経験とそこからの気づきを1冊の本にしました。バリバリのサラリーマンだった私は、色々あってキャリアを捨てたことで自信を失っていました。本を作る少し前まで、「もう自分なんていなくなってもいいんじゃないか」と思うほど、身の回りに不幸な出来事ばかりが起きていました。

 

時間が過去の傷をやわらげてはくれていましたが、完全には癒えていませんでした。そんな私は「本を作る」ことで、人生を大きく好転させることができたのです。

 

本を作ることは、時間も労力もかかります。でも、自分と向き合うとても素晴らしい時間になることは間違いありません。

 

ただ、急に「本を作る」と言っても、難しいと感じるかもしれません。一般的に売られている本はかなりボリュームがありますから、「そんなにたくさん書くのは無理」と思うでしょう。

 

はじめからそんなにたくさん書かなくても大丈夫です。例えば、自分の1つの経験とそこからの気づきをまとめる。それをブログに書いてみる。それが5個集まったら、1冊にしてみる。そんな感じでいいのです。

 

完成させるためには、締め切りを決めてそれを宣言するのがおすすめです。何かの記念日までに作ると決めて、誰かに話しましょう。例えば「1年後の誕生日まで」とか「末っ子が10歳になる時まで」などがいいですね。私の場合は、自分の誕生日にあるマーケットに出店することをゴールにして書きました。

 

たった1冊の本が、1年後のあなたを楽しい世界に連れて行ってくれるでしょう。そして、まだ見ぬ誰かの背中を押すことにもなるでしょう。

 

本、書きはじめてみませんか?

 

《終わり》

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