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週刊READING LIFE vol.18

ネガティブな僕が変わった習慣と思考とは!?《週刊READING LIFE vol.18「習慣と思考法」》


記事:岡筋耕平(READING LIFE編集部ライターズ倶楽部)
 
 
僕はネガティブ思考である。
 
気がつけばウジウジと悩んでしまい1人で袋小路に入り込んでいる。
まだ起きていない未来の事象についても、頭を抱えることも珍しくない。
「心配の〜はおこらない」や「不安」になったら読む本みたいな類の本は全て読んでいる。その類のノウハウコレクターと言っても過言ではないだろう。
 
「心配性やね〜」
 
と親にも良く言われたし、
 
「気にし過ぎ」
 
と友人にも良く言われる。
 
なぜか、何気ない出来事や人に言われたことを悪い方、悪い方に考えてしまうたちなのだ。それを治したいと思ったことがあるだろうか? 答えは
「いつも治したいと思っている」
だ。

 
 
 

やっぱり、毎日楽しく愉快に暮らしていきたい。一度きりの人生笑って過ごしていきたいものである。
いくら本を読み漁っても、思考は小さな頃からの癖のようなものなのでそう簡単には治らない。
だが、その中でもこれをすると元気になれたり、気にしなくなったという習慣がある。
習慣が変わると思考が変わる。その習慣を紹介していきたいと思う。
 
なにより外せない習慣。これがなかったらず〜と十代の頃から自分に自信が無くて引きこもってしまっていたかもしれない。
かれこれ20年以上続けて今や、生活の一部いや、体の細胞の一部になっている習慣がある。
 
それは、
 
「筋トレ」
 
である。

 
 
 

幼い頃、僕は虚弱体質とまではいかなくとも、背は小さかったしデブだった。体育の成績はいつも悪かったし、運動会では脇役が僕のお決まりのポジションだった。
小学6年生の頃は特に太っていて、それが原因でクラスメイトに影でバカにされたり、からかわれたことは今でもトラウマになっている。自分には運動は向いていないと思っていた。
 
TVで見る人気のあるタレントや歌手はみんな痩せているし、その頃同級生に人気だったジャニーズJr.は皆んなスリムだった。
中学生の頃はそれがコンプレックスで女子と全く話せなかった。
「この人、デブやしチビやし、格好悪い」という心の声が聞こえてきそうで怖かった。
 
そんな自分を劇的に変えてくれたのが筋トレである。
あんなに運動が苦手だったのに、筋トレだけは続けることが出来た。思春期で好きな子を振り向かせたかったのか、モテたかったのかは分からないが、ただ一つ続けることが出来た明確な理由がある。
それは、「バカにされた同級生を見返したい」という思いだった。
 
筋骨隆々=強いというイメージがとても強くあった。僕は強くなりたかった。中学1年生の頃、持病の喘息で部活に行けず、出て行ったら先輩にいじめられた苦い思い出がある。「身体を鍛えて自信を付けたい、自分を変えたい」そう強く願った。
 
筋トレを初めてから直ぐに成果が現れだし、僕は引き締まった身体を手に入れ、自分に自信が付いてきた。
体つきが変わると周りの見る目も変わったし、体つきが変わると自然と性格も変わってきた。
筋トレがすごいのか、僕がすごいのか、鶏が先か卵か先かのような話だがとにかく僕は変わることが出来た。
 
それ以来、僕は20年以上筋トレを習慣にしている。今ではどんなに疲れて帰って来た日や時間がない日も筋トレをしないと気持ち悪くて仕方がない。筋トレを始めた時はただ強い自分を手に入れたかっただけだが、今では理論的なことも調べて理解するようになった。

 
 
 

筋トレを行うとテストステロンという脳内物質が分泌され、これには闘争本能や社会性を高める作用がある。本来は睡眠中に良く分泌されるがこの値が低いと仕事力が下がると言われている。徹夜で作業をしたり試験勉強などをするとテストステロン値が下がり、著しく作業効率が下がる。成功している社長や起業家はこのテストステロン値が高いという研究結果も出ているくらいだ。この魔法のようなテストステロンだが、筋トレをすることが簡単に分泌することができるのだ。さすがは筋トレ。20年以上僕がこよなく続けてきているだけのことはある。
 
分泌されるのはテストステロンだけではない。寝ている間に分泌される「成長ホルモン」も筋トレを行うことで分布されるのである。成長ホルモンと聞くと、子供が背を伸ばすために必要なホルモンと思われがちだが、実は大人も成長モルモンは分泌される。主に骨を大きくしたり、代謝を促したり、髪の毛などの細胞を成長させるにはこの成長ホルモンが必須である。因みに成長ホルモンは肌の新陳代謝にも影響しているので、美容にも良い。
筋トレを行うことで、成長ホルモンの分泌が活発化され、アンチエイジングにも良いと言われている。女性にもおすすめだ。

 
 
 

僕は筋トレを20年以上続けていることもあり、いや、間違いなく筋トレのお陰で20年間体系も変わっていない。僕は20代後半まで身長が伸びたので細かく体重の上限はあったものの、基本的な体格はずっと同じである。これにはからくりがあり、人間の身体はマッスルメモリーという記憶装置が備わっているお陰で、多少怠けていたとしてもまたトレーニングを開始すると直ぐ元の体系に戻るのだ。子供の頃、バカにされた悔しさで始めた筋トレ。だけど今ではおっさんと呼ばれる年齢になっても、周りよりも若く見られるので、ある意味バカにしてくれた同級生には感謝している。
 
筋トレを始めたお陰で僕のネガティブな思考もかなりポジティブな思考に変わった。見た目が変われば周りの目が変わる。周りの目が変われば自信がついて性格も変わっていく。まさにポジティブスパイラルを生み出すことができるわけだ。
 
今では、巷で数多くの筋トレ指南書が発売されている。僕も大好きで愛読している著者の本もあるし、随分と筋トレの良さが世間に広まっていたなと思う。一時期は某吉本芸人の影響もあり、「筋肉バカ」とか「あいつは脳みそまで筋肉が付いている」などと言っった風評もあった。とても残念な気持ちだったけど、数多くの科学的根拠に基づいた著書が発表されている今、それは覆されたと言えるだろう。
 
ボディビルダーでも目指さない限りは筋トレは脳にもいい。誤解されないように言っておくが、ボデイビルダーはかなり節制したアスリートの生活を送っている人たちなので、とても常人には真似ができる代物ではない。日々の生活の中にほんの数十分筋トレを取り入れることで、日々の効率は格段に上がる。
 
筋トレと合わせて、体と脳に良いのが有酸素運動だ。僕は筋トレと合わせてランニングや水泳といった有酸素運動も日々の生活に取り入れている。一般的には週に2時間程度の有酸素運動が脳に効くと言われていて、肥満防止や認知症防止、記憶力の工場などにも良いと言われている。
 
筋トレと同じで、やりだすと案外ハマってしまう性格なので一時期はマラソン大会にも出場していた。走ると何が良いかというと、記憶力が向上し、メンタルヘルスにもとても良い。
筋トレと同じで、ジョギングやマラソンも体が疲労するのでぐっすりと眠りにつくことが出来る。
僕は一時期、メンタル疾患で不眠症に悩まされた時期があったけど、ジョギングしたり水泳をすることで睡眠薬も必要なくなった。
メンタル疾患やメンタル不全、うつ病が社会問題とされている現代社会において、運動が習慣化されると健康的な人が多くなるのではないかと思う。

 
 
 

体と脳に良い習慣では散歩の習慣も毎日取り入れている。これも運動ではあるが、筋トレや有酸素運動に比べるとライトな運動と言える。散歩するときは時間帯も決まっていて、朝起きて午前中に散歩する習慣を取り入れている。朝の時間に散歩することで朝日を身体中に浴びることができる。朝日を浴びるとセロトニンと呼ばれる脳内物質が分泌される。セロトニンは感情や気分、精神的なコントロールを行う神経伝達のひとつだ。セロトニンが不足すると心のバランスが乱れうつ病や睡眠障害を引き起こす恐れがある。朝の散歩はこのセロトニンの分泌と1日の始めに交感神経を優位にさせる効果があるのだ。
 
考え事をして煮詰まった時や、なにかアイデアが必要な時にも散歩は必須になっている。僕はとにかく歩く。電車で2駅くらいなら余裕だ。仕事が忙しくて中々運動の時間が取れない時も、帰り道に1〜2駅くらいなら歩くことが出来る。仕事終わりに同僚に2駅歩いて帰っていることを話すと白い目で見られたこともあるが、時間がない中運動不足の解消にも繋がっているし、ストレス発散にもなっていたので気にしなかった。その習慣のお陰で、仕事の成績が良かったと言っても過言ではない。実に良い気分転換になっていた。
 
筋トレや運動と効くと、運動神経だとか才能だとかで時間がないなどで敬遠する人もいると思うけど、僕はそんな人にこそ筋トレや運動をおすすめしたい。筋トレに才能なんか必要ないし、ランニングもやれば伸びる。オリンピック選手やプロの選手でも目指さない限り、運動神経は後天的に伸ばすことが出来る。僕は学生時代、ずっと体育の成績5段階中2以上を取ったことはなかった。
でも。筋トレに目覚めたことで二十歳を過ぎてから始めた空手では地区の代表選手にも選ばれたし、入賞することもできた。

 
 
 

僕が筋トレや運動をしていないまま今を迎えてきたら、間違いなく少ない友達はもっと少なかっただろうし、毎日ネガティブな思考に苛まれて日々を生きていただろう。異性にも間違いなくモテなかった。頭も悪いままだったと思う。
僕は毎日、腕立て伏せ、腹筋、背筋、スクワットを100回やっている。週に2〜3日はランニングしてたまにプールで水泳もする。
散歩は毎日欠かさない。
 
この一連の筋トレや運動の習慣が身についたお陰で、随分と僕のネガテイブ思考はポジティブ思考に変わった。
正確に言うと、筋トレや運動をやっていると気持ちよくてネガティブなことを考える暇がないと言った方がいいかもしれない。
 
よく三日坊主という言葉を耳にするけど、僕は3日でやめてしまう習慣なんて別に自分に必要ないのではないのかと思う。
好きでたまらなく、楽しくてやっていたら気がつけば習慣になっているのではないだろうか。
習慣になっていると気が付いた時に、思考も変わっている。
 
僕は筋トレが習慣になって、思考が変わった。思考が変わると人生が変わる。
これからも僕は日々、筋トレを続け、走り続けるだろう。

 
 
 
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2019-02-04 | Posted in 週刊READING LIFE vol.18

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