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長息は長生き

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*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

記事:岡安文江(26年9月ライティングwithAI)

私はディープマインドフルネス瞑想法・呼吸法認定講師をしています。

「長息は長生き」

昔から、養生の世界ではこんな言葉があります。

その意味は、ゆっくりと長く息をすることは健康で長く生きることにつながるという考え方。

呼吸をゆったり整えることが、心身を整える養生になる。

そんな、昔から大切にされてきた知恵です。

そして、「呼吸はスイッチ」

なぜなら呼吸は、普段は無意識に行っているのに、私たちの意思で変えることが出る、数少ない身体の働きだからです。

私たちは1日に何毎回も呼吸をしています。でも、そのほとんどを意識していません。

吸って、吐いて、また吸う。

それを自動的に繰り返しています。

ところが、緊張すると、いつの間にか呼吸が浅く、早くなっていませんか?

反対に、ゆっくり呼吸をすると、心身が落ち着きます。

つまり、心の状態は呼吸に表れる一方で、呼吸から心身の状態に働きかけることもできる。

だから、

呼吸はスイッチ。

自分で切り替えることのできる、スイッチなのです。

私たちは忙しくなると、目の前の仕事、スマートフォン、SNSなどに意識が奪われ、自分の身体のことを後回しにしがちです。

でも、身体はちゃんとサインを出しています。

そのサインの一つが、呼吸です。

緊張すれば呼吸が浅くなる。

不安になれば息が詰まる。

焦れば呼吸が速くなる。

反対にゆっくり呼吸すると、少しずつ身体の力が抜けていく。

つまり心が変わると、呼吸が変わる。

そして、呼吸を変えることで、心身にも働きかけられる。

心拍や消化などは、自分の意思だけで自由に変えることはできません。

でも呼吸なら、少しゆっくり呼吸しよう、少し息を止めようと、自分の意思である程度コントロールできます

例えば、緊張しているときに、意識してゆっくり息を吐いてみる。

すると、力んでいた体の力が抜け、体が緩む。

これは呼吸が自律神経の働きと深く関わっているからです。

私たちの身体には、活動するときの働く交感神経と、休息やリラックスに関わる副交感神経があります。

呼吸はこの自律神経と関係する重要な身体の働きです。

だからこそ、呼吸を整えることは、単に酸素を取り込むためだけではなく、今の自分の状態を整えるためのスイッチになります。

疲れているとき、焦っているとき、イライラしているとき、頭の中がいっぱいになっているとき。

そんな時こそ、何かを変えようと必死になる前に、一度自分の呼吸に意識を向けてみる。

まずゆっくり吐く。

「ふーっ……」と息を吐きながら、肩や、お腹の力を抜いていく。

今ここに戻る。きっかけになります。

深呼吸をしましょうと言われると、先ず吸う、いっぱい込むことだと思っている人が多いのですが、呼吸法では吸うことだけが大切なのではありません、むしろ、まず意識してほしいのは、吐くこと。

息を吐けば、自然と次の息が入ってきます。だから、頑張って吸い込むよりも、ゆっくり吐く、呼吸は吐いて、吸って、吐いて、吸っての繰り返しです。

ゆっくりした呼吸が、交感神経優位な状態から、副交感神経優位の状態へ切り替えるスイッチになるのです。

そして、意識して、息を止める。これがとても大切です。

現代はあまりにも止まらない生活になっています。

スマホを見ながら食事をする、移動中スマホを見ても情報を入れる、寝る直前までSNSを見る。

頭の中には、次から次へと情報が入ってくる。

だからこそ、意識して止まる時間を作る。何もしない時間をあえて作る。

そして、その時に自分の身体の反応を感じる。

すると、頭の中を次々と流れていたことから少し離れて、今ここに戻ってくることができます。

だから、息を止めることは、単に呼吸を止めるためだけのものではありません。

無意識の状態から、意識して自分の身体を感じる状態へ切り替えるスイッチにもなるのです。

自分の意思で呼吸をコントロールしていることを感じる。

呼吸に意識を向け、自分の身体の反応を感じながら行うことで、今ここに戻る。

忙しくなったら、呼吸に意識を向ける。

頭がいっぱいになったら、ゆっくりと吐いて、吸って、止める。

頑張り続けていることに気づいたら、一度止まる。

今日、ほんの少しだけ、立ち止まってみる。

スマホを置く。

目を閉じる。

呼吸を感じる。

ゆっくり吐く、吸う、止める。

動き続ける毎日の中に、止まる時間を作る。

それが自分を大切にする最初の一歩。

最後にお勧めの呼吸法を一つ紹介します。「4.7.8の呼吸法」です。

息を先ず吐く、吐ききったら、4秒かけて吸う。7秒止める。そして8秒かけて吐く。

これを無理のない範囲で繰り返します。ポイントは吐く時間を長くすること。

就寝前や緊張、不安感が強いときにお勧めです。

その日の自分に合った呼吸法を選び、心と体を整えていく。

呼吸というスイッチを入れて、緊張を緩め、健やかな毎日を作っていきましょう。

 

 

 

 

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