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女子就活生に告ぐ!「面接練習のムダ」《堂薗稚子鬼コーチの就活レッスン》


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本気で頑張って輝いていたい肉食系女子のみなさまを、かっこいいオンナにしていくために、びしばし特訓していきますよ!《天狼院女子部鬼コーチ堂薗稚子さんからのメッセージ》

21年も会社勤めをしていた。ほぼ毎年、新卒採用の面接官にかりだされていたと思う。

リクルートという会社は変な会社で、採用にかりだされると社員はとても名誉に感じる。創業の時から採用部隊はエリート集団とされてきた。採用部隊にいなくても、一緒に働く仲間を選ぶメンツに選ばれたということは、自分が会社が求めている人材像なのだと思わせるには充分だ。パンフレットやホームページ、セミナー話者にアサインされれば、「忙しいのにぃ~」などと言いながらも、「もしかして私ってエース?」と心の中でにんまりしてしまう。

まぁ、途中からは人事と偉い人たちが対応することになるわけで、最終判断なんてできないのだけど。

グループ面接などでは、大学名は実は知らされていなかった。質問項目だって明確には決められていない。だけど、「自己紹介してください」と言うと必ず全員が「○○大学の・・・・」と言う。「1分で」と言っても制限時間を大幅に過ぎても話し続ける学生も多い。理系の学生がまじっていたりすると、専門分野について懸命に話してくれるが、大体すごく話が長い。準備してきたネタを語り始める学生もいる。「貧困の国で、こういう出会いがあって・・・」とか。まだ何も聞いてないんだけどなぁと思うけど、一応メモを取る。「ミスター○○大学に選ばれました!」とか「弱小のクラブを1部に昇格させました!」とか、みんなそれぞれ人と違ったネタを準備しているから驚くけれども、やはり、まだ何も聞いてないんだよなぁと思う。

私はいつも、「ここ1週間で一番ムカついたことは?」と喜怒哀楽について質問していた。誰かが答えている間に、誰かが答えを準備しないように、喜怒哀楽のどのテーマが降ってくるかわからないようにしたり、「あなたはどう思う?」と突然ふったり、工夫する。すると結構面白くなる。「実は昨日、パン屋さんでメロンパンを買おうとしたら・・・」などとはじまると、「えー、なんでそう思ったの?」「こうだったらどうするの?」と会話になり、その人らしさがにじんでくる。
ネタそのものは合否に全く関係ない。私が見ているのは1点で、「この子が部下として入社して一緒に働くイメージがわくか」ということだった。会社の戦略にそった専門分野を持っている学生で、「うーん」と迷う子がいたら、「条件付きであげる」。それ以外は「仲間予備軍認定」で決めていた。準備してきていないテーマで、ちゃんと会話が成り立ち、自分の言葉で楽しそうに話す学生がいれば、「いいねぇ」と人事にあげていた。5人に1人くらいの割合で見つけられた。

断っておくが、これは別にリクルートの採用基準ではない。しかし、第一関門は「一緒に働く仲間を選ぶ」ということで、その次以降で初めて「すごいヤツかどうか」ということが大切になってきていたと思う。

女子学生のみなさん。

あなたはこの場で、あなたらしく会話しようとするだろうか。「好感を持たれる」と信じて、紺の膝丈タイトスカートにジャケット、白い開襟シャツ、太いヒールのパンプス、サイドの髪は後ろに束ね・・・。その恰好はあなたに似合っているのだろうか。みんな同じに見えちゃうんだけど?服が歩いてるみたいなんだけど?

面接官も「一緒に働く仲間を、準備してきたネタに騙されずに選ぼうとしている」としたら、あなたも「一緒に働く人たちとしてアリか?」と思いながら会話したらいい。武装した格好しか許さず、準備してきたネタしか話させないような面接をする会社、入ったって面白くないよ。これだけは断言できる。

あちらもこちらを選ぶ、こちらもあちらを選ぶのが面接。ゲームのように、「こうしたらクリアできる」なんてこと、本当はあまりないと思う。恋愛だって、相手の好みにあわせすぎた自分を見せて付き合うことになっても、長く続かない。それと似ているかも。

あなたが「らしさ」を見られる場が面接なんだから、あなたに一番似合うスタイルと会話で勝負してほしいと私は思う。スタイルがいいんだから、スカートも丈とか形とか似合うのを選んだらいい。背が高いのならパンツスーツもかっこいいし、色も紺かグレーしかダメってことはない。白いスーツはだいぶ驚くとは思うけど(笑)。面長なんだったらサイドの髪はおろしてもいいし、前髪を作ってもいい。お気に入りの服を着たときに背筋がしゃんとする、あの感じを思い出して、あなたが家を出るときに「勝負!」と思える恰好、「似合ってる!」と言われる格好で、あえて練習しないで就活してみたらいいと思う。そういう素のあなたとちゃんと対話してくれる会社を選んでみたらいいんじゃないかとも思う。

面接が終わって「質問はありますか?」と聞くと、最近は、「すみません、今日の面接の良かった点と悪かった点を教えてください」と聞かれることが多くなった。「そらきた!」と思う。ちゃんとフィードバックすると、会社の好感度があがり、冷たくするとSNSとかで叩かれる。だから、心の中でため息をつきながら答える。「要点がまとまっていてわかりやすい話し方だったよ」「もっと具体的にあなた自身のことを知りたかったかな」。大体こんな感じ。ちょっと不服そうな顔をされるけれど、本当の意味でのコミュニケーションが成立しなかったのだから仕方ない。

「それではこれで終わりますね。お疲れ様でした。次に進んでいただく方には、土曜日までにご連絡をさせていただきます。連絡がない場合はご縁がなかったということで・・・。」

面接が終わって、「あー楽しかった!」と思えていたら、たぶん、金曜日には連絡がいく。こんなに色んな会社の人と会話出来る機会なんて、社会に出たらそうそうないんだから、目一杯、楽しむべし。無責任なようだけれど、あなたはあなたらしくいれば、きっとぴったりの職場と出会える!と私は思う。

肩のチカラを抜いて、楽しくいこう。

 

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2014-07-18 | Posted in 顧問の先生

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