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メディアグランプリ

読書をするなら、自分を追い込みなさい


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:小川 周平(ライティング・ゼミ特講)
 
 
「明日のライブ配信では、坪田信貴さんの著書『才能の正体』のレビューをお届けしますね」
 
ありゃ、言っちゃった。言ってしまいました。
僕はよく、自分で自分を追い込む癖があります。何しろ、性格がだらしないものですから、他人の力を借りないと物事をうまく回せないのです。
 
冒頭のセリフは、日々配信しているFacebookライブでの、次回予告です。アニメの次回予告と同じです。ちゃんとライブ配信の終わりに次回予告をしないと、皆さんなかなか見てくれないものですから。
 
白状しますと、この『才能の正体』のレビューをお届けする、と発言したこの時点では、この本はまだ読んでいないのです。
 
「読みたい、読みたい」
「読まなきゃ、読まなきゃ」
 
と思いながら読まずに1週間、2週間、下手したら1ヶ月以上経過していることもしょっちゅうです。
こういうときは、「他人に宣言をする」ことによって、自分を追い込むのです。そうすると不思議なことに、今までうんともすんとも動きがなかった自分の行動が、すんなりと実現していくのです。
 
ダイエットやランニングなども同じでしょう。やらなきゃ、やらなきゃ、と思いながらもサボってしまうことは、自分の家族や友人に宣言したり、SNSに宣言したりすることで、実行力を高め、習慣化していくことができる、というのはよく聞く話でしょう。
 
ところが、この読書について他人に宣言することは、習慣化以外にも驚くほどの効果があるのです。
 
僕はライブ配信で、「『才能の正体』のレビューをお届けする」と宣言しました。ということは、この本を読むのは当然ですが、人に伝えられる程度にまでまとめて、自分の言葉にしなければなりません。どういうところに感動し、こういう言葉が心に残り、こういうことを学んだ、ということをシンプルにわかりやすくまとめる必要があります。でなければ、本の内容をダラダラと話す、なんともつまらないライブ配信になってしまいます。そんなライブは、いったいダレ得なのでしょうか。
 
さぁ、レビューをお届けすると宣言した手前、ただ漫然と、漠然と読むわけにはいきません。自分が心を動かされた箇所に線を引いたりページを折ったり、ノートに簡単な図を描いてまとめたりします。なんとなく読むよりも、多少読み終えるのに時間はかかります。けれども、読み終えたという経験と共に、ちょっとカラフルになったページがあったり、端が折られて少し不格好になりながらも「読了した」感を醸し出す本に変化していたり、さらには自分のノートには端的に内容がまとめられた素晴らしい知識の集約体が現れたではありませんか。
 
つまり、「読んだ内容をお伝えします」と宣言したことによって、僕の脳みそは「アウトプットモード」になり、神経は研ぎ澄まされ、心の扉が開かれセンシティブになり、より効果的に本の内容を習得できたのです。
 
想像してみてください。
一方は、ただ自分が一人で読んで、一人で楽しんで終わる読書。
他方は、自分が読んだあと、内容を的確に情熱を持って伝える読書。
どちらのほうが、より本の内容を自分のモノにできるのか。
 
間違いなく、後者でしょう。
僕がこれに気づいたのは、Facebookのライブ配信を始めてからのこと、つまりここ2年ほどのことです。それまでは漠然と読書をしてきたので、何百冊と読んできた本の内容がちっとも記憶に残らず、フラストレーションが溜まり、自分はなんて頭が悪いのだ、と自分を責めたこともありました。
 
ようやく、気づきました。
人に伝えること、つまり「アウトプット」を前提として、読書をすればよいのです。これは当然自分を追い込む行為であります。しかし、それくらいの危機感を持って読書をすれば、漫然と読書をする場合の何倍も学習率が上がるのです。
 
実際、アメリカ国立訓練研究所の研究結果によると、ラーニングピラミッドなるものが提唱されています。簡単に言うと、学習をする際、人に教えると、講義形式で学ぶよりも約18倍学習定着率が上がることが示されています。
 
アウトプットを前提として、読書をするのです。そしてもちろん、実際にアウトプットをしていきます。僕の場合はライブ配信です。実際に言葉にして話してみると、「イマイチこの部分を理解していないな」とか「ここは熱く饒舌に語っていたな」とわかるのです。そうすると、理解していないと自覚できた箇所をもう一度読み直して、さらに自分のモノにしていきます。
 
僕の場合、仕事が「講師」なものですから、人前で話す機会があります。この方法で得た知識や学びを講演や授業で話すこともあります。つまり、仕事につながるわけです。
 
誰しもが講師という職業に就いているわけではありませんが、人に伝えるということはみんな普段から経験することです。
そして、人間は学びたいという欲求を生まれながらにして持っています。自分自身が、アウトプットを前提として読書をすれば何倍も学ぶことができ、さらにそれを人に伝えることで、伝えられた人も学びになります。
「学びの連鎖」を生み出すことができるのです。
 
僕は2年間、毎日Facebookでライブ配信をしてきました。
「よく毎日そんなに話すことがありますね」
と言われます。ちがいますよ。
話すことが「ある」のではありません。必死で「作って」いるんです。危機感を自分に与え、必死に読書をし、アウトプットをしているんです。
 
疲れます。ちょっとしんどいです。
でもその分だけ、その本の内容を自分のモノにできたという達成感は、何にも替えがたい素晴らしいものがあるのです。
 
ちょっとだけ、読書の仕方を変えてみましょう。人に伝える前提で、読んでみましょう。
 
「さぁ、今日のライブ配信は、ビリギャルの著者である坪田信貴さんが書いた『才能の正体』についてです。『才能』って、結構あいまいな言葉ですよね。ちゃんとした定義がなかなかないんです。結論から言うと、この本のタイトルにもある、才能の正体。それはこの本によると……」
 
答えが気になる人は、アウトプットを前提として、この本を読んでみてはいかがでしょうか。
 
 
 
 
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2019-10-02 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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