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メディアグランプリ

面接で緊張しないための意識改革。


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:柴田和花子(ライティング・ゼミ 秋の集中コース)
 
 
コン、コン、コン
目の前にある扉を3回ノックする。
「失礼します」
「どうぞ」
扉の向こう側からの声に促されて、扉を開け、中に入って一礼する。
顔をあげると、奥に1人。右手に5人のスーツを着た男性が座っている。
2回目の「どうぞ」の声に促され、私は部屋の中央に用意された椅子に座った。
 
今年、10年務めた会社を辞め、新しいチャレンジをする事にした私は、随分久しぶりに面接を受けた。
入試やバイトなんかも含めると、人生で10回目くらいの面接だろうか。
 
2014年に、東京ガスのCMで、就職活動をする娘を励ます母と言う1組みの親子を描いたものが、放送から約1ヶ月で打ち切りになった。
打ち切りの理由は、「リアルすぎて辛い」というクレームへの配慮から。
「お祈りメール」というワードも話題になった。
空前の超売り手市場と言われている近年でも、落ちて辛い、何度も面接したくないという人もいるだろう。
 
私の面接結果は、まだ出ていないが、10年ぶりの面接は、ほとんど緊張する事が無かった。
おそらく、通らなくても、そんなに落ち込まないと思う。
もともと緊張しない性格なのでは無い。
小心者の私は、今までの面接は全て、とにかく緊張した。
心臓がバクバクし、息が苦しくなる。立ちくらみが起きて目の前が暗くなる。面接中も何を言ったかよく分からない。そんな具合だった。
 
なぜ、緊張しなくなったのか。
それは、前職で面接をする側を体験したことが大きいのではないかと考えている。
面接時に何を見ているかが、自分なりに分かったので、怖くなくなったのではないか。
 
以前の会社は、10人前後の小さい会社だったが、普段一緒に働くことになるスタッフの意見も聞きたいということで、面接は社長だけでなく、スタッフも同席していた。
おそらく、社員数の違いはあっても、人事部のような専門の部署がある会社でもなければ、判断のポイントが重なる部分があるのではないかと思う。
私は、採用のプロではないし、採用の決定権があった訳でも無いが、この時、選ぶ側に座って感じた事を2つあげておく。
以前の私みたいに面接で緊張する人の、何かの役に立てば嬉しい。
 
1:業界で働くための最低限の必須スキルは見ていたが、実はそれほど重要視していない。
重要視していないというと語弊があるかもしれないが、スキルに関しては、実務で伸びる事を考慮しているので、
スキルの高い人と、そこまででは無い人がいた時に、一概に高い人が採用したくなるという訳では無かった。
だが、しっかりと何ができるか伝えることは大事。
明確に伝えてもらわないと、蓋を開けたら最低限のところまでも到達していないという事が起こり、業務についてこれなくなるので、正しく伝えて判断される事が大切だと思う。
 
2:やりたいことが明確なのは大事。
これについては、やる気の有無ということでは無い。
やりたい事が明確でないと、会社としてやって欲しい業務と、応募者のやりたい業務にどの程度差があるか分からないのだ。
実際、応募者が想像している業務内容と、実際の業務内容に温度差がある事もあった。
面接の段階で「この人はウチの会社に合うな」と、しっかり思えないと、後々お互いに苦労する部分が多かったように感じた。
 
以上が私が、感じた点である。
 
採用は、採用する側も結構大変だし、真剣だ。
毎日、ヒーヒー言いながらこなしている通常業務に加えて、何人もの履歴書のチェックから応募者との連絡に面接まで、結構な時間を取られた。
また、どんなに優秀な人でも、入ったその日から100%の力で即戦力になるなんてことはあえない。
1人の人が、スムーズに仕事をこなせるようになるには、どちらも結構な時間を使うことになる。
そのため、採用してから辞められてしまうと、採用側の精神的ダメージも結構大きい。
どんな会社もそうだと思うが、採用するからには、長くいて欲しいと思って、本当に真剣に選んで、真剣に教えている。
 
採用は「需要と供給」だ。
売り手市場であろうと、買い手市場であろうと、お互いの利害が一致しなければ、取引は成立しない。
私は、面接をする側の立場を知る事で、面接という場は、応募者の価値を評価するというような場ではなく、互いの認識のすり合わせの場であると強く感じた。
面接は、受かる・落ちるでは無い。もし、今回ダメだったとしても、落ちたのではなく、通らなかっただけ。採用に至らなかっただけなのだと思う。
 
応募している以上、採用されたいのはもちろんだが、
もし、今の面接がダメでも、自身の価値が認めらていないという事では決して無い。
自身の能力を活かせる場所を見つけるべく突き進んで欲しいと思う。
 
 
 
 
***
 
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2019-10-19 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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