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メディアグランプリ

「誰かのために」という気持ちが欲しい


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:伊藤 千里(ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
「人の役に立つ仕事がしたい」
「多くの人に影響を与える人になりたい」
「傷ついている人の心を救いたい」
 
私には、こういう「誰かのために」という気持ちがない。
 
もちろん、こういう発言をする人を偽善者だと思っているわけではない。
ものすごく崇高な志だと思うし、そういった他人への思いやりみたいな気持ちを持てたらいいなと心から思う。
 
でも、わたしには「誰かのために」という気持ちがないのだ。
 
誰かの役に立ちたいと思えない自分って、心が凍ってるかもしれない。
私ってものすごく冷たい人間なんだ。
少しでもいいから、「誰かのために」という気持ちが欲しい。
 
そんな私が、最初に選んだ仕事は警察官だった。
「誰かのために」が持てない自分を、表面だけでもとりつくろうための悪あがきだった。
そして、その目論見は見事に失敗した。
私はそこで「誰かのために」何かをすることに疲れてしまった。
 
私には、「誰かのために」という気持ちはないんだと思い知らされた。
 
私の心にその気持ちをインストールできるスペックはなかったのだ。
表面上、警察官の着ぐるみを着ていても、中身はそんな私のままだから、着こなすことができなかった。
こんな私は社会不適合者なんだと自分を責めもした。
 
「誰かのために」という、誰でも持っていそうな気持ちが欲しい。
私にだけ、そんな優しい、崇高な気持ちがないのはおかしい。
 
いろんな本を読んだし、人に相談したりもした。
もしかして、何かの病気なのかも……
でも、どんなに努力したって、マザーテレサの本を読んだって、私は「誰かのために」という気持ちをインストールすることができなかった。
 
「誰かのために」という気持ちがどうしても欲しい。
「誰かのために」という気持ちががないなんて、冷たい人間だから。
 
でも、そもそも「誰かのために」という気持ちは全人類に必要なんだろうか?
みんなが持っているからって、それは私も持っていないといけないだろうか?
 
「誰かのために」は無理なので、私は、私がしたいことを、私のためだけにやったらだめでしょうか?
 
神様に聞いてみたい。
でも、キリスト様はきっと「汝の隣人を愛せ」と私を諭されることでしょう。
仏様は、「そんな煩悩は捨てなさい」とおっしゃるでしょうか。
 
いや、でも、無理なものは無理なんです。
「誰かのために」という気持ちを持てないスペックに、私をお創りになったのはあなたでしょう。
 
私は、私がしたいことを、私のためだけにやるスペックしかないんです。
 
今、私がしたいことはライティングで、ほんとうにハマっている。
恋しているといってもいいかもしれない。
 
どんどん書きたいことが出てくるし、いくら書いてもネタが尽きない。
書いている時は、「精神と時の部屋」の中にいるようで、書き終わってふと気がづくと何時間も経っていて、ちょっと強くなったような気さえする。
もっと、たくさん、速く、いろんなことを書きたいといつも思っている。
 
私は、ライティングが大好きで、私が好きなことを、私のためだけにやっていた。
 
私は自己評価が低いため、いつも男性にキャバ嬢みたいに扱われていることをネタにして「ボランティアでキャバ嬢をやるハメになる」という記事を書いた。
すると、どうだろう。その記事をたくさんの人が見てくれて、たくさんの人が共感してくれた。
 
「すごいよかった」「書いてくれてありがとう」とわざわざメッセージを送ってくれた人もいた。
 
それから、私はドラゴンボールが死ぬほど好きなので、それをネタに記事を 書いた。悟空と戦いと好きと才能の話だ。
そうしたら、ドラゴンボールにそこまで詳しくない女性の友人から「めっちゃよかった、感動した」と言ってもらえた。
 
私はただ、大好きなドラゴンボールのことを、大好きなライティングで表現しただけなのに。
 
私は「誰かのために」あの記事を書いたわけではない。
私は、ライティングが大好きで、私が好きなことを、私のためにやっていただけだ。
自分のスペックでしか、処理できないことをただやっていただけだ。
 
でも、「誰かのために」という気持ちがなくたって、
わざわざ「誰かのために」何かをしなくても、
私が好きなことを、私のためにやっていたら、勝手に「誰かのために」なってしまった。
 
そうか、そもそもスペック的に無理なのに、「誰かのために」っていう気持ちをインストールする必要なんてなかったんだ。
最初から自分が持ってるスペックの中で、最高のパフォーマンスを目指せばよかったんだ。
 
「誰かのために」をインストールできないスペックの自分はダメなんだと、自分で勝手に思い込んでいただけだった。
私のスペックを否定していたのは私だけだった。
 
私は自分のスペックを受け容れた。
「誰かのために」はインストールできないが、そのことイコール私のスペックが低いというわけでなはい。
私には、私だけが持っているスペックがある。
 
私は自分のスペックを受け容れた。
今この瞬間から、自分が持っているスペックを使って、最高の勝負をしよう。
 
 
 
 
***
 
この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
 

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2019-11-01 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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