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それはまるで、ライティングのライザップのようだと、私は思った。 ~天狼院「ライティング・ゼミ」出張フル講座2DAYSに参加して~

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*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【2月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《平日コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:かしわどみちよ(ライティング・ゼミ広島)
 
 
今回、広島で開催された2日間の天狼院書店「ライティング・ゼミ」出張フル2DAYSに参加した。
通常4か月かけて行っているものを、2日間で実施するとの事。
実際、そんな事ができるんだろうかと思い、しょっぱなから、今思えば失礼な質問をしてしまった。
「内容をはしょったりしないんですか?」
すると、「そんな事はないですよ」と穏やかにスタッフの永井さんか答えてくれた。
一目で、真面目で実直そうな青年という印象を受け、聞いてしまったのかもしれない。
「ふ~ん、そうなのか……」
まだ何も知らない私は、のんきに構えていた。
参加者はというと、女性4人と男性1人で、年齢も職業も様々だった。
開始時間直前になり、講師の川代先生が登場され、全員の自己紹介が始まり、それが終わるといよいよ開始となった。
川代先生は、華奢で色白、無造作に髪を束ねた感じのいいナチュラルな女性という印象を、私は持った。
その語り口調は淀みなく生き生きとしていて、聡明さがすぐに感じられた。
その川代先生から、「この2日間はすっごくハードですよ!!」と猫パンチをくらって、はじめて私は、今、自分がここにいることにビビッてしまった。
「どうして来ちゃったんだろう……」
実は私は、就職活動中なのだ。
しかも自己紹介の時に、「しゅう活中です」と言った際、それを聞いた人が、「あの、どちらのですか?(終活?それとも就活?)」と聞き返されるような年なのだ。
何故この年齢で、こういう状況に私があるかというのはまた別の話として、このライティング・ゼミを受講しに来た一番の理由は、これといって特別なスキルの無い私だが、文章くらいはきちんと書けるようにしておこう、という考えだった。
「ビビッてる場合じゃないぞ、これを武器に就活を成功させなきゃいけないんだ!」
決意を新たにした私は、怒涛の2日間に突入していった。
第1講から第8講まで、ワークを交えながらの講義は、想像していたよりもずっと内容の濃いものだった。
第1講の、ABCユニットの仕組みを、パンの製造過程に例えての話はとてもわかりやすかったし、第2講での、「書くことはサービスである」という言葉は、目からうろこだった。
第3講から第5講までは、応用編として、読者に読んでもらうためのテクニックを教わった。普段何気なく読んでいたWEB等の記事を、再確認したい気分になった。
第6講と第7講は、プロの書き手がどんな手法を使って作品を作り上げているのかがわかり、興味深かった。
この時私は、「小説家ってこんな風に書いてるんだ……」と、他人事の様に聞いていたが、川代先生は、私たち受講生がプロのライターになるために、というスタンスで真剣に話してくれていて、すこし感動した。
そして最後の第8講では、このライティングスキルを習得できれば、本当に人生が変わるくらいの成果が挙げられるんじゃないかと思えた。
また、第1日目の講義が終わるやいなや、その日のうちに、2000字の投稿をするという課題が課せられ、そのプレッシャーに心理的にも追い詰められた。
こうして2日間のハードなトレーニングが終わり、途中、ゼイゼイ言いながらもなんとか最後までたどり着いた訳だが、贅肉を落とし、違う魅力を手にいれる方法を知ったとしても、またダラダラと食べグータラしていれば、脂肪は減るどころか、ますます増えていってしまう。
今まで数々のダイエット法を試しては、リバウンドしてしまった経験を何度もしている私だが、今回は大丈夫だろうか。
あのライザップのCMのように、軽やかな音楽に乗って回転する台の上で、堂々とポーズを決めることが出来るだろうか。
 
 
 
 
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この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
 
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2019-12-20 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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