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ダイエットは引き算ではなく足し算で結果を出す


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:垣尾成利(ライティング・ゼミ通信限定コース)
 
 
このコロナ禍の4ヶ月で7キロの減量ができた、という話をすると、「頑張ったね!」、「大変だったでしょ?」、「よく食べるの我慢できたね」といった言葉が返ってくることが多いのだが、私は全くと言っていいほど頑張っていないし、苦労も我慢もしていないので、言われる度に「いえいえ、本当に何も努力はしてなくて、ただ楽しんでいたら減ってたんです」と答えることにしている。
 
それだけ、7キロも体重を落とすということは、大変な苦労や、我慢を積み重ねないと達成できないもの、という認識が一般的なのだろう。
 
多くの人がダイエット、減量は辛く苦しく、我慢が必要なものだ、という思い込みを持っていることがよくわかる。
 
この思い込みがあるから、実際にダイエットに取り組もうと思う時に、強い覚悟が必要で、ちょっとした壁にぶち当たるだけで簡単にくじけてしまうのだろう。
 
辛く苦しいことは続かない。
なぜなら、そこまで必要に迫られているわけではないことに、強い覚悟を持って臨んでおらず、いくらでもできない理由をつけて、簡単に諦めることができてしまうからだ。
 
しかしながら、これが楽しいことならどうだろう?
ダイエットであっても、楽しみながら取り組むことができれば、続けることは案外簡単なのだ。
 
続けるために必要なことは、引き算ではなく足し算だ。
 
日常生活から好きなことを引き算で減らしていくのではなく、好きなことを足し算で積み上げていくほうが簡単で、結果に結びつきやすいということだ。
 
実際に私がしていることは「歩く」ことだけで、それ以外に何もしておらず、食事制限もしなければ、これといったトレーニングもしていない。
 
難しいことは考えず、痩せる仕組みを理解して日常生活に無理なく落とし込むにはどうすればよいか? を考え、実行しただけだ。
 
「摂取カロリー < 消費カロリー」
 
この、簡単な仕組みは減量を考えたことがある人なら誰でも知っていると思うが、食べる以上に動けばいいというシンプルな理屈だ。
 
しかしながら、楽して痩せたいと思うから、運動量を増やすのではなく食べる量を減らすことを考えてしまう。
大抵の場合、食事を減らしたり、スイーツをやめたり、糖質を制限したり炭水化物をやめてみたり、我慢や抑制をメインに、引き算でダイエットを考えてしまいがちだ。
 
これは、辛く苦しいから、並々ならぬ努力と、なんとしても成功させるぞ! という強い精神力が必要だ。ところが、簡単に誘惑に負けてしまい、あれこれと理由をつけては途中で諦めてしまい、失敗する可能性が高いし、一旦成功しても気のゆるみからリバウンドする危険が高いように思う。実際私が過去にチャレンジしたものは引き算のダイエットばかりで、苦しみを乗り越える覚悟もなく、失敗ばかりを繰り返した。
 
そこでふと、引き算ではなく、足し算のほうがやりやすいのではないか? と気付いたのだ。
 
私は、我慢や抑制は一切せずに、楽しむことを一番に考えよう、摂取カロリー以上の消費カロリーを楽しみながら継続的に積み上げていこう、そう考えた。
 
その手段として選んだのが「毎日歩くこと」だ。
 
折しも世の中はコロナウイルスによる自粛生活。
外食もしないし飲み会も無い、真っ直ぐ会社に行き、時短勤務で早々に帰宅する生活となったため、外で食べる機会が激減した上に、歩く時間を十分に確保することができたのだ。
 
自粛とはいえ、会社と家の往復だけ、休日はずっと家に籠っているというのはとても窮屈でしんどく、気分的にも滅入るものがあったので、気分転換のため、人の少ない夜に公園を歩くことにした。
また、通勤の電車やバスに乗るのも不安があったので、通勤時も極力歩くことにし、自宅から駅までの往復と、朝は一駅、帰りは二駅歩くことにした。
 
これにより、毎日2時間程度歩くことができるようになった。
 
1キロの脂肪を燃焼させるためには7200キロカロリー必要なのだが、日常生活に歩く時間が上手く馴染んだことで、毎日700キロカロリー程度の消費ができるようになり、面白いように体重が落ち始めたのだ。
 
毎日700キロカロリーを一ヶ月足せば21,700キロカロリー、実に3キロの減量が可能な運動量になるのだ。
 
毎日足し算するために、毎日道を変えながら知らない道を歩いたり、美味しそうな店を探しながら歩いたり、時には買い食いもしながら歩いている。
知らなかったお店を見つけたり、美味しそうなものを見つける喜びに後押しされるように歩く距離も伸び、それに伴い減量も順調に進んでいる。
 
こうなると減量のために歩くのではなく、毎日歩くことが習慣となってきて、休みでも雨でも関係なく、歩くことが毎日の楽しみとして生活に定着してきた。
 
たくさん食べたらたくさん歩けばいいし、体重が減らない日があっても数日あれば元に戻ってくるので、体重の増減に一喜一憂することなく、楽しい時間を過ごせている。
 
だから、減量のために何も努力はしていない、と言えるのだ。
 
食べたいものを我慢する、量を抑え、空腹に耐える毎日なんて辛いから続かない。
けれど、適度に好きなものを食べながら、それ以上に消費できていれば、難なく減量できるのだ。
 
ダイエットを引き算で取り組むと、辛く苦しい我慢と抑制との闘いが続く。
しかし、足し算で取り組めば、楽しんでいれば勝手に結果がついてくる。
 
歩いたり走ったり、泳いだりダンスをしたり、楽しみ方はいくらでもある。
 
日常生活に無理なく楽しみを取り込むことができて、必要な消費量を毎日足し算できれば、減量に努力は必要ない。
 
これまで、引き算しか考えたことがなかったなら、これからは足し算で減量を考えてみることをお勧めする。
 
 
 
 
***
 
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2020-08-01 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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