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メディアグランプリ

文章を書く、という魔力に魅せられて。


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:白銀肇(ライティング・ゼミ7月開講通信限定コース)
 
 
文章を書くことってどうも苦手だ。
書いているうちに、だんだん自分でもワケわからなくなって、最後は何が言いたかったのか自分でもわからなくなってきたりする。
学生時代の作文やレポートとか、いつもそんな感じだった。
だから、文章を書いてはあっちこっち行ったり来たり。
自分が書いたことが伝わるだろうかどうだろうか、うんうんと悩みこむ。
そんなやりとりが手間で面倒くさくなって、やがて文章を書くということを苦手な部類に分類していった。
 
ところが、どうしたことだろう。
 
文章を書くことが、手間で、面倒くさくて、何よりも「苦手」なはずだったのに、最近少しずつ「楽しいこと」になってきている。
その感覚が、ボディブローのようにじわじわと自分の中で拡がりはじめている。
 
このきっかけとなったのは、昨年9月から始めたブログだ。
 
このブログを始めるにあたり、少し前段がある。
 
ブログを始める1年ほど前ぐらいだろうか。
日常で感じたこと、思ったこと、気づいたことをメモるようになっていた。
 
これは、日々の生活で感じたり、気づいたりしたことが、ただ心の中や頭の中に浮かんでは消えていくのはもったいないな、とあるとき突然感じ、そのときに、思ったことをメモに書き綴っていこう、と思いついたことがきっかけだった。
 
携帯のメモ機能とかアプリを使えば、リアルタイムですぐメモれる。
それから、日常の中で感じ、思い、気づいたことを書き綴るようになり、それが習慣になっていった。
書き綴るといっても、自分のための自分だけに書くものだから、文章表現は思いつくまま。
書きなぐる、といったほうがふさわしい表現だろう。
 
そんな私の様子を見ていた家内が、ブログを進めてくれたのだ。
 
仕事などの事務的な文章以外で、他の人に読んでもらうことを意識した文章なんて書いたことない。
ましてや、内容は自分の体験、体験で感じたこと、気づいたこと、など個人的な内なる思いを綴ったもの。
そもそも無名の一個人の文章など、どこまでの人に読んでもらえるのかということはあるのだが、それでも不特定多数の面前をまえに自分の思いを綴った文章を晒すなんて、自分にとっては超絶に高い崖から飛ぶバンジージャンプだ。
 
自分としてはかなりの抵抗はあったのだが、自分自身も変わりたい、と思っていたタイミングでもあった。
そのような思いもあって、ブログにチャレンジした。
文章を書く、その文章をあえて人前に晒す、いずれも苦手なものをあえてやってみよう、と。
それをやってみたら、自分の中で何かわかるかも。
そんな思いがあった。
 
そして、それがいまとなっては文章に対する思いを深めていく第一歩ということになっている。
あえてやってみたことが、どうやら苦手なものを好きなものに変えてくれたようだ。
 
文章が上達しているかどうかは、正直いって自分ではどうにもわからない。
とにかく書いてみて、そしてブログを読んでもらった人からの、何かしらの反応をその判断材料とするしかない。
 
そんな中で大きな気づきがあった。
 
それは「反応がある」ということ自体に、大きな喜びを感じたことだった。
反応がある、ということはその内容がなんであれ、その人が時間をかけて読んでいただいた、ということだ。
文章を褒めてもらうより何より、そうやって読んでいただいたことだけでも嬉しい。
そして、嬉しく感じる以上に、なんと「ありがたいのだろう」、という気持ちのほうが膨らんでくる。
「時間かけて読んでいただき、本当にありがとうございます!」と。
この思い自分の中ではとても新鮮だった。
 
「わかるー」
「そんな考えもあるのですね、なるほど」
といった感想なんていただいてしまうと、もう背中に羽が生えて飛び上がってしまうほどうれしくなってしまう。
 
「文章を書く」ということには、これほどまでの嬉しさや喜びに出会えるものなんだ、ということをあらためて感じた。
 
そのような体験を重ねていくうちに、文章に対する思いがますます深まっていった。
そうして、文章を書く、ということが面倒臭いものから、徐々に「楽しいものに」に移っていった。
 
そんななか、文章を書くということについて、ただ楽しいことだけでなく、また別にも大きな思いが膨らんできている。
 
それは、「文章という手段を使って自分の内を表現することは、実はすべてに通ずる基本的なことではないのか」という思い。
 
例えば、昨今のSNS。
動画、画像、音声、と表現メディアは多様に広がっている。
表現方法は多様だけど、相手に伝える根幹にあるのは「ことば」ではないかと思うのだ。
インスタのように画像中心としても、よりわかってもらうためには「ことば」も使うだろう。
映像、画像が中心とはいえ、より効果的に伝えるのに「ことば」は欠かせないものだろうと思う。
もちろん、話しことば、書きことば、という差の違いがあるかもしれないが、人に伝わる「ことば」を考え、作り上げる、というアプローチは欠かせないはず。
 
「ことば」はコミュニケーションの基本的なツール。
文章とはそんな「ことば」の連なり。
ということは、文章を書く、文章を使って自分の内を、思いを表現する、ということは、実はその応用範囲は果てしなく広いもので、文章を書く力をつけておくということは絶対損のないものではないか、という思いが頭から離れなくなりつつある。
こうなってくると、文章を書く、ということに不思議な魔力があるように思えてくる。
 
7月から参加させてもらっている、このライティング講座。
この講座を申し込む決心をしたのは、苦手であった文章を書くことが楽しくなり、その魔力を感じ出したときだった。
 
ブログというバンジージャンプを飛んで、自分の中で間違いなく化学変化がおきた。
だから、この講座を受けてさらにまた違う化学変化を起こしてみようと思っている。
ただ、文章を書く、ということだけでなく、文章を書くことによって、何かまた新しいものが見えてくるだろう、という思いは信じてやまない。
 
 
 
 
***
 
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。

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2020-08-29 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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