メディアグランプリ

ラジオは、教室だと思う。


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:廣川陽子(ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
私は、AMラジオを聴くのが好きだ。
タメになる話はほぼないが、毎週欠かさずに聴いている番組がいくつもある。
タメにならないどころか、くだらない話が大半ということも。
 
ラジオは、まるで教室のようだ。
朝、学校に行って教室に入ると色んな友達がいて、その友達とくだらない話をしていると、あっという間に休み時間や放課後は終わってしまう。ほとんどがくだらない話だが、そのくだらなさに救われることもある。また、好きな音楽を教え合ったり、恋愛相談をしたりすることもある。時に人生観が変わるような発見がある。一生友達でいたいと思える相手にも出会える。ラジオはそんな場所だ。
 
私がこんなにもラジオにハマったのは、3つ下の無口な弟にとある番組を教えてもらったのがきっかけだった。
その番組では、女性のシンガーソングライターと男性アナウンサーがあれこれとおしゃべりをする。そのおしゃべりが、全く気取ってない。めちゃくちゃに等身大で、身近な友達とおしゃべりをしているようなそんな感じ。そう、まさに教室の中にいる感じ。休み時間に友達とわちゃわちゃしゃべるあの感じ。そんな番組だ。
ある日、男性アナウンサーが痔の手術をした話をしていた。自分がどんないきさつで手術を受け、術後どんな生活を送っているのか、赤裸々に話していた。すると、それを聴いていたリスナー達から自分も痔であると告白するようなメールがリアルタイムで何通も届いた。そのうちの一人と番組内で直接電話を繋ぎ、男性アナウンサーから説得力のあるアドバイスが行われた。「我慢したり、恥ずかしがっている場合ではない。早く病院に行った方がいい」と。
彼らの間には、間違いなく友情が芽生えていた。
 
この番組からAMラジオにハマり出した。様々な番組を聴き、たくさんの魅力に気づいた。
ラジオの魅力はたくさんあるが、今回3つに絞って挙げてみる。
 
・「ながら聴き」ができる
ラジオを聴きながら、クスクス笑って進める家事はちっとも退屈じゃない。
その他にも、お風呂に入りながら、ランニングしながら…
何かをする時のお供にラジオは最適である。
もちろん電車移動中に、イヤホンで聴くのも良い。近頃は外出する時には必ずマスクをするので、ラジオを聴きながらニヤニヤしていても、口元が隠れるから安心だ。
 
・裏側を知れる
芸人さんがテレビ番組の収録をした時の裏話や楽屋での話をしてくれることも多い。
また、アーティストが楽曲制作の秘話を教えてくれたり、
ドラマの撮影現場の様子なんかを話してくれたりすることも。
いつも見たり聴いたりしているバラエティー番組やドラマ、音楽をより楽しむことができる。
例えば、南海キャンディーズの山里亮太さんが女優の蒼井優さんと結婚した時。山里さんは、結婚記者会見の5時間後、自身のラジオ番組でリスナーに報告した。その中で涙で声を詰まらせながらも自分の気持ちを打ち明けた。
その中で「(人を妬むようなこれまでの芸風があるので)結婚して幸せになっちゃったらリスナーが付いてこなくなるんじゃないかと怖かった」と語った。会見では、決して見せなかった一面だった。
すると、彼を「ボス」といって慕うリスナーから数々のお祝いメールが届いた。山里さんが、あんな風に弱さを見せて泣きながら話す様子を聴いて、リスナーを信頼していることが伝わってきた。山里さんとリスナーの絆が垣間見えた瞬間だった。
 
・繋がることができる
心細い時にそっと寄り添ってくれるのも、ラジオだ。
昨年の春、史上初の緊急事態宣言が出ていた頃の話。この先の見通しも立たなくて、不安が募ったり、ぶつけようのないストレスが溜まっていた頃だった。
星野源さんが自身の番組内で、外出自粛を守っていた私たちに向けてこう言った。「みんな本当に頑張ってるよ!みんな、えらいよ!すごい!」と。
そんな言葉を電波に乗せて拍手と共に届けてくれた。
張り詰めていた心の緊張感がふっと緩んで、同時に涙腺も緩んでしまったことを今でもはっきり覚えている。
いつもテレビで見ている遠い存在だと思っていた芸能人が、すぐそこで肩に腕を回してくれているような感覚。友達のような近さを感じる瞬間だ。ラジオならではの距離感だと思う。
 
まだまだ語りつくせない魅力がたっぷりのラジオだが、あなたはラジオの聴き方をご存知だろうか。実はラジオを聴いたことがないとか、聴き方が分からないと言う人は多い。
ちょっと待って、ラジオはそんな遠いものじゃない。
みんなが毎日手にしているスマホで簡単に聴くことができるのだ。「radiko(ラジコ)」というアプリを使えば、クリアな音でラジオが楽しめる。一週間分の番組を遡って聴くこともできる。
決して「radiko」の回し者ではないが、ラジオの楽しさや奥深さをぜひ知ってほしい。くだらない話にクスッと笑って、日々の潤いにしてほしい。お気に入りのパーソナリティーや番組を見つけてみてほしい。あなたと気の合う友達が、きっと教室にはいるはずだ。
 
 
 
 
***
 
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

お問い合わせ


■メールでのお問い合わせ:お問い合せフォーム

■各店舗へのお問い合わせ
*天狼院公式Facebookページでは様々な情報を配信しております。下のボックス内で「いいね!」をしていただくだけでイベント情報や記事更新の情報、Facebookページオリジナルコンテンツがご覧いただけるようになります。


■天狼院書店「東京天狼院」

〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-24-16 2F
TEL:03-6914-3618/FAX:03-6914-0168
営業時間:
平日 12:00〜22:00/土日祝 10:00〜22:00
*定休日:木曜日(イベント時臨時営業)


■天狼院書店「福岡天狼院」

〒810-0021 福岡県福岡市中央区今泉1-9-12 ハイツ三笠2階
TEL:092-518-7435/FAX:092-518-4149
営業時間:
平日 12:00〜22:00/土日祝 10:00〜22:00


■天狼院書店「京都天狼院」

〒605-0805 京都府京都市東山区博多町112-5
TEL:075-708-3930/FAX:075-708-3931
営業時間:10:00〜22:00


■天狼院書店「Esola池袋店 STYLE for Biz」

〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-12-1 Esola池袋2F
営業時間:10:30〜21:30
TEL:03-6914-0167/FAX:03-6914-0168


■天狼院書店「プレイアトレ土浦店」

〒300-0035 茨城県土浦市有明町1-30 プレイアトレ土浦2F
営業時間:9:00~22:00
TEL:029-897-3325


■天狼院書店「シアターカフェ天狼院」

〒170-0013 東京都豊島区東池袋1丁目8-1 WACCA池袋 4F
営業時間:
平日 11:00〜22:00/土日祝 10:00〜22:00
電話:03−6812−1984


2021-01-24 | Posted in メディアグランプリ, 記事

関連記事