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メディアグランプリ

人生の充実度は、一日が終わった時に開いていた「ブラウザのタブ」の数で決まる


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:ぴかりん(ライティング特講)
 
 
インターネットを見るのに使うブラウザ。
かれこれ人生でどれだけの時間を費やしてきただろうか。
 
私の場合、仕事でPCを使うことも多いが、ちょっと気になることをググッて調べるときは、スマホのブラウザの方が手軽だったりする。
 
ちょっとしたスキマ時間に、興味関心のある情報を得るのに、ブラウザの検索窓は重宝する。
 
ある時は、ニュースで飛行機の話題を見ていたかと思えば、乗り物のニュースポータルを経て鉄道の話題に飛ぶ。
そこから、春のダイヤ改正の話題に飛んだと思えば、情報の出所を確認するために、鉄道会社の公式ホームページへ飛ぶ。
 
私がSNSを使うときにもブラウザは重宝する。
自分のFacebookページに流れてくる情報から、友人の舞台出演の告知を見にいく。
そうかと思えば、友人の投稿にタグ付けされたカッコいい男性や美しい女性がいたりすると、そのプロフィールを読みにいってしまう自分がいたりする。
 
次々と、興味関心の赴くままページを進めていく。その様子を「波乗り」にたとえて、「ネットサーフィン」という言葉を考えた人の発想は「なるほどな」と思う。
 
ネットサーフィンをさらに快適にしてくれるのが「タブ」である。
「新しいウインドウを開く」派と「新しいタブを開く」派と分かれると思うが、いつの頃からか、ウインドウ派からタブ派へと変わっていた。
 
興味関心の赴くままに、また、違うトピックに関心が移るごとに、どんどんタブを開いていく。
 
「あとでこのサイトに戻ろう」と思い、一つタブを増やす。
増やしたタブから、あれこれ見ているうちに、また一つタブを増やす。
そうこうしているうちに、さらにタブが増えていく。
 
しまいには「プライベートモード」なるものも駆使して、検索に入れたキーワードが予測変換の候補に出ることも忘れて、アッチ系のサイトやコッチ系のサイトも見はじめる……。
 
しかし、私にはまだ自制心がある。
 
「あっ、時間だ!」
 
自制心を働かせることで、まるで大波に飲まれたかのように、その日1ターン目のネットサーフィンが終わる。
 
その後も波乗りは続き、通勤電車に乗るとき、2ターン目がはじまり、電車を降りるころにはそのターンが終わる。
 
ランチを注文した頃には、かれこれ10ターン目の波乗りがはじまり、そのターンは、「いつもの牛丼並盛、Aセット」が出されると終わる。
昼休みが終わるまでには、相当のタブが開かれている。
 
「あの続きを、またあとで見よう」
 
こうして、一日が終わるころには、スマホのブラウザには、たくさんのタブが開かれている。
 
たくさんのタブが開かれた結果、何が起こっているのだろうか。
確実に言えることは、朝に比べて、スマホのメモリを消費していることである。
 
一方で、タブを開いていった、スマホの持ち主の頭のメモリは消費しているのだろうか?
私自身、まったく頭のメモリを消費していないことを自覚したのだ。
 
「またあとで見よう」と思い、開いていったタブを見返すことなく終わっているのである。
さらに、タブで何を開いていたかを思い出せないでいる。
酷いことに、タブで開いたことすら忘れ、次の朝には、さらに新しいタブを開き続けて、波乗りをし続けていることに気がついた。
 
メモリを消費していないのは当然である。
 
ようやくそのことに気が付いたのは、「スマホの動きが遅い」、「アプリが落ちる」。
よっぽどこのことに気がつくまでには時間がかかったのである。
 
このことで、私の悪い癖に気がついた。
それは、後回しである。
 
実は、ネットサーフィン中に大波にのまれ、サーフィンのターンが終わった時点で、すぐに「ケリ」をつけなければいけなかったのである。
 
必要なサイトであれば「ブックマーク」をしたり、印刷する。
リンクを職場のメールアドレスに送るなど……。
重要性の低いものは即断即決して、閉じる。
もちろん、快楽性のものも。
 
そうしないと、何が起きてくるか?
PCやスマホの動きは重くなり、無駄なマシンパワーを費やしているだけならいい。
それ以上に、同じように、私の人生も無駄にパワーを費やしている。
 
そうして開いたままのタブは、意識して「終わり」にし、閉じていくものなのである。
その場その場で「ケリをつける」ということである。
 
私の人生は、スマホのタブのように、生き方が開きっぱなしでそうやって広げたまま来た。
そして、何を開いたままにしてきたかも忘れ、前だけを向いて今に至っている。
 
そうすると、いざというときに必要な情報を探そうとしても、いざ開きっぱなしのタブからは必要な情報は出てこないものである。
 
人生は、未完成のままで終わる。気になることもたくさんある。
もしかしたら、このまま生涯を終え、今、スマホで開いているアッチ系やソッチ系のサイトも何らかの拍子で、第三者に見られるかもしれない。
 
ブラウザのタブを開いたままにするのは、少ないに越したことはない。
意識してタブを増やさない。開いたら、閉じていく。
その場で判断して、その場で次のアクションにつなげる。
 
一つ一つタブを確実に閉じていき、積み残しのない人生を送りたい。
PCやスマホのリソースと、自分の限りある人生というリソースを消耗しないように。
 
 
 
 
***

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2021-02-04 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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