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「茶道」を子育て中のママの習い事に勧めたい理由


*この記事は、「リーディング・ライティング講座」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:菊田桃子(リーディング・ライティング講座)
 
 
子どもが生まれて、一瞬でも目が離せない時期が終わり、自分の時間が出来た時、多くのママが次にすることはなんだろう。
育休を終えて、本格的に仕事に復帰するママ、新しく仕事を探し始めるママ、空いた時間で何か習い事を始めるママもいるだろう。
私はその色々な選択肢の中で「茶道」を習い始める事を強くお勧めしたい。
私も下の子が幼稚園に上がって落ち着いた頃、幼稚園のママ友が新しく茶道教室を始めるというので、軽い気持ちで始めて、早3年。茶道の魅力の虜になって3年になる。
 
「茶道? 素敵な世界っぽいけど、敷居が高いわぁ」
「子育て中で大変なのに、優雅にお茶点ててる余裕ないな」
 
そのお気持ちわかります。茶道と聞くと何か、特別な世界で、お金がかかって、封建的な世界でもあって、女性のマウントの取り合いの世界なんじゃないかって。めちゃくちゃハードルが高いイメージです。私もそうでした。
茶道の魅力を知る為には、茶道教室に入ってお稽古を始めてみる事が一番だけど、そこまでのハードルがまず高い。
 
そこで、森下典子著である「日日是好日-「お茶」が教えてくれた15のしあわせ-」(以下、日日是好日)を是非読んで欲しい。
 
私はこの本に茶道のお稽古に通い始めてしばらくした後に出会い、茶道を始めて本当によかった、と涙を流しながら読んだ。
 
「日日是好日」は著者である森下典子自身が経験した茶道お稽古についてのエッセイである。主人公の典子が二十歳の時に始めた茶道のお稽古で得た気づきを通して、人生がいかに豊かであるか、そして自由であるかを語っている。
茶の道は老若男女すべての人に開かれているが、私は子育て中のママこそ、今始めるべきだと思っている。
茶道のお稽古は型を完全に覚える事から始まる。
稽古を始めて最初に驚いたのは、稽古中はメモを取ってはいけないという事。そして、お茶を点てる手順が書かれた教科書もないし、もちろんチュートリアル動画も無い。
先生の説明とお手本だけが便りで、それを見ながら何度も何度も同じ型を繰り返し、覚えるしか方法が無いというのだ。
手順が合っていても、動きに美しさが足りない、と先生から指摘を受ける。しかも、何故この手順なのか、明確に説明されないまま、ひたすら繰り返す。
何故そうなるのか? と質問しても、明確な答えが返ってこない。
疑問に思ったら、すぐ手をあげて質問すること。自分で教科書を手に入れて納得するまで調べることで問題は解決する、と教育を受けて来た私には衝撃的な世界だった。
私が10年早く茶道を始めていたら、半年もたたず、辞めていたかもしれない。
 
子供を持つ前は「オリジナルの発想力をもってクリエイティブな仕事をしよう!」と息巻いていた。そんな私にとって、茶道はただ形式的な手順や作法を覚えて、動きの間違いを指摘されるだけの、窮屈で閉鎖的な世界に見えてしまっていたかもしれない。
 
子供が生まれて、今まで自由に使えていた自分の時間が子供達との時間に費やされ、心のどこかで理不尽さ、窮屈さを抱える中、出会った茶道。
茶道のお稽古に参加して、窮屈な世界だと思っていた世界がとても新鮮で、自由に感じたのだ。
子どもが家に帰ってきたら始まる怒涛の時間、今晩の夕食の準備、明日までに提出しなきゃいけない学校からのお知らせ…… すべてを一旦どこかに置いて……目の前のお茶に集中。
お稽古の時間は「母」である自分を忘れ「今の自分」に向き合える貴重な時間になった。
 
誰かにこの素晴らしさを伝えたい! と思いつつ、茶道の素晴らしさは、いくら言葉で説明しても分からないよ。やってみないとわからないよねぇ、茶道の魅力は自分と茶道仲間にさえ分かればよい、と半ば諦めていた。
 
「なんで茶道なんて始めたの?」と聞かれても、うまく答えられない自分をもどかしく感じ、茶道のお稽古に通っている事もあまり人に言わなくなっていた。
そんな私に大きな変化をもたらした1冊が「日日是好日」という本である。
 
典子の「茶道お稽古初心者のあるある」から「お稽古中の感動の発見」まで、共感ポイントが満載。しかも、これからお稽古のレベルが上がるとそんな体験も出来るのか! と今後の楽しみまで予告してくれているのである。
茶道を知らない人にとっても、典子の茶道、そして日本の四季を通していろどり豊かな人生の物語は魅力的で、共感する部分も多くあるのではないだろうか。
 
「お茶はね、まず『形』なのよ。先に『形』を作っておいて、その入れ物に、後から『心』が入るものなの」
 
典子の茶道の先生、武田先生の言葉である。
お稽古を始めた当初、大学生であった典子はその言葉に「悪しき日本の伝統」だと反発を覚えた。
私も自身の先生に同じような事を言われた時、「千本ノック的なやつか? そんな熱血なのか? そんな辛かったら耐えられないな。」と不安を覚えた。
お稽古を重ねていく中で、典子は武田先生の言葉を感覚的に理解し、自分の成長に気づき感動を覚えている。
そう、この「気づき」が堪らなく快感なのだ。
私がなぜ茶道に夢中になってしまったか、ひとつの答えが「日日是好日」の中にあった。
 
子育てをしていると、自分以外の人生を背負っている義務感から、自分の事をおろそかにしてしまいがちになる。
私にもまだ、成長する機会はたくさんあるし、もっともっと心が豊かになる未来がある。
そんな期待をさせてくれる茶道。
そして、読むたびに新しい気づきのヒントを与えてくれる「日日是好日」。
 
子育て中のママがちょっと一息して「自分」を感じられる場所はたくさんある。
たくさんの選択肢の中で、是非とも「茶道」を選択肢として検討して頂きたい。
そして、「日日是好日」の世界をより楽しんで頂きたい。
一度知ってしまったら、抜け出せない深い魅力が「茶道」にある。
 
 
 
 
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2021-02-05 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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