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私が歴史を好きになれた訳〜「日本のしくじり史」を読んで〜


*この記事は、「リーディング・ライティング講座」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:渡邊眞也(リーディング&ライティング講座)
 
 
歴史って興味ありますか?
 
ビジネス書や、意識高い系の友人には繰り返し同じメッセージを受け取っていた。
 
「歴史から学べ」
と。
歴史を学ぶことによって、時代の先が読める。
らしい。
 
言いたいことは分かる。
過去の叡智を学んで、未来に活かす。
価値観の大きな変化も過去に何回もあった。
 
はいはい。
分かりますよ。
おっしゃりたいことは。
 
でもね。どうですかね?
歴史の授業とか面白かったですか?
 
ただただ、年号と事実の繰り返し。
よく歴史の授業では寝ていましたよ。
 
何が楽しいのだろう?
いや、わかりますよ。
歴史にはストーリーやドラマがある、と。
私もたまに好きな大河ドラマがあると見ていました。
 
新選組や、龍馬伝、八重の桜。
 
漫画だと、花の慶次、るろうに剣心、日本じゃないけどキングダム。
 
ドラマや漫画は好きだったけど、もちろん、100%史実じゃないから、教養としての歴史じゃない。
 
そう。ドラマや漫画から、急に歴史の教科書だと、埋められない溝が底にあった。
だからといって、長編の歴史小説を読もうという気にもならなかった。
それよりも実益に繋がりそうなビジネス・IT技術系や、趣味の日本酒についての本を読むのに時間を費やしていた。
 
ここにきて、歴史を学ばざるを得ない状況になった。
歴史を学ぶことが、ビジネス・IT技術系と同じだけの価値に昇格してしまったのだ。
 
趣味の日本酒を仕事にしようと思った。
日本酒の記事を書いたり、日本酒講座のセミナーを開いたりして、収入を得たい、と思った。
 
12年もただただ、日本酒そのものだけを見て、テイスティングや作りの勉強をしてきた。
ここまでは趣味だから、自分だけが納得できれば、それで良かった。
 
これからは楽しさを伝えなきゃいけない。
そう思って、いくつか文章を書いてみた。
 
「創業が嘉永元年とかってあるけど、共感を得るために歴史背景とかも少し書いてみたら?」
 
ですよねー。
知ってます。
過去数十回、いやたぶん百何十回と、日本酒の蔵の方を招いてのイベントに参加してきた。
「創業百何十年の歴史ある蔵で」とだけの説明だと、「ふーん。古い蔵なのね」だけで終わった。
 
でもたまに「その頃は、ちょうど西南戦争が」と言われると、「せごどん見てた〜!」と、蔵が作られた時代を妄想できた。
 
今後は、コロナが収束したらになってしまうが、自分でも蔵の方を招いての会をやるつもりだ。
歴史を学ばなきゃ!
そうして買った、社会人が歴史を学び直すための教科書、と説明のある本を買ってみた。
今は、本棚の肥やしになっている。
 
ふと本屋で出会ったのが、今回の本だった。
 
面白く読めてビジネスにも効く 日本のしくじり史
 
表紙のマゲもぐったりしてポツンと体育座りしている侍の絵も笑えた。
 
「しくじり」というところが惹きつけられた。
だって、人の失敗って楽しいじゃん。
人の不幸は蜜の味!
 
まず読みやすかった。
1つのイベントが4ページごとに紹介されていた。
歴史小説の巻数の多さに圧倒されて、積ん読すらできない自分には、4ページって優しい。
 
「歴史から学べ」、って言われてもどう読み取って、どう活かしたらいいの?
そこから分からない自分には、4ページの最後に3行で教訓が解説されているのもありがたい。
「ビジネスにも効くって、こういうことかぁ」、と納得できる。
 
何が学び取れるかを考えることが、すでに学び。
答えを教えてもらってどうするの!
という、ご立派な言葉が聞こえてきそうだ。
しかし、歴史という教科になんの興味も湧いてない人が、史実から教訓を自分で学び取ろうなんて、労力はかけない。
かけたくない!
「何を学ぶかは自分で考える」という、高い志は、まず歴史に興味を持ってからでいい。
 
まずは歴史上の偉人のツメの甘さにクスっと笑えればいい。
教科書的には、なんかスゴい人っぽく書いてあったけど、自分の考えに固執して幕府の経済破綻させてんじゃん。
とツッコミを入れたくなる人もいた。
 
「お主も悪よの〜」って、賄賂とかもらっているイメージだったけど、しっかりと実務家として活躍してたんだ。
母が好きな時代劇の印象しかなかった人が意外にちゃんとした人だった、と考えを改めたりできる。
母に自慢気に話したら、嫌な顔されるだろうけど。
 
びっくりしたのは、平安時代。
警察組織の役割をする刑部(ぎょうぶ)省について。
平安貴族が、犯罪という穢れに触れたくないからなり手がいなかった。
え、マジで。
もうちょっと国家安定のために頑張ろうよ。
それだけ「穢れ」ってことが、今の縁起を担ぐとか以上に、避けるべきものだったのかな。
それで、「穢れ」を恐れない武士の台頭って流れの1つになる。
 
読んだ後は、ちょっと学んじゃなったなぁ、って気になれる。
歴史が年号という数字と文字の羅列ではなくなっている。
生々しい血の通った人が歴史を作ってきた、という当たり前のことに気付ける。
 
新選組の話をした途端に、「僕が知ってる新選組の斎藤一は、牙突という必殺技を使うってことだけです」と話していた後輩がいた。もちろん歴史にはなんの興味を持っていない青年だった。
もし、今、彼に会ったら、この本を勧めよう。
歴史って面白いだろう、って偉そうに言ってやりたい。
 
 
 
 
***

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2021-02-05 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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