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ミニマリストの究極って……


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:小泉琴子(ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
「これ、来週まで貸してあげる」
「ありがとうございます!」
 
そういって受け取ったのは、一冊の本だった。
タイトルには、ミニマリストとある。
 
遊びに行った家では、物が少なく大変すっきりしていた。
特にお風呂場のシンプルさには感動し、歯磨き粉や歯磨きをつるす収納を早速帰ったらマネをした。
 
ミニマリストと聞いたときにどういうイメージが浮かぶだろうか。
部屋がすっきりしていたその知り合いもミニマリスト、とまではいかないようだ。
 
例えば、部屋の家具は机のみ、毎日決まった洋服を着て、必要最低限しか洋服を持たない、健康と時間とお金の節約のために一日一食生活をする、などなど。
人によって程度の差はあるが、生活に必要ないものを徹底的に排除し、生活コストを下げているような人たちをいうらしい。
 
このような暮らしをしていると、物を買うお金や物を探す時間がかからなくなりその分、自分が必要なことや時間をかけるべき相手にお金や時間をかけることができる。
それによって、自分のやりたいことが明確になりかねてからの夢を実現している人も多いようだ。
 
一見、修行僧のように思われるこの暮らしが人生をよりよくするものとして流行っているようなのである。
最近の世代は、物を持つのではなくシェアをする傾向があるという。シェアリングのサービスやフリマアプリの流行りもこのムーブメントの流れなのだろうか。
 
どういう暮らしが心地いいかは、人によってそれぞれだと思う。
物があるほうが落ち着く人もいるし、物がなくすっきりしたほうが落ち着く人もいる。
 
私は、個人的には物が少ないほうが落ち着くタイプだと思っていた。
コンマリのときめきの魔法の断捨離の本などを読んで定期的に断捨離をしたり、引っ越しを機会に大量にものを捨てた経験があったからだ。
ただミニマリストの考え方に出会って私はまだまだだな、と思った。
 
本ではわからなかったが、読後に著者の配信している動画を見た。
その部屋は、本当に何もない部屋だった。
 
かっこいいとか憧れはある。
ただ、お気に入りのものに囲まれて暮らしたほうが生活の質は上がると感じてしまった。
もちろん、ミニマリストは何でも捨てるわけではなく生活に必要なものなどは取っておく。
 
若干イメージが偏っているかもしれないが、ミニマリストの究極はホームレスだと思った。
 
ホームレスは貧しさからやむを得ず路上に出たという、世間的に見ればかわいそうなイメージがあるが、積極的にホームレスになる人もいるらしい。
 
自分にとって一番お金がかからない生活を選んだ結果、ホームレスになり楽しく暮らしている人々の話をまとめた書籍を読んだこともある。
 
その書籍で出てきた1組のホームレスの夫婦は、固定費がない分、稼いだお金をすべて食費に充てることができ、食事は豪華なものだった。もちろん、毎日場所を追われるリスクはあったり、冬の寒さを乗り切ることは至難の業なようであるが、仲間同士助け合ってなんとか暮らしていくことができているようだ。
 
学生時代にホームレスにインタビューをしていた友人も、同じように自らホームレスになり毎日を楽しんでいる人たちに出会ったという。
 
元々、私たちはこの地球には何も持たずに生まれてきた。
成長するにつれて、資本主義社会に飲み込まれ、あれが欲しい、これが欲しい、と物欲が出てくる。
 
お金が欲しいと思う心も、物欲の1つかもしれない。
あの世には、何も持っていくことができず、お金や物がいくらあっても変わらないはずなのに、人はその執着から抜け出せずにいることが多い。
 
お金があれば確かに良い暮らしができるが、より良い暮らしは工夫一つで何とかすることができる。
今の日本では、公共のサービスが充実しているし、お金をかけずに最低限の暮らしを維持できる仕組みがある程度は整っている。
 
もちろん生活が苦しい人も数多く存在する中で勝手なことは言えないが、ミニマリストの本を読んで、人は物欲を手放すことができたらもっと自由になれるのに、と思った。
 
今後、ホームレスもブームになるかもしれない。
人によるが清潔感のなさが、イメージを悪くしていると思うので、公共のシャワーなどを創設したり、銭湯を無料で利用できたり仕組みを作る必要はある。
そこさえクリアできれば、自分に必要な必要最低限のものを持って、家も手放して生きる、そういったホームレスの生き方がかっこいいと賞賛される時代も来るのではないか。
 
もっと自由になりたいと思いながら、私は日々物欲にまみれながらお金のために働いている。いつか物欲を捨て、究極のミニマリストになれる日を夢見ながら。
 
 
 
 
***
 
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2021-02-20 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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