天狼院ライティング・ゼミでひどい目にあわされている件
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
【4月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:北川涼子(ライティング・ゼミ平日コース)
いよいよライティング・ゼミの第1講が始まった。この日をどれだけ待ったことか。
たまたまFacebookの広告でこのゼミのことを知ったのは、たしか4ヶ月ほど前のことだったと思う。それまでは「天狼院っていう書店があること」自体知らなかったというのに。
私はこの世の中の「ライティングを教えるところ」というのには懐疑的な見方をしていた方だ。ライティング? そんなの各自で自由に書きゃいいんじゃないの? そんなのわざわざ習って、金太郎飴みたいな、誰が書いても同じみたいな文章書いてどうすんの? そんなことを思っていながら、ついうっかりゼミの広告をクリックしてしまったのは、半分は冷やかしで、半分は「本当にちゃんと教えてくれるところだったら、いいな」という期待があったのかもしれない。
私はこのライティング・ゼミに参加する直前に、実は「スピードライティング講座」の方に参加していた。こちらの方はうがった気持ちは一切なく、長年書くのが遅いのがコンプレックスだった私は、なんとか早く書けるようになれないか? 5,000字を最速40分でコンテンツに仕上げるですって?! まさに私が求めていたのはコレだ! と、なんとか私が参加できる日に開催されないものかと待ちに待って受講した。結果、どうすれば5,000字を最速40分でコンテンツに仕上げる事が出来るかはわかった。しかし新たな問題が発生した。私の中に、そもそも「書きたいこと」が無かったのだ!
正確にいうと、書きたいことが全く無かったわけではない。本当に何もないなら、書くことが早かろうが遅かろうが気にも止めないはずだ。あたかも野球をやったことのない人間が、人生で甲子園に行けなくとも特に悔しいと思わないように。でも残念ながら、書きたい「種」は山ほど私の中に眠っている。ただそれをどう綴れば思った形になるのか? 自分の中の種を成形する力がなければ「これを書こう」という「書きたいこと」まで至れない。だからいくら5,000字を最速40分でコンテンツに仕上げる方法を知ったとしても、ただただPCの前で呆然と、ワードの白紙画面を見続けることになってしまった……。己の能力のなさに直面して、あまりにも辛すぎるのでついなんとなくFacebookを開いたら、そんな弱みにつけこんでくるかのように、ライティング・ゼミの広告があったのだ。
「いやー、弱りました」から始まる三浦さんの話。別に初めて読むわけでもないのに、何回も何回も気がつけば最後まで読んでしまって、支払方法をどれにしようかな? なんて選択しようとしている自分がいる。なんだこれは! まんまと引っかかってもうてるやーん! でも不思議と嫌な気はしない。むしろ、もっともっと! もっと頂戴! もっと私に色々教えて! なんて、そんな彼氏にも言ったことのないような、はしたないセリフを思っている自分がいる。女も40を過ぎて熟女と呼ばれるようになると、こんな風になってしまうものなのか? いや関係ないか(笑)しかしはっきりしたのは、私が欲しいのはこういう文章を書ける力なのだ。
そうして晴れて第1講を終えた。もちろん講座内でも散々焦らしプレイを受けて、ぐぬぬぬ! それは先の講座で知れるのか! となりながらも、とにかく書かねばならんとこうしてPCに向かっている。夏に向けて筋トレしなきゃ! とやり方を知るためにYouTubeを開いて、スタイルのいい美人が筋トレをしている動画をみて、やった気になって終わっている私としては、実際行動に移すことはなかなかハードルが高い。
このゼミでは焦らされるわやらされるわで本当にヒドイ目にあっているのだけど、それを嬉しいと感じるようになってしまって、私はこの先どうなってしまうのかしら。「人生を変えるライティング教室」で私の人生がどんな方向に変わってしまうのか、楽しみに書き続けたいと思う。
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