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メディアグランプリ

天狼院書店のスピードライティング講座で幸福感が降りてきた話


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【8月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:井上文江(ライティング・ゼミ特講)

 
 
ドキドキする。どうしよう!? 何を書こうか?
 
天狼院書店のスピードライティング講座のワークショップの時間。
20分で2500文字を目標に書く。
しかも、書き終わったものを、隣の受講者に見せなくてはいけない。
初対面の見ず知らずの人に見せる。
あー緊張する。ちらっと横目で隣のほうを見る。なんか優しそうな女性。
うん、なんか、感じよい人だ。この人なら笑ったりしないだろう。
 
とはいうものの、せっかく書くのだから、なんかこう……ちゃんとしたものを書かなくては……という焦りが出てくる。落ち着け、落ち着け、自分!
 
そうだ、少し、深呼吸をしてみたらどうだろうか。ペンを持つ手が心なしか震えている感じがする。
ちょっとだけおおげさに息を吸ってみる。会場の熱気を感じる、みんながペンを走らせる音が聞こえる。
 
そういえば、昔、大学生のとき。
試験でいつも論述問題を出す先生がいた。M先生(仮名)。そう、教育学のM先生。
 
毎回テーマを3つぐらい与えられて、その一つを選んで書いていく。当時は、論述問題を解くなら、起承転結、もしくは、序論・本論・結論の3段構成で書かなくてはいけないと思っていた。
 
与えられたテーマによって、必ず出てくるはずであろう単語を使って書いていく。
でも、いったい何をどう、出だしに起こして、「承」と「転」して結論づけたらいいのかわからなかった。
しかもM先生の論述試験は、鉛筆使用不可だった。消して書き直しのできるもので書いてはいけない、というルール。とにかく、緊張した。
頭の中で、文章の構成を先に描き上げてから書かないといけないと思うと、いつも焦った。鉛筆で問題用紙の余白に下書きをして、足りなければ机にはみ出してまで書いて、それを清書するような方法でいつも切り抜けていた。
 
ところが、2年生最後の試験でM先生の論述が鉛筆書きでも良いことになった。
大学1年、2年と専門分野の教科だったので、何度かうけていたけれど、鉛筆OKは初めてだった。
3年生になったら、さらに選択がわかれて、一部の学生にとってはこれがM先生のテストの最後になる。そういう理由もあっての先生の温情だったのかもしれない。
 
鉛筆書きOKと聞いて
「やったー! これはラッキー」
と、私は安堵した。
ところが。
鉛筆書きOKで、いくらでも間違えられると思っていたために、私は本当に、いくらでも間違えた。
 
まず、テーマを受けとり間違えて、試験時間半分かけて書いた文章を全部消すことになった。
再度書いたもののキーとなる専門用語の意味も受け取り間違えているのではないか? との疑念が湧き、別のテーマで書き直すべきか悩んだ。残り15分。書き直しにチャレンジした。
 
残り時間で間に合うだろうか。書き終えられなければ再履修になるかもしれない。それは嫌だ。
心臓がドキドキして手が震えた。
まさに今このスピードライティングをしているときのように。
 
試験は、なんとか時間内に文章を書き終えることができた。
そしてその成績は、焦りまくったわりに案外良かった。
 
スピードライティングの講義をうけて思った。
ものごとには勢いが大事なのだ。
 
M先生の論述試験、
もしもテーマを捉え間違えていても勢いがあったら合格ラインを超えることができる、とは言わないけれども、時間ぎりぎりで急いで書いたほうが説得力のある文章になるだろう。
限られた時間が集中力を引き出し、勉強したのに忘れてしまっている記憶を引っ張り出し、構成を考える余裕がなかったから逆に素直な文章が書けたのだと思う。
 
偶然だけど、たぶんこれはスピードライティング効果だ。
三浦さんの講義を聞いた今、そう思える。
 
今、スピードライティングのワーク時間が残り5分になった。
講師の三浦さんの
「最終コーナーまわったあたりですよー」
という声が聞こえた。競馬の馬が勢いよくゴール目指して走る画像が浮かぶ。
 
「よっしゃー! ここからガーッ! と、一気に行くぞー!」
と心の中で威勢よく叫ぶ。
「うあわー、楽しい! なんかわかんないけど、楽しい」
スピードに乗って書くということは、自分の心の声、内側から湧き出てくる声を素直に聞くことでもあるようだ。頭で検閲をかける暇がない。まさにそれは“自由を体感すること”だ。
 
なんて気持ちがいいのだろう。幸福感が降りてくる。
 
「ほんとに?」
と思ったかたは、天狼院書店のスピードライティング講座をうけてみるといい。
“書く”しかも“速く書く”だけなのに、めちゃくちゃ楽しいから。
 
 
***

この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
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2018-07-05 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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