メディアグランプリ

MacBook Pro で、この夏私は飛躍する!


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【8月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:小倉 秀子(ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
「ついに買ったったー!」
 
今、私は我が家のベランダでこの記事を書いている。
このオープンエアな雰囲気の中で文章を書くという開放感と爽快感を、ずっと味わいたかった。
 
ついに、念願のMacのノートパソコン、MacBook Pro を手に入れた。
これでこの夏は、家のパソコンの前にずっと座って自分の書いている記事とにらめっこ、気づいたら一日外出する機会がなかった、なんてことはなくなる。
このMacBook Proさえあれば、ある時は海辺で夏を満喫しながら、またある時はちょっと気分を変えてカフェで一服しながら作業できる。
このMacBook Proさえあれば、仕事や天狼院ゼミ課題の締め切りを気にせず、どこにだって行けるのだ。
 
最近、私の体と心は凝り固まっていた。
思い当たる節はいくつもあった。
いくつもある。そう、通常よりも多くある。それを自覚していた。
懲りかたまるとは、言い換えると、「体がぎゅーっと萎縮して、胸の奥がちょっと苦しくて、はぁ〜と深呼吸したくなる状態」とでも言ったらよいか。
 
1年半前に仕事として写真の撮影を始めた当時は、仕事と生活のバランスがうまく取れていた。ある時は撮影に入り、のちに家で自分の都合に合わせて編集作業しても、納品日までには焦ることなく納品できた。この間行きたいところには行き、会いたい人には会い、家のこともやる。どこにも負荷がかかっていなくて、仕事も、家事も、もちろん遊びも、いつどの時も楽しめていた。
 
ところが、最近はそういうわけにもいかなくなってきた。
仕事の依頼は以前より増え、最近は一人で撮影に出向くことも多い。撮影枚数も増し、一度に数千枚を撮影して編集するようになった。これが週に数回。
このうえに、自己啓発で始めた文章を書く勉強、そう、天狼院書店のライティング・ゼミ。毎週の課題の2000字を提出しているまではよかったが、志望したプロフェッショナル・ゼミ(プロゼミ)もありがたいことに受講できることになった。ここでは毎週5000字を書いて提出することになっている。2000字は最近以前より大分書けるようになってきたなと実感できて嬉しいけれど、5000字の方は正直まだ四苦八苦である。大抵家事を終えて、家族のみんなが寝静まった深夜頃から始めるので、気づくと窓の外が明るくなってきていることもしばしばだ。
この状態が決していいわけないので、ほかの受講生がどのくらいかけて記事を書いているかリサーチしてみた。どうやら、私よりもはるかに短い時間、少ない労力で2000字なり5000字なりを書き上げて提出しているようだ。
2000字はともかく、5000字は全くその境地にいたっていない。うーん、と唸りながらほぼ徹夜で書きあげた割には納得できずにボツにしたり、そもそも長時間かけても5000字に届いていなかったりをここ数週間続けている。ここで私の心が叫んだわけだ。
 
ずっとパソコンの前に座りっぱなしじゃ、息苦しー!
ここから飛び出したい!!
 
心がこう叫び始めたのだ。
外へ飛び出して、自由に、心も体も解き放ったところで文章を書きたい!
と。
 
自業自得なのはよーくわかっている。
仕事でアップアップになっているなら、受ける仕事を調整すればいい。
記事だって、ライティングゼミ、プロゼミ両方受けることを決めたのは自分自身だ。こちらはどうしても、毎週課題提出を死守したい。先週のように、時間切れで提出できなかったなんてことは、二度としたくない。5000字も、今は苦しいけれど、書き続ければ何かが見えてくるはずだ、と希望は失っていない。
 
この、一日の中でも多くの時間を割くパソコン前での作業が、どうやったら楽しくなるか考えた。
そうだ、同じ場所でしか作業できないという状態を解決すればいいんだ!
長時間同じ体勢ですわっていると、どうしても飽きて休憩を取りたくなる。
ぎゅーっと身を固くして集中していると、どこかのタイミングで、「はぁ〜」と深呼吸したくなる。そのついでにコーヒーを一杯と思って淹れに行ったり、そのまたついでスマホをチェックしたり。そのスマホで友達からメッセージが来ていれば返信してしまうし、SNSをチェックし出せば、あっという間に時が経ってしまう。
それに、ずっと家にこもっているというのはやっぱり良くない。これが私の性格上一番悪影響を及ぼしているように思えた。家にいなければならない時はベランダでお茶を飲んだり、好きな赤ワインを飲んだりして息抜きすることが多いけれど、この夏をベランダだけでやり過ごすなんて出来ない。
夏なら夏らしいことを満喫しなくちゃ!
 
これが、今回新しく手に入れたMacBook Proを外に持って行って、例えば海辺で波の音を聴きながらキーボードを叩くとすれば、きっといちいち「はぁ〜」と作業を中断しなくても、目の前に打ち寄せてくる波に乗るように、どんどん筆が進みそうだ。現に、今その光景を想像してみたら、相当早くキーボードを打つ手が進んでいる。これはうまく行きそうだ。
欲張りな私は、仕事をセーブすることもせず、ゼミ課題の提出をあきらめることもせず、だからと言って夏休みの遊びをセーブするのでもなく、どれも叶えられる方法を考えた。それがこの夏のお楽しみにはMacBook Proをお供にするという方法だ。
 
もうすぐ夏休み。夏は私の一番好きな季節。今年もたくさん夏を満喫したい。
どんなに暑くても、日差しがきつくても、夏が大好きだ。MacBook Proが、私と夏休みをともに楽しんでくれる相棒になることは間違いない。
そして、「5000字の壁を超えられない症候群」で苦しんでいる今のこの状態も、夏の入道雲を眺め、海の波打つ音と聴き、潮風を肌で感じられたら、いい言い回しがパッと浮かび、キーボードを打つ手がどんどん進んで打破できるような気がする。気のせいでないことを切に願う。
 
打倒5000字。この夏必ずこの壁を乗り越えるぞ!

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2018-07-11 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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