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自己肯定感を高めるには、「花に水をやること」だ。


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:白濱優子(ライティング・ゼミ平日コース)
 
 
「私はなんてダメな人間なんだろう」私はポツリとつぶやいた。
こうやって、また自分で自分を否定する。
 
仕事でミスをしたり、評価が下がったり、辛いことが起きたり。
その度に、私は私を否定してきた。
「お前はダメなやつだ」
 
くよくよして、ある人に相談したら、こう言われた。
「君は自己肯定感が低いんだよ」
「ジココウテイカン?」
聞いたことはあるが、しっかりと意味はわからなかった。
自己肯定感とは、その名の通り、「自己を肯定する感覚」つまり
「自分は大切な存在だ」と感じる心の感覚のことだ。
 
私は、自分の自己肯定感の高さや低さについて、考えたこともなかった。
その人は会話を続けた。
「失敗した時に反省することは大事。でも自分を否定する必要はないんだよ」
 
自己肯定感の高い人と低い人が、人に怒られた時の感情の違いを比較してみるとよくわかる。
 
自己肯定感の高い人は、あまり落ち込まない。また、自分のミスを素直に認める。
それどころか、より自分を高めるための意見だと受け取るようだ。
 
これに対し、自己肯定感の低い人は、必要以上に落ち込む。
自分はダメな人間だと感じる。「絶対にミスはダメだ」と自分を追い込む。
 
私は完全に後者で、自己肯定感の低い人間だった。
 
いろんな意見や見解があるとは思うが、アドバイスをくれた人によると
失敗した時には、それを事実として素直に受け止めつつ
でも、失敗をした自分自身は、それでも「大切な存在」として認めてあげることが必要らしい。
 
では、自己肯定感はどうやって高めたら良いのだろう?
 
「それは、小さなことでも良いので、毎日同じことをコツコツ続けることだよ」
彼はそう言った。
「例えば、毎日花に水をやるだけでも良いよ」
 
超超超、低い、高さ1センチくらいの自己肯定感を持つ私が、そんなことで自分を愛せるようになるのだろうか。私は半信半疑だったが、何かコツコツ続けてみようと思った。
 
さっそく、花に水をあげようかと思い植物を買いに行こうとしたが、
もし万が一枯れてしまったら、とても悲しい気持ちになるだろうと思ってそれはやめた。
 
私が無理せずに、毎日続けれること。うーーーん。
悩んで悩んで考えた。
 
そこで私が選んだのは、メモ用紙に「ニコちゃんマークを書く」というもの。
これなら簡単だし、5秒でできる。
 
そして恥ずかしいのだが、ニコちゃんマークの下にこう書き足した。
「生きててえらい」
 
恥ずかしすぎるけれど、精一杯自分を肯定してあげようという想いでこれを書くことにした。
「えらい」の前を「生きてて」にしたのは、特に何かしていなくても
ただ生きているだけの自分でも愛してあげようと思ったからだ。
 
Twitterに「るるてあ」さんという人が絵を書いて投稿している。
色鉛筆で描かれたペンギンのかわいい絵なのだが、そこには毎回違うコメントが書かれいる。
「出勤してえらい」
「寝て起きたの? えらい!」
「お風呂はいってえらーい!」
どれも、「え!? そんなのやって当たり前でしょ」ということばかりだ。
このツイッターアカウントは25万人ほどフォローされていて、
たくさんの人を癒し、励ましていることがわかる。
ちなみに名前は「肯定ペンギン」というらしい。
自分を肯定するから肯定ペンギン。
 
私は、自分の中に肯定ペンギンを持とうと思った。
いや、ペンギンじゃなく、肯定する小さな自分を心の中に持とうと思った。
 
その一つの行為が、メモ帳にニコちゃんマークと「生きててえらい」と書くことだ。
 
私の知り合いにすごく自己肯定感が高い人がいる。
その人はいつも前向きで、落ち込んでいるところを、滅多に見たことがない。
「なんでそんなに前向きでいられるんですか?」と聞いたところ
「う〜ん」と考えた後にこんなことを言った。
「僕、小さい頃からとにかく母親に褒められて育ったんだよね」
話を聞いてみると、
今思うとそんな大したことないなという事でも、大げさなくらい「すごいね〜」と
褒めてくれていたんだそう。
 
それに対して私の幼少期はというと……。
私には兄と弟がいて、男2人に挟まれた三人兄妹だった。
親は兄と弟がやっている野球の当番で忙しく、どちらかといえば私は放っておかれて育った。
「大人しくて手がかからなくて良い子だね」とよく言われていた気がする。
 
彼と自分との幼少期の差になんだか悲しくなった。
 
子供を持つ人には、ぜひとも子供をたくさん褒めて育ててあげてほしい。
そして、大人になってしまった私も、これを読んで、私に共感してくれているあなたも同様に、褒めてくれる親がいないならば、自分だけでも自分を褒めてあげよう。
 
ニコちゃんマークと「生きててえらい」が描かれたメモ帳は、すぐにいつでも
書けるようにテーブルの上に置いてある。
初めて1週間。7ページに及ぶニコちゃんマークと「生きててえらい」は
なかなかシュールでちょっと怖い。そして人に見られたらめちゃくちゃ恥ずかしい。
「花に水をあげる」にしておけばよかったのかな。ともちょっと思う。
 
でも、なんにせよ、もの続きしない私が1週間同じ行為をし続けれたのも
ちょっとした自信に繋がるし、すこーしだけだけど、自分で自分を愛せてきた気がする。
 
私みたいな「自己肯定感、低い低〜い人間」がいたら、ぜひとも、この「同じことをコツコツ続ける」行為をお勧めしたい。
 
「生きてるだけで、私は大事な存在なんだよ」
まずは自分で自分を愛してあげよう。

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2018-07-25 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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