fbpx
メディアグランプリ

イヤイヤ期の乗り越え方


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【8月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:桑島あつこ(ライティング・ゼミ日曜コース)

 
 
「イヤイヤ! イヤイヤ!」
我が家の1歳半の息子は、すでにイヤイヤ期に突入してしまった。まだ、ちゃんと言葉も話せないのに、イヤイヤだけはしっかりと言う。一丁前に首もしっかり横に振る。
 
イヤイヤモードに入ると、ビックリするほどの大きな声でギャン泣きしヒートアップ。親の気持ちとは反比例して、簡単にはおさまらない。引き金はどこで引かれるのか分からず外出中ならヒヤヒヤものだ。
 
例えば、朝、食べやすいようにパンをちぎったら、「なんでちぎってん!」とは話せないので、泣いて訴える。慌ててちぎってないパンを渡しても、機嫌は戻らずこの世の終わりというような顔でギャン泣き。テーブルのコップもひっくり返す。
 
水筒の蓋が開けっ放しだったので、こぼれるからと閉めても大泣き。繰り返しになるが、慌てて蓋を開けても、ギャン泣きはエスカレートする。同じことをしても大丈夫な日もあれば、今日に限ってダメなことが多々ある。そう、世にいう魔の2歳! (実際にはまだ1歳半だが)イヤイヤ期がやってきた。
 
まだ子供がお腹にいた頃、SNSで話題になっていた「いっさいはん」という絵本を読んだ。一歳半になった子どもは、片付いているものに興味があり、タンスの中を荒らし散らかしまくる。服は常にご飯粒まみれ。畳んだ洗濯物はぐちゃぐちゃにされる。ママの服は引っ張られ、首元がビロビロだ。1歳半の子どもとの生活が可愛いイラストで図解されている。「こんなことするようになるんや。面白いな! 早くみてみたいわ!」と真剣に思っていた当時の私に言ってやりたい。「のんきに笑ってられるのは今だけやで」と。
 
かつて、スーパーで泣きながら床に寝そべって何かを要求している子どもを見て、「お母さんは大変やろうけど、ほほえましいな」と思った。そんな私が、実際に我が子がそうなると、抱きかかえて外にダッシュ。イヤイヤ期は、わが身に降りかかると恐ろしい。
 
インターネットで「イヤイヤ期、対処方法」を検索した。「イヤイヤ期に何でも言うことを聞くと、泣いたら言うことを聞いてもらえると思ってしまう」と書いてある。そいつは大変だ。ここでしっかり対処しなければ。
 
とりあえず夜9時を超えてテレビは見せないとルールを決めた。案の定、見たい! とギャン泣きが30分ほど続く。抱っこしながら、「9時超えたからまた明日見よう!」となだめ続けたが、泣き止まない。気分を変えてみようと色々試しても無理。私に似て頑固な子どもと、私の一騎打ち。ここで折れたら負けだ! 結局、子どもは泣きつかれ、私はあやし疲れて爆睡した。
 
次の日、ベテラン保育士に「イヤイヤ期で、テレビを見せてと30分泣き続けた」と言うと「好きなだけ見せてあげて。疲れたら寝るぐらいに大きな気持ちでね。ママに受け止めてもらえると思うだけで安心するから」と言われた。えーーー! 話がちゃうやん!
 
「何でも受け入れてたら、我がままになりそうで」と食い下がると、「イヤイヤ期は3歳までは続くよ。長丁場だから気楽にね」という。3歳までって。気が遠くなった。
 
やはり何でも言うことを聞くのはしっくりこない。気分を変える作戦にしよう。イヤイヤ! とギャン泣きが始まったので、フライパンの裏をお玉で「カーン!」と鳴らした。子どもは「え? なにやってるん?」と泣き止んでキョトンとした。近寄ってきてお玉を貸せという。お玉ぐらい貸したるで! とその中にボールを入れた。子どもはボールを落とさないようにして遊んでいる。
 
そうか。まだ、生まれて1年と6カ月。44年生きてきた私でも、簡単に気持ちを切り替えることはできていないのに、子どもに機嫌を直せなんて酷な話だ。うまく切り替えできるように、私が何か面白い遊びに変えてあげたらいいんだ。楽しそうに遊ぶ我が子を見て、私まで嬉しくなった。
 
今までは子どもが机の上に乗ると、「危ない!」と怒っていたが、体を動かしたいのかもしれないと予想する。布団をたたんで布をかけ山を作ったら、その上でジャンプして遊びはじめた。ビンゴ! 危ないと怒っていてばかりではダメだったんだ。
 
考え方次第でイヤイヤ期も乗り越えられるかもしれない。といっても、失敗してイライラすることもある。ただ、そんな時も大きく深呼吸して「まあいいか」と思うことにする。イヤイヤ期は何をどう頑張ってもうまくいかないことがある。誰のせいでもない。これも成長の証!
 
お風呂に入らなくても、服を着替えてくれなくても、歯磨きさせてくれなくても、納豆をわしづかみにして食べた手で色々触りまくっても! まあいいかと思う日を作らないと、ママもやってられない。
 
育児は育自とよくいったもので、自分のことは棚に置いてよく言う! と思うことが多々ある。イヤイヤ期の子どもの態度を見て、私も夫に対して理不尽に不機嫌なことがあると気付く。イヤイヤ期、奥が深い。
 
魔の2歳児の次は悪魔の3歳というらしい。パワーアップしてるじゃないか。だが、悪魔の3歳が過ぎたら、天使の4歳! が来るそうだ。その時には、私も怒りんぼママから女神のママに成長していたい。

 
 
***

この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。

【8月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜《7/25までの早期特典あり!》

天狼院書店「東京天狼院」
〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-24-16 2F
東京天狼院への行き方詳細はこちら

天狼院書店「福岡天狼院」
〒810-0021 福岡県福岡市中央区今泉1-9-12 ハイツ三笠2階

天狼院書店「京都天狼院」2017.1.27 OPEN
〒605-0805 京都府京都市東山区博多町112-5

【天狼院書店へのお問い合わせ】

【天狼院公式Facebookページ】
天狼院公式Facebookページでは様々な情報を配信しております。下のボックス内で「いいね!」をしていただくだけでイベント情報や記事更新の情報、Facebookページオリジナルコンテンツがご覧いただけるようになります。



2018-07-25 | Posted in メディアグランプリ, 記事

関連記事