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料理を通して提供できる幸せの「うまみ」がある


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:茂垣朋子(ライティング・ゼミ日曜コース)

 
 
週末になると、香辛料をたっぷりと使ったものが無性に食べたくなる。
 
「こんどはこれを入れてみよう」
スーパーでお肉、野菜を物色する。
お米はジャスミンライスを買っている。
 
無心になって野菜をランダムにカットする。日常にあった大変な出来事などもまとめて鍋にぶち込む。
鍋に入れて煮込んだら、ココナッツとルーを入れる。
 
スパイシーな香りが漂う。
ごはんも炊けてきた。香り米というだけのことはあって、なんともいえない香りが立ち込める。
 
味は本格的で美味しいものができた。
最近の素は野菜や肉を炒めたらルーを入れるだけ、実に簡単で美味しくお店の味を再現できるものが増え、クオリティが非常に高くなっている。
 
美味しいものを食べると束の間、幸福になれる。
 
冷蔵庫も心の中の小さなわだかまりと共に、きれいになった。
自己流の料理でもちょっとしたストレス発散になる。
 
 
幼少時は親の真似をしてよく料理を作っていた。
最初のきっかけは、両親が風邪をひいたとき何か食べて元気になってもらいたい一心からだった気がする。
 
最初に作ったのは「揚げないコロッケ」
揚げるのは大量の油を使用する為敷居が高く、油の処理にも困る。
油をどのように処理したら良いかを知らなかった。
なので油で揚げない衣をつくるべくレシピを読み漁った。
 
風邪を引いた当人は喉を傷めており、結局味は解らなかった、と言っていた。
少しばかり残念だったが、そもそも風邪をひいて喉を傷めている相手になぜコロッケを選んだのか、配慮に欠けていた自分だったな、と今でも思う。
思うに病人に食べさせるコロッケではなく単純に揚げないコロッケをつくる事の興味が買ってしまったのではないか。
衣を揚げないコロッケが作れることを知り、この時から料理をするのが面白いと思う様になった。
 
料理に興味を持ち始めてから、私は一人で料理をする様になった。
塩抜きしないで作ったわかめの味噌汁
米の研ぎが少ないまま炊飯
石のように固くなってしまったクッキー
そうめんを茹でる際束ねてある紙のはがし忘れ、熱湯から麺の束をサルベージする
トマトとビールとオレガノを入れたクッキー
味見ができないほどの物体になり果てた。
今考えると恐ろしい程の失敗の数々も、様々な失敗の経験をしたからこそ、今の料理スキルが培われたのではないかと考えている。
 
スイーツに関してはアレンジも好きだった。
パセリを入れたクッキー
ひじきを入れたクッキー
おからをいれたパウンドケーキ
 
缶詰めを使ったつまみレシピ
酒飲みのアテ
などは少し大きくなり酒の味を覚えてから、つまみとしての絶妙な加減を学習した。
 
普通のカレーを作ることが飽きた為、ルーを入れない本格的な香辛料のみのカレーを作ろうと思い立ったことがある。
香辛料のガラムマサラ、ターメリック、生姜、大根をたっぷりと入れたカレーだ。
レシピを読んでも香辛料を入れたカレーは、香辛料じたいあまり食べたことがなく、実験の様でワクワクした。
料理の過程では「本当においしいのだろうか?」と、若干見た目に自信がなくなることがあったが、まあまあうまくできた様で、その後は定番化し家族のリクエストに応じてたまに作った記憶がある。
 
20代で初めて一人暮らしをした時、よく風邪を引いた。
高熱が出る位の風邪で頭がぼんやりとしてしまう位の体調の悪さを幾度となく経験した。
そんな時はコンビニで栄養ドリンクを数本買い、
意識が朦朧としている中、なぜかチェーン店のカレーを買いにいった。
「ほうれん草トマトカレーください」
倒れそうな位体調が悪い中テイクアウトカレーを買いに行く姿は自分でもなんでこんなに苦労して出かけるのだろうか、とおかしな気がしたが、その時は何故か栄養ドリンクにカレーが良い、食べないと治らないと思い込んでいた。
香辛料の入ったものは体が温まり、翌日の体調は快方に向かうことが多い為、風邪を引いた時は何度かお世話になっていた。
 
料理はおもしろい。
特にカレーはなんでも一緒に包み込んでおいしくしてしまう。
人によって作り方が違うのもまた面白い。
 
甘くなる位大量の玉ねぎをいためてからつくる人
サラサラカレーが好きな人
どろどろ、ごろごろカレーが好きな人
具材にこだわる人
麺を使う人
フルーツをいれたカレー
ドライカレー
人によって好みも違うしビックリするくらいのレパートリーがあってしかも、どれもおいしくハズレも少ない。
 
 
料理はカットの仕方、調味料の配分、だし取り方など、家庭の料理においては作り手の性格も少し垣間見えて面白い。
料理はめんどくさい、けど料理を作るという行為は自分や家族、受け手側にとっても愛情溢れる行為でありそれを提供し続けるということは、手間でもありとてもすごいことであると思う。
健康面も配慮でき、おいしくできれば口福を提供できる。
料理を通して提供できる幸せは意外とたくさんあるが、
 
未来の健康への投資にも繫がる「うまみ」がある。
あなたの大事な人を幸せへと導けるのもあなたの腕次第である。

 
 
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この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
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2018-09-26 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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