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組み合わせの妙が最大の武器


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:中川文香(ライティング・ゼミ平日コース)
 
 
 最近、“マリアージュ”というものが流行っているらしい。
 
 ……というかおそらく、数年前から流行っている。
 お酒と料理の組み合わせ、という分野での使い方が一般的なもので、ワインと料理の組み合わせ、というのが一番スタンダードだろう。
 ワインには赤・白・ロゼなどの種類があり、一般的には白には魚、赤には肉というような、それぞれの料理を引き立たせる、もしくは料理によってワインが引き立てられる、組み合わせがある。
 
 なにもワインだけではない。
 例えば焼酎。
 焼酎には芋・麦・米・黒糖など様々な種類があり、原料によって香りが大きく異なる。
 合うおつまみも料理も違うだろう。
 はたまた日本酒。
 これも様々な種類がある。
 原料という意味ではどれも同じなのかもしれないが、フルーティーだったり、すきっと辛みがあったり、味や香りはさまざまで、
 「あ~、これには味付け濃いめの佃煮みたいなのが合いそう」
 とか、
 「ん! 意外とチーズとか一緒に食べるといいかもしれない」
 とか、
 飲み比べなんかしてみると頭は勝手におつまみの組み合わせを考え始める。
 
 飲み物と食べ物の組み合わせなんてこの他にもたくさんあって、例えばコーヒーにはチョコレート、緑茶にはおまんじゅう、紅茶にはビスケットとか、挙げ始めればキリがないくらい出てくる。
 
 そして、音楽×シーンの組み合わせ。
 これも“マリアージュ”と言えるのではないだろうか。
 
 秋の訪れとともに、ジャズのリズムが似合う空気になってくる。
 夜が少し涼しく、過ごしやすくなってきて、通り過ぎてゆく夏が少しだけ寂しいような。
 そんな雰囲気の秋の夜とジャズはぴったりの組み合わせ。
 そしてちょっとかじっているだけでも、スタンダードナンバーしか知らなくても、なんとなくジャズ、というとおしゃれな空気が付きまとう。
 おしゃれなカフェやバーでかかっているのはジャズ、というイメージがあるからだろう。
 
 今まさに過ぎてゆこうとしている夏にはTUBEの曲がぴったりだし、サザンオールスターズの曲もぴったりだし、暑い熱い季節を盛り上げてくれる。
 
 ファストファッションのお店では洋楽のヒットナンバーがかかり、高級料理店では静かにクラシックが流れている。
 お店の表現したいイメージは、音楽の力を借りることでいかようにも変化させることが出来る。
 
 要は、組み合わせだ。
 
 これは、“自分”というキャラクターにも当てはめられる。
 
 “私”という商品をどんな風に魅せたいか。
 “私”と何を組み合わせたら最大の価値が生まれるか。
 人生というのはそれを見つける旅なんだと思う。
 
 例えば私は、今ライティングゼミで文章の勉強をしている。
 なぜそれを勉強しているかというと、書くことが好きだったからで、もっと勉強したいと思ったからで、上手くなりたいと思ったからだ。
 実際、勉強してみて以前よりも格段に書くスピードが上がったし、内容も以前よりは少しは厚さが出てきたように思うし、それよりなにより、学んでみてさらに書くことが楽しくなってきた。
 
 書くということは、私というひとりの人間の感性を通してみた物ごとを、誰かに伝えるということだ。
 そしてその書いたものが誰かに「いいな」「素敵だな」と思われないのであれば、それにはあまり価値がないと思う。
 つまり、誰かの為になる文章でなければ価値がない。
 私はそんな風に考えた。
 もちろん、自分のためにただただ書く日記のような文章も大切だけれど、そうではない、誰かの為になる文章を書いてみたいと思った。
 私は私を魅せる面として文章を選んで、そちらに向かって歩きはじめた。
 
 あとは、題材探しだ。
 
 “私”が書く対象としては何がいいのか、食なのか、恋愛なのか、本なのか、はたまた人間の心理なのか。もっと違う、何かがあるのか。
 “私”が書く意味があるものは一体何なのか。
 これからはそのぴったりくる何かを探しにゆく旅なのだ。
 
 かちっとはまる最良の組み合わせが見つかったら、それはきっと自分にとっても良いことだし、それについて書いたものを読む誰かにとっても良いことだ。
 良い組み合わせのものであれば、自分でない第三者に提供できるクオリティも上がっているはずだ。
 
 赤ワインに合う肉料理や、
 大人のバーや秋の夜長に合うジャズや、
 そんな風に、
 “わたし”に合う“なにか”
 がきっとどこかにあるはずだ。
 
 赤ワイン単体で飲むよりも、何か食事と組み合わせることによってさらに美味しさが増したり、
 しんとしたバーにジャズが流れるととたんに良い雰囲気が生まれるように、
 “わたし”に何かを足すと、価値が生まれる。
 それが何なのか見つかったら、私というちっぽけな一人の人間が、今生きている世の中に何か少しでも還元できるかもしれない。
 
 たぶん人は、そんな何かを探すために生きている。
 
 
***

この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
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2018-09-26 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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