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メディアグランプリ

それ、自分で選んでいますか?


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:さわみ(ライティング・ゼミ日曜コース)

 
 
私は、割と運が悪い。
懸賞の当選や宝くじはもちろん、商店街のくじ引きから友達仲間でのビンゴ大会に至るまで、「1等賞」というものに、まったく縁が無い。
 
スーパーのレジでは、私が並んだ列に限ってトラブル発生。
入ったトイレは紙が切れているし、電車では私の立っている前の人だけ全然降りない。
レストランの注文は忘れられるし、ドリンクバーは飲みたいドリンクだけが「準備中」。
 
そういえば、ジャンケンも弱かった。
“ここぞ”というときの勝負運も、からっきし。
なんだろう、これ?
前世で、何か良くないことでもしたのかな……
 
そんな話をしていた時のこと、思いもしないことを言われた。
「それ、自分で選んでいるんですよ」
 
えっ! そんなことある?
わざわざ、自分で悪い方を選ぶなんてことする?
 
でも、言われてみれば確かに思い当たるかも……
 
自分で選んで並んだレジでは、他のレジよりも時間がかかってしまうことが多いけど、一列に並んで順番に呼ばれるタイプのレジでは、トラブルはほとんど起こらない。
自分で選んで入ったトイレは紙切れや水詰まりのことが多いけど、順番が回ってきて入ったトイレでは、そんな目にあったことは無いかもしれない。
 
え~っ、やっぱりそういうことなの?
自分で、運の悪い方を選んでいるのか……
 
じゃあ、なんでわざわざ自分から悪い方を選んでしまっている?
「何か、思い当ることはありませんか?」と聞かれても、どうかな~。
 
ああ、でもそういえば。
関係ない人に何かトラブルが起こったときでも、そのことで場の雰囲気が悪くなるぐらいなら「私にトラブルが起きた方が良かったかも」と思うことがあるかもしれない。
ジャンケンで何かを決めた時に、負けた女の子が嫌がってシクシク泣き出した時には「私が負ければ良かったな~」と思ったことも。
 
私が身代わりになって、皆がハッピーになればいい。なんて思っている訳ではない。
とりあえず、トラブルや揉めごとがイヤなのだ。
 
えっ、まさか、そういうこと?
こういう私の気持ちが、無意識に自分から悪い方を選んでしまっている?
 
福引きやビンゴも、確かに1等賞は嬉しいけれど、目立ちすぎるのもイヤかな……と思う気持ちがある。
だったら、無難な賞でいいかな~と。
 
そうか、そういうことなのか。自分で選んでいるのか。
 
そういえば「何が何でも絶対にイヤだ!」と強く思ったジャンケンは、意外に負けないし、人生の一番勝負のような抽選では、当たりを引き当てている。
なるほど。要するに、自分の気持ちの問題なのか。
 
確かに、明らかに“運のいい人”は、存在する。
実際、私に「悪い方を選んでいる」と教えてくれた人は「私は運がいいです」と言い切っていた。
 
そうだ! 
“運のいい人”は「私って、何だか運がいいのよね~」と、いつも言っている気がする。
そして、本当に自分でもそうだと信じている。
 
そこか~!
「私って、運が悪いんよね~」と言っている私と、正反対だ。
思い込んで言葉にすることで、本当にそれが現実になって、運さえも引き寄せたり遠ざけたりするのだ。
 
でも、そのことがわかっても、なかなか性格は変えられない。
やっぱり何かのトラブルで怒っている人がいたら「それなら私が代わりに……」と思ってしまうし、福引きで一等賞を当てて「カランカラン、おめでとうございます~!」と注目を浴びるのは、恥ずかしいし気が引けてしまう。
 
しかも最近は「ついていない自分」が、結構面白くなってきている。
自動販売機でカフェオレを押したのにレモンティーが出て来た時なんて、ついていないからこそ起こる珍事件を満喫できるし、「ついていない話」は、結構ネタとしては面白いものが多かったりする。
 
「運の悪い自分を面白がっていると、いつまでたっても運の悪いままですよ」と言われてしまったけれど、正直運の良すぎる私って何だかちょっと違うかも?
「ありゃりゃ、何だか私っぽくないな~」みたいな。
 
もちろん、運は良くなりたい。
でも、なんとなく「運の悪い自分」を気に入っている自分もいることに、気づいてしまった。
そうか、もしかすると私は自分で「運の悪い自分」を選んでいるのかもしれない。
 
いやいや、だからといって運が良いとやっぱり嬉しいし「やった~! ついてる~!」と喜びたい。
でも、運が悪かった時も、それはそれで面白いからラッキーと思ったりもする。
あれ? もしかして、どっちでもいい感じ?
 
「運が良いのも悪いのも、自分で選んでいる」
よし。それなら、いっそ、私は両方選ぶことにしよう!
運が良ければ、万々歳! 
運が悪くても、それはそれで面白いからラッキー。自分で悪い方を選んだのだから、悪い結果になったとしても悔いは無し。
 
「私、運が良いか悪いかは、自分で選んでいるんです」
うん、これがいい!
これからは、この言葉を口にしよう。
さてさて、一体どんな運が引き寄せられてくるのか。
これからが楽しみになってきたぞ!

 
 
***

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2018-10-10 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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