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幸せを感じないのは自分の選択


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記事:岩澤健史(ライティング・ゼミ日曜コース)
 
まさか、嫌われる勇気を読んで人生観が変わるとは思わなかった。しかも、まだ最初の一章しか読んでいないのに。
 
私は36歳になるいい大人である。まだ若いと思っているが、人によってはおっさんと言われる年齢である。人並みの人生は送ってきたと思っている。人生観はある程度確立されてきた。若い頃とは違い。本や偉い人の話では人生観は変わらないそう思っていた。
 
つい最近、友人から嫌われる勇気を読んだ方がいいと言われた。嫌われる勇気とは、2013年にダイヤモンド社から発売され、176万部くらい売れているベストセラーだ。何年か前には、ドラマ化もされた小説だ。
 
しかし、今更読むのは少し気が引ける。なかなか手が出せずにいた。しかし、友人の勧めなので断りにくい。むしろ、嫌われる勇気を出して読まないという手もあるのかもしれない。
迷ったあげく、思い腰をあげ嫌われる勇気に手を伸ばした。
 
内容はアドラーという心理学者の思想を学ぶという趣旨のものである。アドラーの趣旨を理解した哲学者と青年が人生について対話していく物語だった。青年は哲学者とは対立の立場を取り、哲学者の意見に反論していく。青年はアドラー心理学に否定的な考えを持っていて、アドラー心理学の知識もない。いわば、私も含めた世間一般の意見に近い意見を言ってくれる。
 
例えば、哲学者は「トラウマなど存在しない」「人は怒りをねつ造する」などと発言をする。かなり過激な発言だし、理解しにくい内容だ。「そんなわけないだろ」とツッコミたくなるだろう。そこを青年がしっかりと意見をしてくれる。
 
そのため、青年に肩入れしやすく物語に入りやすい。また、哲学者も丁寧に青年の意見に対して、回答をしてくれる。そのため、アドラーのアの字も知らないおじさんにも理解しやすい内容になっていた。
 
アドラー心理学とは、感情や性格はいつでも変えられるよ! ということらしい。
つまり、のび太君はいつでもジャイアンになることが可能であるという理論だ。
 
通常の考え方は感情や性格は過去の出来事から形成されていると思われる。
のび太くんはジャイアンに殴られた(過去の出来事)→悲しくて泣いた(感情)という流れだ。特に不自然なところは見当たらないと思う。しかし、アドラー心理学ではこの流れは違うという。
 
(過去の出来事)→(感情)ではなく、(目的)→(感情)ということのようだ。
 
つまり、のび太くんはドラえもんの道具を使いたい(目的)→悲しくて泣いた(感情)ということらしい。過去の出来事は感情に関係ないという理論である。
 
過去の出来事が感情に影響されない。だからいつでも好きな感情を手に入れることができるのだ。感情はあくまで、目的を達成するための道具ということだ。
 
のび太くんはジャイアンに殴られて悲しいという感情がでた。物凄く泣いている。「ドラえも~ん」となるわけだ。そして、ドラえもんは仕方なく素敵な道具をだす。次の瞬間、のび太くんは笑っている。「よ~し、これでジャイアンに一泡ふかしてやる!」と意気込む。ドラえもんはうんざりとなるわけだ。
 
感情はあくまで、ドラえもんの道具をださせる! という目的のための道具なのだ。
そう考えるとのび太は極悪人に思えてくる。
 
感情はあくまで、目的の道具である。だから、「怒りはねつ造である」という理論がなりたつ。この目的→感情の理論を目的論という。逆に一般の考えは、過去の出来事・原因→感情のため、原因論と呼ばれる。
 
原因論からすると、性格はすぐには変えられない。頑固おやじの頑固な性格は変わらないと思うだろう。過去の感情や出来事により、頑固おやじという性格・感情ができたと考えるからだ。
 
しかし、アドラー心理学では過去の出来事は感情に関係ないという理論のため性格という概念がない。頑固おやじは頑固おやじのフィルターを通して世界を見ている。しかし、フィルターを変えれば一瞬にしてメルヘンの世界に入ることができるということらしい。
 
のび太くんはいじめが原因で泣き虫や臆病な性格になったわけではなく。臆病ものの
フィルターを通して世界を見ている。いつでも、幸せのフィルターを通してみることができるのだ。
 
のび太は悲劇のヒロインのフィルターを通して世界を見ている。だから、いつでもいじめられて泣いているのだ。しかし、いつでもフィルターを変えることができるのだ。いじめっ子のフィルターをとおせばいい。そうすれば、ドラえもんの道具がなくても、ドラえもんの存在を切り札にしながら、ジャイアンを牽制することができる。
 
そうしないのは、性格の問題ではなく勇気がないからだ。普段と違う自分は未来が予測できない。不安を感じてしまう。ジャイアンをいじめるのび太を想像すると不安だ。やりすぎるかもしれない。今までの自分であれば不満はあるが安心感がある。だから、みんな不満をかかえて、不幸な人生を歩む。
 
しかし、本当は勇気を出せばいつでも変われるのだ。
この瞬間から、幸せのフィルターを通して世界をみるだけでいいのだ。
 
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2019-01-11 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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