メディアグランプリ

2ー3時間かかって書いてるのが1時間で書けるようになったら?


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【4月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:山本りか(ライティング・ゼミ日曜コース)
 
私がなぜライティングを学ぼうかと思ったのかというと、
とにかく私は書くのが遅かった。メルマガを2年ぐらい毎日配信したり、
ブログも毎日書いたりしてたのだが、1本書くのに2ー3時間、ひどい時には4時間かかる時もあった。
 
1日は24時間である。その貴重な24時間の内、メルマガ、ブログ、それぞれ違うことを書いていたので、5ー6時間はかかっていた。1日の約1/5である。
 
でもそれは、仕事と思って書いた。特に何もなくても毎日頭を絞って書いた。ぞうきんを絞るように書いた。書きまくった。毎日頭を絞って書いた。書きまくった。毎日なのでこれを書くまで寝ないと自分で決めて書いた。
 
「よく毎日違うことをかけますね」といわれたが、コツはない。とにかく自分の中で決めることとしか言えない。「書くまで寝ない」それだけ。これ以上ないほどにシンプルである。文字にして、たった7文字。
 
書いた量は特に意識してなかったが、ブログはだいたい800文字ぐらい、メルマガは1000文字から1500文字ぐらいだったと思う。
 
メルマガの反応はわりとよく、感想をもらったり、お茶会やセミナーに参加した時会った人からメルマガを読んでいると言われたりして本当に嬉しかった。
 
よくプロのピアニストは毎日10時間練習しないとダメで、1日サボると今までの努力が無駄になるから毎日練習することはやめられないのだと言う。そこまで練習しようと思ったら、ピアノが好きなだけではむずかしく、よほどの覚悟がないと続けることは難しいだろう。私も書くときは、それと近いような覚悟を持って書いていたように思う。
 
もちろん、ネタがあると書くのには困らないが、ネタがあるから早く書けると言うものでもなく、ネタがあるときもやはり2ー3時間はかかる。スマホですきま時間に書く、深夜に子どもが寝てから書く、朝5時起きで書く、とにかく書くための時間を探した。そう、それは、山の中で遭難した人が少しの水を求めてさまようのに似ていた。貴重なたった24時間の中に書くための時間を見つけるため、私は毎日さまよった。
 
書きまくってふと思った。
「そうだ、2ー3時間かかって書いてるのが、1時間で書けるようになったら ?」
 
書き始めて2年かかって、やっとこの事に気がついた時、なんとも、今までもったいないことをしたと思いつつ、果たして1時間で書けるようになるなんて、そんな夢のようなことが起こるのかと諦めに似た苦笑をした。
 
たとえば、1日6時間かけてメルマガとブログを書いているなら、それらはたった2時間で書けるようになり、6時間あったら、3本が書けるようになる !そんな夢のような、現実ではとうていあり得ないことが本当に起こればいいなと妄想だけを膨らましていたその時、私はあるゼミを見つけてしまった。顔を上げた時に予期せぬ誰かとふと目があってしまった事はあるだろうか ?まさに、この時にそんな感じがした。いつもなら私は即目をそらして遠くを見るようにしているが、今回ばかりは目をそらすことはできなかった。そう、私が目を合わせたのは、あの天狼院のあのFB広告である。いま、まさに私が妄想していたことがそこにある。
 
見つけて即ポチッっとして、今私はここにいる。
 
書くのが早くなるなんて、私の中ではファンタジーの世界と同じぐらいに非現実的な話で、文章なんて、2ー3時間かけて書くのが当たり前だと思ってた私だったが、ふと、思った。
 
なんと!
 
今書いたこの文章の下書きがたった15分で書いてしまっていた。
 
これには本当にびっくりした!
 
人間、やる気になったら何でもできる。まずはやってみる!
諦めるのはそれからだ!!
簡単にあきらめるな!
 
バックミュージックは「スクールウォーズ」のテーマソングである。
「イソップーーー!!!」と心の中で叫ぶ
 
どうやら私は、気がつかないうちにファンタジーの非現実妄想世界に来てしまったようだ。ここには入り口はあるけど出口はない。もう後戻りはできない。書き続けて前に進むしかないようだ。絶対に無理だと思ってた壁を乗り越え、さらにその先に行こうとしてるなんて、ファンタジーとしか思えない。
 
そして、ファンタジーの世界なのだから、もしかすると魔物のようなスランプや悪魔のような誘惑が息を潜めて隠れていて、書こうとする私の時間を奪いに来るかもしれない。そんな時、普通なら、ネタを求めて毎日悩みまくり、誘惑にのってムダな休憩時間をたっぷり取ってしまい後悔するのだろう。
 
だが私なら大丈夫だという自信がある。なぜなら私は、あの時ポチッとした例のゼミで、自分の限界に何度も挑戦させられた。今思えば、あれはかなりの超スパルタ式だったと思う。私はそこで戦い方をしこまれた。そして、気がつけば、磨けば切れる剣と書くほどに防御が上がる盾も与えられていた。だから安心して言える。私は大丈夫なのだ。
 
もし書くことに対してレベルがあるのなら、今私のレベルはどれぐらいだろうか?
100レベ目指して、存分に今まで以上に書くことを楽しみたいと思う。
 
*** この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。 http://tenro-in.com/zemi/70172

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2019-03-08 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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