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オタク女子高生が考察する「オタクに恋は難しい」わけ


 
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:十川蒼来(ライティング・ゼミGW特講コース)
 
「〇組の○○くん、かっこよくない?!」
「なあなあ、お前の隣の女子、可愛いよな」
高校生になってからというものそんな会話がちらほら教室から聞こえてくる。
(出たよ、恋愛話)
別に嫌いじゃないけど、人に語るほどの内容がない。かといって話題を振られて答えないで、その場の雰囲気をさましてしまうのも、いたたまれない気持ちになる。だから、自称恋愛偏差値35の私は、塵に等しい恋愛経験をかき集めてその場をしのいでいる。
 
ついこの間、宿泊防災訓練があった。東日本大震災が起こってから、いつ震災があっても安全に避難できるようにと、この取り組みが始まったそうだ。
その夜、
「蒼来ちゃんの推しは誰?」
推しというのは、どの子がタイプかということだ。ここでは、クラスの男子で気になる人は誰か。と1人の女子から聞かれた。
(推し? 未だに男子とは話せてないし、気になる男子もいないからな……)
恋愛に対して、前より少し執着がない私だが、話したいという人並みの乙女心が出てしまった。もうしょうがない、奥の手を出そう。ということで、一番最近話した男子の名前を言った。話したと言っても、遠足についての連絡だが。私の私情で名前を出してしまった男子、ごめんなさい。
だけどその男子のおかげで一晩中、女子と話すことが出来た。ありがとう。
ここで、防災訓練だろ! とツッコミたくなった人がいると思う。だが、宿泊防災訓練が重要なことぐらいはみんなわかっている。
それでも恋愛話に花が咲くはそういう年頃だからだろう。
 
そんな私は『オタク』だ。
「好きなアニメは?」と聞かれたら、多すぎてきりがないだろう。
日本のアニメが、世界からの評価が高かったことから、少しはオタクたちに優しい現代社会になった。かといって、
「昨日やってたあのドラマ観た? 超良かったよね?」
「あの俳優かっこいいよね!」
などと言っている、いかにも『青春楽しんでます!』という感じの方々に対して、アニメの良さを語ってください。と言われたら、気が引ける。
多分、5秒もしないうちに逃げ出すだろう。
だから、私のようなオタクたちは、『まあ、少しくらいアニメも嗜みますよ』程度に抑えている。つもりだ。
でも、話し始めたら饒舌になるので、どうしてもオタク感はにじみ出てしまうのだが。
 
漫画から数えると、オタク歴9年目になる私だが、未だによくわからないところがある。
それは、漫画は語っても大丈夫だが、アニメは語り始めると途端に受け付けなくなる人がいることだ。
ここからは、私の意見になってしまうがお付き合い頂きたい。
オタクというのは一言でいうと、『愛が強い人』だと思っている。
そのジャンルにすごく愛が合って、ずっとその作品、キャラクターを一途に想っている人だ。
オタクではない人に当てはめると、アイドルグループが好きな人たちと同じだと考える。
例えば、この作品の〇〇のキャラクターが可愛くて、こういう性格が好き! という人がいたとする。これを置き換えると、このグループの○○がカッコよくて、こういうところが好き! と思えば普通だと思う。
ただ、好きになったジャンルがマイナーだっただけだ。
 
そんなオタクたちは基本、夢見がちだ。その理由は二次元の方々が、自分のタイプに完全に当てはまるからだ。
今回は女性目線で考えてみる。
3次元でいわれる『イケメン』と、二次元の『イケメン』は、もうそもそも質が違うと感じる。
世間一般の女子が思う『イケメン』は、顔が整っていて優しくて、気遣いが出来て、リードしてくれる……。でも、現実問題そんな白馬の王子様のような人はどこを探してもいない。
なぜなら、人間は基本、完璧なんて人はいないからだ。
だが、アニメや漫画のキャラクターはどうだろう。
およそ、9割の確率で女子の理想の条件を満たしている。そのうえ、それぞれにいい塩梅に個性がある。なんて理想的なんだろう!
オタクにとってこのような状況が普通だから、3次元の男性を見てもときめきが少ないと感じるのだろう。
これが「オタクに恋は難しい」わけだと考える。
もうこれは致し方ない。好きになってしまったものは仕方ないし、わざわざ変える必要もないと思う。
世の中の男性の方々、2次元に張り合おうと思ってはいけない。諦めるほかないのだ。
 
私のつたない説明だったが、『オタク』の生態について少しはおわかりいただけただろうか?
ここまで読んでくださった優しい皆さま。近くにオタク話をしている人を見つけても、優しい目で見てほしい。その人たちは、アイドルグループ好きな夢見がちな方々だ。周りに害を与えてないのなら、できればその夢から覚まさせないであげてほしい。
 
だが、もうそろそろ私は、二次元に現実逃避するのは終わりにして、3次元とも向き合おう。
 
 
 
 
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2019-05-05 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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