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メディアグランプリ

スランプは幽体離脱すれば何とかなる


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【8月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:榊原豊晴(ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
「何を言いたいのか分からないし、何が面白いのか分からない」
 
このたった一言で、ほぼ毎日、頑張って更新してきたブログの更新が止まった。
 
文章で物事を表現することは苦手だ。それは認識している。それでも、「自分の中の何かを表現できるようになったら、何か世界が変わるのではないか」と何と直感で思い、ブログ講座へ行った。
講座の中では、文章を書くこと自体に慣れると言う目的で、どんなことでもどんどん書いて更新していくことを学んだ。その直後は、ぎこちないながらも書きたいことを書きたいだけ更新していった。
 
講座に行けば仲間もでき、複数人で行うので励みになる。気持ちも盛り上がるのだ。まるで、祭りの真っ只中のようなテンションになることができる。
この時には、かなりの更新ができた。1日に2記事も3記事も書いたこともあった。
頑張りすぎるくらい、頑張っていた。
 
「明日は更新する時間がないから、今日のうちに2記事書こう」
 
毎日更新を目標にしていたブログだった。次第に、投稿時間を操作してごまかし始めた。繰り返していくうちに、1日2記事が負担になってきて、書かなくなってくる。
 
「そもそも、文章を書くどころか、読むのも好きではないんだよな」
 
自分の中にある、よく言いわけをする悪魔の言葉が出てくる。同時に、励ましてくれる天使も出てくる。
 
「文章をスラスラ書けるようになりたいんじゃなかったのか。 今度こそと思って、頑張るんじゃなかったのか」
 
自分を奮起させる気持ちも出てくる。更新は減りながらも、何とか続ける決意をしていたのだ。
文章を書くということの大変さを感じながらも、「慣れてきたぞ、慣れてきた」という呪文を自分に言い聞かせながら書き続けていた。しかし、書き続けたいという思いは、ずっと持っている。
 
ある日、仲間から、19年間という長い間、ブログを毎日更新している方がいると聞かされた。その方は、ブログなども含めたブランディングを教えてくれる塾を開催していると。その塾に行くことを勧めてくれた。
そして、2019年の1月から2月にかけて、全4回を受講し、途切れ途切れだったブログの再開に成功した。
 
毎日、自分の好きな食べ物のことやお店、受講してきた講座などの感想を書いていく。次第に書くことが面白くなり、文章や内容を褒めてくれる人も出てきた。
お世辞だとしても、自分が苦手だと思い続けている文章を褒めてくれるというのは、とても嬉しいことだ。
ブログで情報を発信していく面白さに、ようやく気付き始めてきた頃だった。ずっと、お店などのレポート的なものを書いてきたのだが、ようやく自分が感じ、自分の中から湧き上がってくるものを表現し始めた頃だった。
 
「何を言いたいのか分からないし、何が面白いのか分からない」
 
傘もレインコートもない、全く無防備の状態で、ゲリラ豪雨にあったかのようだ。
 
「ハハハハハ……」
 
本当の感情を悟られないよう、ごまかすように笑った。今まで、ピーンと張っていた糸が、いとも簡単に、それも軽やかにハサミを入れられるように、心の中で、スパン! と切れた音が聞こえた。
 
そこから、更新といえば、自分の講座の宣伝記事くらい。それも、たまにしか書けなくなった。ブログを書こうとすると、現在もまだタイピングの手が止まってしまう。
 
「どうしかしなくては……」
 
この状態をスランプというのだろうか。どうしても、心のブロックが外れない。書きたいのに書けない。
 
「書けばいいんだ。 ただ、それだけなんだ。 でも、手が止まる。 どうしよう……」
 
焦りが止まらない。そればかりにとらわれてしまう。アイデアは出る。書きたいことが浮かんでは消え、浮かんでは消えていく。毎日、この繰り返しだ。次第に、心と体が分離していくような感覚に襲われてきくる。
 
「こういう感覚って、幼いころに経験したな……、幽体離脱というやつかな」
 
頭で考えることができなくなる感覚だった。なんか、ぼーっとしている。魂と言うのだろうか、肉体から抜け出して、自分を上から眺めているような感覚だった。
 
何時間だろうか、そのような感覚で空中を漂っていた。
想像上であっても、本当であっても、自分の姿を眺めていると、自分の中にある言葉が浮かんできた。
 
「哀れだな……」
 
自分自身を哀れむようになったら、終わりだと思っていた。
そこまで行くと、かえって開き直ってきて、次第に冷静になってくる。客観視できるようになってくる。いわゆる、一種の幽体離脱なのだろう。
幽体離脱して、自分を見つめられるようになると、よく自分が見えてくる。気が楽になってくる。自分自身を「しょせんは他人事だ」と思えるようになってくる。
 
公開という形式のブログ更新は行えていないが、一般公開しないクローズの場では、かなり書けるようになってきた。
自分を客観視すること、あとは数をこなすのみだ。
 
受講した講座の中で、書けなくなった理由がハッキリと分かった。
 
「文章を否定すると、その人のアイデンティティを否定することになりかねない」
 
「ああ……、これだったんだ……」
 
ブログに書く、何かを表現すると言うことは、自分の今まで生きてきた人生が少なからず、にじみ出てくる。人生の否定、そして、関わってきた人たちすら、全てを否定された感覚に襲われていたのだ。
 
今までのように、傷つき続けることもできる。その反面、傷の正体が分かれば、傷を効果的に治すこともできる。
物事の正体がわかり、客観的に見つめることができれば、ロードマップを手に、迷わず目的地に行くことができるとともに、困難に立ち向かいやすくなることを、身をもって知ることができた。
 
 
 
 

*** この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
 

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2019-06-20 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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