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銀婚式を迎える私達が、交際期間ゼロ日で結婚を決めた理由


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:しん(ライティング・ゼミ平日コース)
 
 
唐突ですが私、この7月で結婚25年になります。
そう、銀婚式です。うん、めでたい。
 
なんじゃそりゃ?
だからなんだ!?
 
はい、そうですね。そう思いますよね。
 
しかし、この結婚生活、他人から見ればこれまで続いてきたことが不思議でならないようなのです。
 
同居していた私の母は、昨年ヒートショックで突然死しました。母は、50年もの間、統合失調症という問題を抱えていました。彼女は世間からは狂人扱いされ、嫌われ、避けられ続けてきました。そんな母と最後まで向き合った私の嫁。他人から見るとそんな私の嫁は超人か観音様のような人と映るようです。
 
普通に考えれば、離婚しても誰も彼女を責めなかったでしょう。
いや、それ以前にそんな母と同居しなければならい私と結婚したことが考えられない選択だと、周囲には映っていたと思います。
 
実は私たち夫婦は交際期間を経ることなく結婚を決めました。
いきなり婚約です。
 
お見合い?
いいえ。してません。
新入社員として入社してきた彼女と、営業部の先輩後輩として私達は出会いました。
 
婚活パーティーで知り合った?
私たちの時代にそんなものはありませんでした。
あったら参加してみたかったですね。
 
では、どういう理由で私たちは結婚したのか。
 
私が超絶イケメンだったから。
そんなわけない! 残念ながら見たらわかります。
 
私が実は金持ちだった……。
いいえ。ただの会社員でした。
 
私たちは会社の先輩、後輩という関係でした。パチンコや麻雀が大好きで、いつも会社の仲間達と一緒に遊び歩いていました。出身大学が同じで、一年後輩の彼女とは共通点はあったものの、特別な関係ではありませんでした。ある日、お酒の席で普通に会話していて、ちょっとした馬鹿話の流れで……。
 
「お前俺と付き合うか?」
「それってプロポーズですか?」
「おお! そうだよ! でもうちには頭のおかしい母親がいるから、めちゃくちゃ嫌な思いするぞ!」
「別にいいですよ。途中からボケちゃうよりも、最初から分かってたほうがいいことだってあるんです。もう一度聞きますけど、これってプロポーズですよね?」
「だから、そうだよ!腹くくれ!」
 
そんなふうに勢いで応えたら、翌日彼女が実家に報告したのです。
しかも当時、別の男性とお付き合いしていた彼女ですが、その方にも「私結婚するから」と別れを告げたというものスゲー展開で、結婚することになりました。
 
え!?
俺、結婚するの?
まぁ、いいか。彼女いない歴も1年以上だし、こいつといると自然体でいられるし……。
 
とこんな感じで、結婚して25年が経ちました。あの時、意識はしていなくても、私の無意識の中では彼女と人生を共にしたいと願っていたのだと思います。
 
最愛の娘と妻と私の父親の4人家族。とてもとても幸せに暮らしてます。傍からみればそうでもないかもしれませんが、こういうことは言ったもん勝ちです。
 
私は、人生には3つのキーワードがあると感じています。
 
その3つのキーワードとは「縁」と「運」と「タイミング」
 
人は出会うべき人や出来事に、説明の付きようのない縁と、不思議な運と、偶然とは思えない絶妙のタイミングで出会います。
 
もしも、私が彼女と学生時代に出会っていたら。
もしも、私と彼女の職場が一緒でなかったら。
もしも、あの時、私が妙なハイテンションでなかったら。
 
これらが一つでも当てはまっていたら、私たちは夫婦にはならなかったでしょう。
 
見えない縁で引き寄せられ、お互いを知る環境で、お互いを必要とするタイミングで結婚を意識した。
 
恵まれた縁と、出会った運を大切にしていたら、必要なタイミングが訪れた。
そのタイミングで自分に素直になって行動したら、結婚という結果が手に入った。
これだけのことです。
 
年収がどうとか、お互いの家族構成がどうとか、姿かたちがどうとか……。
そんなことに意識が向いていたならば、決して夫婦にはならなかったでしょう。
 
見逃さなかったんです。
お互いを繋いだ縁と運とタイミングを。
 
見逃さなかったお互いの無意識を「あっぱれ!」と褒めてあげたい。
 
恋愛や結婚に限らず、仕事でも友人関係でも、縁と運とタイミングは私たちの人生のあらゆる場面で訪れます。日常現れるそれらは、見逃したとしても、それほど大きな影響はないかもしれません。しかし、人生には見逃すわけにはいかない大きな「縁と運とタイミング」があります。それを見逃してしまうのか、つかみ取るのかは人生の一大事です。つかみ取る秘訣は、抗わないことだと私は思うのです。
 
本当はどうしたいのか? ためらわずに言葉にする。
しのごの言わずに、流れに乗って動いてみる。
 
自分の心を大切にすること。
結果の影響が、自分にだけ及ぶのであれば動いてみる。
それが出来れば、あとはなんとかなる。
 
縁と運とタイミングが揃い、素直に動いてみた時、幸せは訪れる。
銀婚式を迎える2019年7月。25年前の自分に言ってあげたい。
 
「あっぱれ!」
 
 
 
 

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2019-06-28 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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