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メディアグランプリ

会社の鬱憤は料理で晴らせ


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:井戸由(ライティング・ゼミ平日コース)
 
 
「仕事して帰ったら家事と育児、ちゃんと料理するなんて偉いね」
「旦那さんのごはんも、離乳食も考えるなんて大変だね」
 
私が結婚して、そして出産したあとによく言われる労いの言葉たち。
けれど、私はえらいなんてちっとも思ったことがない。
 
「いいえ、全然苦じゃありませんよ。」
 
そう返せば、
 
「無理しないようにね」
「たまには息抜きもしなさいね」
 
そう、私の周りの人々は優しいのだ。私が無理して言っているとでも言わんばかりに労わってくれる。
 
私は会社で、社内報を作っている。2か月に1回発行するために、企画を立てる。そして、毎度、経営陣にお伺いを立てなければいけないし、誰かの一存で今まで積み上げていたものがガラリと変わることもある。そう、自分の好き勝手に作ることは許されていない。それでも今の仕事が好きだ。私は会社の中でずば抜けて秀でているわけでもないし、なんとか頑張ってやっと人並程度の人間だ。頑張れるのは、社内報作成が会社のアイデンティティを形成していく大事な仕事だと思っているからだし、支え合っていきたいと思える仲間もいるからだ。それでも、もちろん鬱憤は溜まっていく。誰かにお伺いを立てたり、なし崩しにされたり、うまく相手に伝えられなければ、そこで自分の主張はないものとされる。自分の好き勝手な成果物は受け入れられず、社員のため、会社のために日々考えていく必要がある。
これは、どの部署やどの業種においても言えることではないかと思う。自分が社長でない限り、サラリーマンは自分の意志でなんでもかんでも決めることはできないのだ。そして、一生懸命に費やした成果がすべて自分に還元されるかというとそうでもない。そして、部下がいれば部下のしりぬぐいだって仕事の一部となる。
だからこそ、私は言いたい。
 
常に指示を仰いでいる、あなた。
部下のヘマでへこへこと謝り倒してげっそりしている、あなた。
会社で鬱憤が溜まっているサラリーマンのあなたにこそ、料理をするべきだと伝えたい。
 
なぜなら、キッチンであなたはボスであり、有能な部下はあなただけ。「料理」づくりは、思い通りになれば楽しい作業であるし、「料理(成果物)」はあなたや家族に必ず還ってくる。おいしい食事を家族みんなで囲めば、幸せな気持ちになれる。
 
それで、私はその「料理」とやらに、いつ熱を注いでいるのか。平日は、会社から保育園に寄って家に帰れば、腹ペコの息子が今か今かと夕食を待ち望んでいる。それは時間差で帰ってくる夫も同じ。息子が生まれてからは、専ら週1回の「つくりおき料理」づくりを楽しんでいる。
 
つくりおき料理で目標としていることは、以下3点。
 
・みんなが美味しく食べられるもの
・健康面を考慮する
・2時間以内で終わらせる
 
また、注意していることとして、衛生面を考えて完成品は基本的に水曜日までのもの、それ以降は簡単に作れるような状態にすべく、簡単な下ごしらえとレシピをあらかじめ組んでいる。ある週のメニューを例としてあげてみる。
 
【例 1週間の主菜】
月曜 手羽先のトマト煮
火曜 冷しゃぶ
水曜 トマトソーススパゲティ
木曜 焼き餃子
金曜 チャーハン
 
【1週間の副菜】
もろきゅう
高野豆腐の煮物
レバー煮
アスパラのベーコン巻き
小松菜のおひたし
 
1週間のメニューの全部が手作りでなくてもいいし、再利用もする。上記の例でいうと、餃子は冷凍のものだし、手羽先のトマト煮のソースは多めに作っておいて、スパゲティのトマトソースにリメイクしている。いくら「料理」が楽しいとは言え、無理はしないことが鉄則だ。疲れているときの「料理」は苦痛になるからだ。どんなに「料理」をつくることが楽しくても、疲れていてはただただストレスがたまる原因となる。だから、つくりおきを作るときは、できる限りでいいし、週末のよく寝た次の日と決めている。
 
目標に対して、自由に食材を買い(もちろん予算はあるが)、自由につくる。誰にも指図されず、ひたすら私が作りたいものをつくる。目標に向かってなぜこの食材を買ったのか、なぜこのメニューにしたのか、口に出して説明する必要もない。目標も自分自身に課しているだけであり、家族から私に求められているのはおいしいものをつくる、それだけだ。おいしいものをつくり、家族で食卓を囲む。これ以上幸せなことはあるのだろうか。平日おなかをすかした家族、疲れた私が最小限の力で幸せにできる、それが料理の力だ。
 
まだ、あなたが「料理」に魅力を感じていないなら、独身のうちに「料理」をすることを薦める。それこそ、家族なんて気にせず、自分好みの味を見つけさえすればいいからだ。簡単なものでいいので、あったかい出来立てのごはんを食べることがストレス解消、疲労回復につながることを実感できるだろう。
 
現代社会に疲れているそこのあなた。
一緒に「料理」をつくって、会社の欝憤を晴らしませんか?
 
 
 
 
***
 
この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
 

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2019-07-11 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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