主食にもメインにもなれない健康食
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
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記事:なりたいもん(ライティング・ゼミ平日コース)
「長寿の人の○○食」「食べるだけで○○になる」「メタボを解消する○○!」とか、テレビやインターネットで、色んな健康法や美容法が紹介されています。
美容法やダイエット法が気になる人や、年齢による体調不良や老化現象が気になる人は、そんなに情報に敏感です。
効果がありそうなものや最新のものなどは、すぐに試したくなりませんか?
私は整体師であり、「負けない身体になる」を目指しているので、こういうキーワードやタイトルのものはすごく気になります。
それに、お客さまから「最近、○○がダイエットにいいって」とか、「血圧を下げる」「コレステロール値を下げる」「メタボリックシンドロームの予防になる」という健康法や食べ物についての話も伺うので、調べたりもします。
こういう話をされる方は、健康診断(生活習慣病健診や人間ドック)の数値が悪かったり、病気にかかったことがあるご家族がいたりして、病気になった時のことを不安に思っていらっしゃる方が多いです。
不安だから病気対策や予防になる食材や食事の健康法を見つけて試すのだと思います。
しかし、ずっと続けている人はどのくらいいるのでしょう。
「○○を買いに行ったら売り切れていた」
「○○を買ったけど、どうやって食べるのか分からない」
「美味しくなくて続けられない」
「毎日食べるとなるとお金がかかり過ぎ」
「毎日なんて、飽きちゃう」
「作って食べるのは無理、コンビニで売ってないし」
・・・という感じで、続けられない人も多いのではないでしょうか?
それに、毎日、色んなサイトで健康情報が発信され、色んな健康食材を紹介する番組が放送されるので、「食べた方がいい」という食材がたくさん紹介されています。
それらを試している人はどのくらいいるのでしょう。
「この病気には○○、別の予防には○○って、健康番組を見るたびに食べる食材が増えていく」
「栄養素○○を含む食材って言われて食べているけど、他のサイトでは違う食材を進めていた、どっちなんだろう」
「毎日、色んな食材を揃えるなんてできない」
「作るのは無理だからサプリで摂っているけど、種類が増えて高額に」
・・・という声を聞きます。私も全部摂るのは難しいと思います。
そこで私は気が付きました。
「私は健康番組に振り回されているのではないか?」と。
健康で、元気なら、健康食材は不要です。
それなのに、色んな食材が気になってしまい、それを毎日、毎食、摂らなければいけないと思ってしまいました。
健康食材を続けられない理由は、話題の食材に偏ってしまうからだと思います。
その食材しか食べないとか、主食やメインディッシュにしようとするからではないでしょうか。
そんなことをしたら、身体を維持するために必要な栄養が摂れないことになってしまって、反って不健康になってしまいます。
健康食、食材は、あくまでもサブ(副食)です。主食やメインディッシュの代わりにはなりません。
私たちの多くは、生まれながらに病気に脅かされているわけではありません。
しかし、身体に良いとは思えない食事や生活をしたり、無理をしすぎたり、逆に楽をしすぎたりして、健康が脅かされる身体にしてしまいます。
私たちの身体は、骨や筋肉、内臓や脳、血液やリンパ液などで構成されていますが、その全て細胞でできています。
「病気が不安だ」という人は、「脳梗塞になりたくない」、「糖尿病になりたくない」、「認知症になりたくない」などと言っていますが、その病気を引き起こす血管も骨も内臓もみんな細胞でできています。
だから、細胞を健康にする食材や生活が第一に必要なのです。
細胞が健康なら、血管も神経も骨も内臓も脳も健康になれると思います。
まずは、細胞を健康にする食事と生活を見直しましょう。
私は予防医療について学び、それが細胞の中のミトコンドリアを活性化させることだと知りました。
また、整体師として活動する中で、人によって、目的によって、身体が必要とする食材や阻害する食材があることも知りました。
阻害するということでは、食べ過ぎ、飲み過ぎ、偏食、過食などは身体にとっては負担になります。食事の消化吸収の妨げになるからです。
健康によい食材であっても、こんな食べ方をしたら、健康に逆行してしまいます。
私たちの身体は、身体が必要だという食材を摂って、それを栄養とし、生活をすれば、健康になるし元気になります。
それは、疲れにくく、病気にもなりにくい身体で、けがも早く治るし、老化も怖くない身体です。
健康法や美容法が気になったら、その健康食材を毎食、まるで主食かメインディッシュのように摂るのではなく、今の自分の食生活を見直しましょう。
身体が喜ぶ食事をしているかな?
身体が喜ぶ生活をしているかな?
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