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ヲタクを再開して気付いた3つのメリット


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事: 砂口 智子(ライティング・ゼミ日曜コース)
 
ヲタクの皆さん、そうじゃない皆さん。そしてヲタクを卒業した皆さん!
こんにちは、砂口智子です。
 
最近数年ぶりに“ヲタク”を再開したんですが、大人になってから始めたヲタク活動、通称“ヲタ活”は社会で揉まれ傷ついた心に、絶大な効果がありました。
 
今、ヲタクをやってない人、また社会人になってヲタクを卒業してしまった人に、やるなら今! と叫びたい。そんな気持ちで、大人になったから気付いたヲタ活のメリットを紹介したいと思います。
 
そもそもヲタクって言われても……? な方も多いと思うので、少し説明を。
アニメや漫画を筆頭に、日本には様々な“ヲタク”が存在しています。
鉄道、女性アイドル、宝塚やジャニーズ、K―POP、ディズニ―など何でもあり!
 
あるひとつのジャンルに対し、“熱意”と“愛”と“お金”を注ぎ、それが日常の一部になっているのなら、何が対象でも立派な“ヲタク”なんじゃないでしょうか? そういった意味では日本の半数以上がそうかもしれませんね。好きという気持ちがヲタクの始まりです。
 
因みに、私がヲタクを再開したのは、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』という、男性声優がゴリゴリのRAPで対決する音源を聞いたのが切っ掛けです。
 
その当時、仕事をどう工夫しても上手くいかない上に、当時の上司と全く反りが合わなかった為、日々自己嫌悪と怒りで、どうしようもなく腐っていました。
 
そんな時にこの音源を聞いたのですが、このコンテンツ、いい大人が互いに「死ねや、オラぁ!」と言葉で殴り合う、なかなか刺激的(?)な内容の音源でした。
最初は唖然としましたが、曲を聴いているうちに、その時抱えていた上司へのモヤモヤや仕事が上手くいかない悲しさが、すぅーっとひいて、寧ろこの曲くらいオラついてやろうか! と思える位、気が楽になりました。
 
この一件から、社会人になって何となく遠のいていたアニメや漫画を見るようになり、以前は中々出来なかった“家に帰ったら仕事を忘れる”が出来るようになりました。なので、毎日仕事のことが頭から離れない、休日になってもリフレッシュする元気もなく一日寝てしまう。こんな風に限界まで頑張っている人こそ、ヲタクになって生き返って欲しい、バカをやって欲しい……。
 
それでは、ここからはいい大人がヲタクをやるメリットを紹介します。
 
ひとつめは、喜びのハードルが下がること。
 
まずは好きな作品を見る・聴くだけで、「好きだな」というポジティブな気持ちを味わえます。更に深堀して、個人的にぐっときたシーンや歌詞について考えてみたりすると、自分の好みを発見出来たり、他の人の違う解釈が見られたりして、めちゃくちゃ楽しめます。
 
そのうち「こんな素敵なものを生み出してくれてありがとう!」と作者に感謝の念が湧き、グッズ展開される、雑誌に載る、そんなコンテンツの成長が嬉しくなり、些細なこと、ひとつひとつを喜べるようになります。
 
会社では、何か達成しなければ喜ぶことがないし、それもなかなか機会が無いですよね。それがヲタクになれば“ちょっと早く帰れる”だけで喜べます。家でお楽しみが待っていますので。
 
ふたつめは、社会とのかかわりが増えること。
 
とっても好きな作品に出会えた時、誰かに感想を言ったり見たりすると、その楽しさは倍増します。でも仲間はなかなか身近にはいませんよね? 大丈夫です心配なく。今は“Tweeter”がありますから!
 
ヲタクはTweeterに必ず居ます。まずキーワード検索してみて下さい。検索結果を流し読みしていくと似たような愉しみ方をしている人が見つかるはずです。
その人の感想を読むもよし、自分で呟くもよし。人が理性を失った発言を見られるのはTweeterだけの特典です。
 
その他にも大人になると、遊びに行きたい場所なんてマンネリ化しますが、ヲタクをやっていれば、LIVEやイベントの為に遠征したり、聖地巡礼として作品所縁の地へ旅行してみるのもありです。行動範囲がかなり広がるはず。
 
みっつめは、未来が待ち遠しくなること。
 
今までは自分で予定を立てないと“楽しくてワクワクすること”ってなかなか来ませんでした。でもヲタクになれば、向こうからか勝手にワクワクがやってきます。新作発表、グッズ展開、LIVEは勿論のこと、推しの誕生日やクリスマスなどスルーしてきた国民的イベントも楽しめます。明日が待ち遠しい! 久々にそんな気持ちになれるはずです。
 
大人がヲタクをやるメリット、如何でしたでしょうか?
私は“ヲタ活”は 現在の日本における“信仰”のカタチなのではないかと思っています。信仰は心の支えであり生活の基盤であるし、信仰を通じて仲間が出来、信仰によって活動が生まれる。
 
ヲタクは愛する作品やアイドルを日々鑑賞し、喜び感動し、感謝する。同じものを愛する仲間を見つけ、喜びを分かち合う。そしてLIVEやイベントは、経済をまわす。
 
日本は無宗教の国だからこそ、強く生きていく為の支えが必要です。お疲れのそこの貴方、是非オタクをやって、楽しく生きましょう!
 
 
 
 
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この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
 

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2019-08-29 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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